ホンダはコンパクトステーションワゴン「シャトル」に一部改良を実施し、15日に発売した。今回の改良は、今年6月にマイナーチェンジした「フィット」の改良に準じたもので、安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準化するとともに、パワートレインの改良により燃費を向上させた。
ホンダ センシングは、従来より設定のあった自動ブレーキや誤発進抑制機能などの衝突回避支援機能に加え、ステアリング制御「車線維持支援システム(LKAS)」や、アクセルペダルから足を離しても前走車との車間距離を適切に保つ「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」などの機能も加え、運転中のドライバーの負担を軽減する。
パワートレインは、ハイブリッドシステムとガソリンエンジンにそれぞれチューニングを実施し、燃費を34.0km/Lから34.4km/Lへと向上するとともに、加速フィールを向上させた。
さらにスマートフォンをUSBで接続し、音楽再生や通話、マップアプリケーションの操作などをナビ画面や音声で行える「Apple CarPlay」や「Android Auto」に新たに対応。深さを二段階で調節可能なドリンクホルダーも採用した。フォグライトをLED化したのも新しい。
ホンダ シャトルの価格は、ガソリン車が177万0120円から196万4520円。ハイブリッド車は208万0080円から263万1960円。
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