■「スポーツカーの聖地」「緑の地獄」と呼ばれる、ニュルブルクリンク
自動車業界の方なら、ちょっとは認識していただけていると期待していますが、僕(筆者:木下隆之)は自称「ニュル男」なのです。
「走る棺桶」を操るレーシングドライバーのほとんどがライダー転身組
日産契約ドライバー時代の1989年に、初めてニュルブルクリンク24時間レース(ドイツ)に参戦してからというもの、世界一過激とされているニュルブルクリンクに魅せられ、「ニュル詣」を続けて久しく、気がつけば日本人最多出場となり、日本人最高予選5位と最高位5位記録、日本人最速3位というレース中のファステストを記録、正真正銘の自称「ニュル男」なのです。
という自慢話はさておき、バイクの世界にもニュルブルクリンクというサーキット名は轟いているようで、先日イタリアの高級バイクブランド「MVアグスタ」が、150台限定で「ブルターレ1000ニュルブルクリンク」という特別仕様車を発表した記事を見て頬が緩んだ。
ニュルブルクリンクは、ドイツ・フランクフルトから約200kmの片田舎にあり、総延長20.8kmという超ロングなサーキットである。高低差は300m、大小のコーナーが170カ所以上あり、ほとんどが高速コーナーで先の見えないブラインドだ。急勾配も点在し、ジャンプスポットもあれば急バンクもある。コースオフエリアは無いに等しく、危険極まりない。そして路面は荒れ放題。世界の自動車メーカーが開発のステージとして日参している。
メーカーがニュルブルクリンクをテストの場に使う理由は、過激だからだ。カーブレイクコースとしても有名でもあり、クルマを鍛えるには都合がいい。ニュルブルクリンクの24時間は世界の365日と言われるほど、短期間にマシンの素性が試されるからである。
テストコースとしても有名ならば、タイムアタックのステージとしても有名だ。ここでのタイムがそのままマシンの性能を証明する。
過去には日産「GT-R」が7分26秒のタイムを記録し、世界にその名を轟かせた。レクサス「LFA」が7分14秒でそのタイムを塗り替えた。ポルシェやフェラーリも交えてタイム合戦が繰り広げられているのだ。
日産は「GT-R」の最速グレードに「GT-Rニュル」の名を与え、レクサスは「LFA」の世界限定50台の限定マシンを「ニュルパッケージ」として売り出したほど。日本のメーカーにとって「ニュル」はひとつの称号でもあるのだ。
さすがにニュルブルクリンク詣を繰り返す2輪メーカーを目にすることは珍しいが、MVアグスタはこのマシンを徹底的にニュルで鍛えたに違いない。バイクの世界でもニュルブルクリンクブームが再燃したら、個人的に嬉しい気がする。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
ついにトヨタ「新型セリカ」復活!? 次期8代目登場か… 中嶋副社長「セリカ、やっちゃいます。」宣言! 会長も後押し!? ラリージャパンで語られたコトとは
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
レクサス新型「小型スポーツカー」がスゴい! “テンロクターボ”×初の6速MTを搭載! 最小SUV「LBX MORIZO RR」どんなモデル?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?