23ft(約7m)シリーズ最新型
ジャパンキャンピングカーショー2023において、エアストリームジャパンが主力商品の1つである「フライングクラウド23FBツイン」を披露した。
【画像】全長4m~7m 輸入キャンピングトレーラー【6選】 全176枚
フライングクラウドは、過去に人気モデルとなりつつも惜しまれながら生産終了となった「サファリ」の後継機種だ。
現在はダブルアクスル(2軸)の車種において、スタンダードモデルに位置付けられる。
ダブルアクスルの中で最もリーズナブルで、全ラインナップの中で最もサイズ(間取りパターン)展開が多いことや木目調をベースとした暖かみのある内装家具の質感のよさが特徴だ。
なかでも“23フィート”は、日本で買える牽引型最大サイズながらも運転しやすい点がポイントで、さまざまな世代および多様なライフスタイルを満喫しているユーザーがチョイスしている。
同社スタッフによると“23フィート”は、ソロにも、ファミリーにもオススメできるモデルで、実際にこのサイズが人気なのだという。
生産終了モデルとの違いは?
今回のショーでは、23フィートCBタイプの生産終了が決定してしまったフライングクラウド「23CBバンク(二段ベッド)」も展示されていたので、「23FBツイン」との違いを伺ってみた。
リビングが広いフライングクラウド「23CBバンク」は、起きている時間が長く、データイムもエアストリームの中で愉しみたいファミリーを意識したモデル。
より贅沢に過ごすことができるフライングクラウド「23FBツイン」は、昼間は外でたくさん遊んで、疲れたらエアストリームの中でゆっくりするといったスタイルで愉しみたいペアに相応しいモデルとのことだった。
「23FBツイン」の就寝定員は4名だが、実質的にはふたりで使うスタイルが適しているそうで、子育てが終わったご夫婦などが愛用しているという。
「23FBツイン」のサイズは、全長×全幅×全高が7240×2490×2970mmで、車両重量は2200kgだ。
車両本体価格は2145万円である。
今後の入荷予定について
オプションのソーラーパネルと電子レンジを装備している撮影車(参考出展車)の税込価格は2206万6000円で、すでに成約済みであった。
エアストリームジャパンによれば、今年の春に「ダブルベッド仕様」が入荷され、夏に「ツインベッド仕様」が入ってくるそうだ。
いつの時代にもアウトドア好きが憧れ、ステータス・カーとして認知されている「エアストリーム」は、1931年にワーリー・バイアム氏によって生み出されたアメリカン最高級キャンピングトレーラーだ。“キャンピングカー界のロールス・ロイス”とも呼ばれている。
オールアルミ製ボディの修理/メンテナンス性のよさと内装のリフォームが可能というサステナビリティから、一生モノ以上の製品として長きにわたって愛用するユーザーがたくさんいることでも有名だ。
その圧倒的な耐久性から実際にエアストリームを購入したユーザーが愛息や愛娘とアウトドアを楽しみ、その後、孫と一緒に出かけるようになったというエピソードを耳にする機会も多い。
価格が2000万円オーバーだが、孫の世代まで使える“一生モノ以上の製品”として考えれば納得できる適正な金額だといえるだろう。
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