エンジンや車体などすべてを一新、生まれ変わった250ccガンマの第2世代
1988年は250cc2サイクルレーサーレプリカ市場が最も大きな盛り上がりをみせた時代だったといえよう。ホンダはNSR250、ヤマハはTZR250に大幅な改良を実施して性能を強化。カワサキは新作車KR-1を投入している。そしてスズキは、すべてを刷新した意欲作、RGV250Гをリリースした。
車名にあるVの文字が示すように、エンジンは並列2気筒から90度Vツインとなり、アルミフレームは着脱式のアンダーレールを持つツインスパーに変化。φ41mmと極太なインナーチューブを備える正立式フロントフォークを採用。17/18インチの前後ホイールにラジアルタイヤを装着する。
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先端がとがったアッパーカウルをはじめ外装パーツは一新され、これまで前後一体だったシートはレーサーを思わせる分割式となった。
1988年3月1日にデビューした1988年モデルで、青×白、黒、赤×白の3タイプを用意。RG250Гに比べると凝縮感のある外観に変わり、全長/全幅/全高は1990/695/1065mmと、1987年の5型に比べて25mm短く、105mm低いが、視認性を高めるためにバックミラーの左右幅を広げた結果、全幅は20mm増大した。
軸距は+15mmの1375mmとなるが、これは高速走行における安定性の向上を狙った結果だ。シート高は+20mmの755mm、乾燥重量は−2kgの128kgを公称。価格は8万円値上げされた。型式はVJ21Aで、年式で変化する機種記号はRGV250Jとなる。
世界GPでケビン・シュワンツが駆った500ccのRGV-Гと同様なペプシカラーをまとった特別仕様。スポーツプロダクションがベースで、全調整式の前後ショックやクロスミッションをそのまま受け継ぐ。レーサーと同様にサイレンサーを黒とするのも特徴で、モチュールやRKなどのスポンサーステッカーを同梱。
1989年型は1989年2月2日に発売。VJ21Aの型式に変化はなく、赤と黒の塗色はグラフィックを改めているが外観もほぼ同じ。しかし、点火時期や排気バルブの作動をコンピュータできめ細かく調整する複合デジタル制御システムを導入。キャブレターに電子制御によって流入量をコントロールするエアバルブを採用するなどの熟成が図られた。
1989年型のスポーツプロダクション、VJ21A(RGV250FK)。ミッションや前後サスに加えキャブも変更。標準仕様のTM32SSに対し、TM34SSと異なる。フロントウィンカーの上に3本のラインを配し、リアショックの別体式ガス室にステッカーを追加。
1988年型と同様にペプシカラーを1989年6月に発売。翌7月には、全日本で辻本選手や樋渡選手が走らせたシックカラーをリリース。両車ともゴールドのドライブチェーンを採用する。
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