BMW、X5にプラグインハイブリッド仕様を新設定 欧州で今秋発売

BMWは、SUVモデル「X5」に新たにプラグインハイブリッド車（PHV）「X5 xDrive40e」を設定すると発表した。BMWはこれまで「i8」と「i3」にPHVを設定していたが、量販モデルへの設定は初となる。

「X5 xDrive40e」は、4気筒ガソリンターボエンジンにモーター（最大トルク250Nm）とハイブリッドバッテリーを組み合わせることで、システム最高出力313hpと29.4-30.3km/Lの低燃費を両立。0-100km/h加速タイムは6.8秒と高性能を維持しながら高効率化を実現している。EV走行可能距離は最長31km。モーター駆動で最高120km/hで走行できるという。

ハイブリッドバッテリーは荷室の床下に搭載し、ラゲッジルーム容量は5名乗車時で500リッター、2名乗車時では最大1720リッターを確保するなど実用性も確保している。

X5 xDrive40eはヨーロッパでは2015年秋の発売が予定されている。