2019年3月10日、フォーミュラE第5戦が香港の市街地サーキットが行われ、レース後の裁定によりヴェンチュリー・フォーミュラEのエドアルド・モルタラが優勝した。トップでゴールしたヴァージン・レーシングのサム・バードはペナルティにより6位となった。。
最終ラップのアクシデントとレース後の逆転ドラマ
今年の香港E-PrixはフォーミュラEにとって50戦目に当たる記念大会でもあった。サーキットは香港のセントラルバーバーに面した1.890kmの特設ストリートコース。抜きどころがほとんどないため、10日午前中に開催された予選がまずは勝負の鍵となった。
路上駐車は必ず違反になってしまうのか。実はある“安全地帯”【くるま問答】
しかし、この日の天候は雨模様。参加22台が4つに分かれた予選グループセッション、そしてその上位6台が臨むスーパーポールとも、雨が降ったり止んだりの天候の中で、アタックのタイミングが明暗を分けた。
ポールポジションを奪ったのは、予選グループ4でベストタイムを出し、スーパーポールで最後にアタックすることになったストフェル・バンドーン。今年からフォーミュラEに乗るバンドーンにとっても、来年からフォーミュラEに参加するメルセデスの尖兵として送り込まれているHWAレースラボチームにとっても、記念すべき初めてのポールポジション獲得となった。
午後4時からのレース(45分+1周)は、曇天ではあるもののドライコンディションでのレースとなる。ポールポジションのバンドーンは出遅れ、予選2番手のオリバー・ローランド(ニッサンe.dams)がトップに躍り出る。
しかし、後方グループのアクシデントにより3周で赤旗となり、ローランドはレース再開直後、サム・バード(ヴァージン・レーシング)と接触、トラブルを起こし失速してしまう。
これで首位に立ったバードもヘアピンでミス、その隙をついたアンドレ・ロッテラー(DS・テチータ)がポジションを奪う。レースはここからロッテラーとバードの一騎打ちに。ロッテラーはバードを突き放せないものの、巧みなブロックで終盤までバードを抑え込んだ。
ドラマが起きたのは最終ラップ直前。90度コーナーへのブレーキングでロッテラーの右リアにバードが接触。ロッテラーのマシンは右リアタイヤをパンクしてストップ。一方のバードは最終ラップも無事に走り切ってトップでチェッカーを受けた。
しかし、レース終了後にバードに5秒ペナルティの裁定が降り、2位でフィニッシュしたエドアルド・モルタラ(ヴェンチュリー)が繰り上がりで優勝となった。バードは結果的に6位となった。
2018-2019フォーミュラE 第5戦 香港E-Prix 最終結果
優勝 エドアルド・モルタラ/ヴェンチュリー・フォーミュラE 36周
2位 ルーカス・ディ・グラッシ/アウディ・スポーツ・アプト・シェフラー・フォーミュラE +0.988秒
3位 ロビン・フラインス/エンヴィジョン・ヴァージン・レーシング +1.536秒
4位 ダニエル・アプト/アウディ・スポーツ・アプト・シェフラー・フォーミュラE +1.985秒
5位 フェリペ・マッサ/ヴェンチュリー・フォーミュラE +3.258秒
6位 サム・バード/エンヴィジョン・ヴァージン・レーシング +3.306秒
7位 ミッチ・エバンス/パナソニック・ジャガー・レーシング +5.711秒
8位 ゲイリー・パフェット/HWA・レースラボ +6.062秒
9位 オリバー・ターベイ/NIO・フォーミュラE +7.318秒
10位 アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ/BMW i・アンドレッティ・モータースポーツ +8.186
2018-2019フォーミュラE ドライバーズランキング
1位 サム・バード/エンヴィジョン・ヴァージン・レーシング 54
2位 ジェローム・ダンブロシオ マヒンドラ・レーシング 53
3位 ルーカス・ディ・グラッシ/アウディ・スポーツ・アプト・シェフラー・フォーミュラE 52
4位 エドアルド・モルタラ/ヴェンチュリー・フォーミュラE 52
5位 アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ/BMW i・アンドレッティ・モータースポーツ 47
2018-2019フォーミュラE チームランキング
1位 エンヴィジョン・ヴァージン・レーシング 97
2位 アウディ・スポーツ・アプト・シェフラー・フォーミュラE 86
3位 マヒンドラ・レーシング 83
4位 ヴェンチュリー・フォーミュラE 66
5位 BMW i・アンドレッティ・モータースポーツ 65
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
名古屋まで100キロ信号なし“スーパー一般道”完成いよいよ秒読み! 国道23号「名豊道路」新IC名も決定!
「実質タダで乗れてサイコー!」 新車価格より“高く売れる!?” 「資産価値の高い」国産車3選
660ccの「小さな高級車」って最高! めちゃ上品な「オトナの軽自動車」に称賛の声! ダイハツ本気の「ラグジュアリー仕様」が凄かった!
マツダ新型「スポーティ“セダン”」初公開!? 迫力エアロの「BP-07」! 精悍リアスポも超カッコイイ「マツダ3」登場へ
千葉県に存在する「ミステリーサークル道路」の秘密に反響多数!?「理由初めて知った」地図でも異様な「巨大な円形」はなぜ生まれたのか
660ccの「小さな高級車」って最高! めちゃ上品な「オトナの軽自動車」に称賛の声! ダイハツ本気の「ラグジュアリー仕様」が凄かった!
日本の自動車市場からフラッグシップセダンが減っている理由
トヨタ「プリウスα」なぜ消滅? 「復活」の可能性はある? “ちょうどイイサイズ”に3列シート装備で「画期的」だったのに… 1世代限りで生産終了した理由は
ホンダ新型「ヴェゼル」登場! 3年ぶり刷新でめちゃ精悍な「“スポーティ”カスタム」も設定! イチバン売れてる「純正アクセ」とは?
発売前は「AE86の再来」と期待されたトヨタ「アルテッツァ」は残念な1台でした…というのは昔の話。現在では中古価格が上昇中です
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?