2019年5月26日、F1第6戦モナコGP決勝がモンテカルロ市街地サーキットで開催され、ポールポジションからスタートしたメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがシーズン4勝目を飾った。2位はフェラーリのセバスチャン・ヴェッテル、3位にはメルセデスのバルテリ・ボッタスが入った。シーズン開幕から続いていた連続1-2フィニッシュ記録は途切れたものの、メルセデスAMGは開幕6連勝となった。タイヤ交換後からフィニッシュまでハミルトンを猛追したレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、ピットアウト時にアンセーフレリースの5秒ペナルティを受け4位。5位にレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー、7、8位にはトロロッソ・ホンダのダニール・クビアト、アレキサンダー・アルボンが入り、ホンダ勢は今シーズン初めての全4台入賞となった。
ニキ・ラウダ氏に捧げるモナコ3勝目
5月20日に70歳の生涯に幕を閉じた元チャンピオンのニキ・ラウダ追悼レースとなったモナコGP。ラウダ氏に誘われて2013年にメルセデスAMGに移籍、以降勝利を積み重ねて現役最強ドライバーとなったルイス・ハミルトンが「恩人」に捧げる勝利を飾った。
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しかし、栄冠までの道のりは予想以上に厳しいものだった。ポールポジションからレースをリードしたものの、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がタイヤをバーストさせて撒き散らしたデブリを排除するために11周目にセーフティカーが入り、上位4台はタイヤ交換へ。
ここでメルセデスAMGは残りレース距離を走り切るには不安の残るミディアムタイヤを選択。しかし、後続のフェルスタッペンとヴェッテルがともにハードタイヤを選んだことで、ハミルトンはレースフィニッシュまで厳しいタイヤマネージメントを強いられることになる。
猛然とアタックを仕掛けるフェルスタッペンに対し、ハミルトンは防戦一方。しかし“抜けないモナコ”というコース特性を利用して最後までしのぎ切り、なんとかトップチェッカーを受けた。前戦に続いて2連勝、シーズン4勝目を天国のラウダに捧げた。
不屈のファイトを見せたマックス・フェルスタッペン
3番手グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、タイヤ交換後のピットアウト時にピットレーンでボッタスと接触しながら2番手に順位を上げる。
しかし、これが危険行為とみなされてレース序盤にして5秒のタイムペナルティというハンデを背負うことになる。優勝するには前をゆく首位ハミルトンをコース上でかわし、さらに5秒差をつけなければならない。そんな絶望的な状況ながら、フェルスタッペンはミディアムタイヤをセーブしてペースが上がらないハミルトンを毎周のように攻め立てる。
残り3周となったシケインでは思い切ってインに飛び込むもオーバーテイクには至らず、結局2番手のままフィニッシュ。5秒ペナルティを受けて最終的には4位まで後退することになったが、最後まで諦めないファイティングスピリッツで観客を沸かせた。
レッドブル・ホンダはチームメイトのガスリーは終盤、後続とタイム差があったことからタイヤをソフトに交換。狙い通りにファステストラップを記録してボーナスポイント1点も獲得している。
次戦第7戦カナダGPは6月6日、モントリオールの・ジル・ビルヌーブ・サーキットで開催される。
2019 F1第6戦モナコGP決勝
優勝 44 L.ハミルトン(メルセデスAMG) 78周
2位 5 S.ヴェッテル(フェラーリ)+2.602s
3位 77 V.ボッタス(メルセデスAMG)+3.162s
4位 33 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)+5.537s
5位 10 P.ガスリー(レッドブル・ホンダ)+9.946s
6位 55 C.サインツJr. (マクラーレン・ルノー)+53.454s
7位 26 D.クビアト(トロロッソ・ホンダ)+54.574
8位 23 A.アルボン(トロロッソ・ホンダ)+55.200s
9位 3 D.リカルド(ルノー)+60.894s
10位 8 R.グロージャン(ハース・フェラーリ)+61.034s
2019 F1ドライバーズスタンディング
1位 L.ハミルトン(メルセデスAMG)137
2位 V.ボッタス(メルセデスAMG)120
3位 S.ヴェッテル(フェラーリ)82
4位 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)78
5位 C.ルクレール(フェラーリ)57
6位 P.ガスリー(レッドブル・ホンダ) 32
2019 F1コンストラクターズスタンディング
1位 メルセデスAMG 257
2位 フェラーリ 139
3位 レッドブル・ホンダ 110
4位 マクラーレン・ルノー 30
5位 レーシングポイント・メルセデス 17
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