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【フォーミュラE】ダ・コスタがDSテチータに移籍。連覇のベルニュと強力タッグ

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【フォーミュラE】ダ・コスタがDSテチータに移籍。連覇のベルニュと強力タッグ

 フォーミュラEのシーズン6(2019-20年)の開幕が迫る中、DSテチータはアントニオ・フェリックス・ダ・コスタと契約したことを発表した。

 ダ・コスタは、BMWのファクトリードライバーとしてこれまで6年間活動してきた。フォーミュラEでは、シーズン5から本格参戦したBMWにとっての初勝利を、ダ・コスタが挙げている(開幕戦ディルイーヤePrix)。

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 しかし今年9月、ダ・コスタがBMWのファクトリードライバーから離脱したことが確認された。そして彼は、DSテチータに移籍することとなった。

 DSテチータはかつてダ・コスタが所属し、2015年のブエノスアイレスePrixで初優勝を挙げたアムリン・アグリを前身とするチームだ。ジャン−エリック・ベルニュがシーズン4・5と連覇を達成した他、シーズン5ではチームチャンピオンにも輝いており、フォーミュラEの強豪チームへと成長している。

”ガーデニング休暇”もあるため、ダ・コスタのチーム合流は10月1日まで待たなければならないようだ。彼は、10月後半に行われるプライベートテストで、DSテチータのマシンをドライブする予定となっている。

 ダ・コスタは移籍について、次のようにmotorsport.comに話した。

「何かを変えようと思った時、今年だけでなく前年も優勝しているチームに加わるのは簡単な選択だった」

「チームがアグリだった頃に所属していたことがあるので、よく知っているチームに戻るんだ」

「その後チームはテチータになり、JEV(ベルニュ)を起用して大きく進歩した。最初はルノーのパワートレインを使っていたけど、今はDSを使って大きな一歩を踏み出したんだ。だから(移籍先を決めるのは)簡単だった」

「言うまでもないけど、BMWを離れることを決断するのは本当に大変だった。F1に行くチャンスを逃してから(ダ・コスタは2012~13年のレッドブル育成ドライバー)、僕にとってレースにおけるファミリーだったからね」

「レッドブルと共に、2014年にBMWからDTMに参戦した。DTMでは優勝もしたし、ポールポジションも獲った。フォーミュラEでも勝ったし、GTEマシンを開発してル・マンも戦ったんだ。だから(BMWとの間に)多くの歴史があるし、僕はとても感情的で、義理堅い男なんだ」

「僕にとって、この移籍を決心するのは非常に難しいことだった。でも移籍をするなら、DSとテチータしかありえなかった」

「彼らは今や、フォーミュラEをリードするチームだ。だから、そんなチームに加わることができて、僕のキャリアにとっても非常に嬉しく思う」

 アムリン・アグリ時代からチームに在籍し、現在はDSテチータのチーム代表を務めるマーク・プレストンは、ダ・コスタについて次のようにコメントした。

「彼は我々全員にとって良き友人であり、我々は彼を歓迎する。DSテチータの金と黒のカラーリングに身を包んだ彼を見るのを楽しみにしている」

「彼は素晴らしいドライバーだし、速い。ジャン−エリックとアントニオが共に走るのを見られるのは素晴らしいことだ」

 DSテチータを離れたアンドレ・ロッテラーはポルシェに加入することとなっている。一方、ダ・コスタが離脱したBMWアンドレッティは、マキシミリアン・ギュンターを迎え入れている。

 シーズン6の開幕戦はサウジアラビア・ディルイーヤで11月22-23日に開催される予定だ。

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