現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 60年代の“シャークノーズ”が復活…BMW『3シリーズ』次期型がついに来た!

ここから本文です

60年代の“シャークノーズ”が復活…BMW『3シリーズ』次期型がついに来た!

掲載 1
60年代の“シャークノーズ”が復活…BMW『3シリーズ』次期型がついに来た!

BMWは現在、フル電気自動車の『i3』と、従来の内燃エンジンを搭載する『3シリーズ』次期型とを同時に開発中だが、 ガソリンエンジンを搭載する3シリーズ次期型プロトタイプを、スクープ班のカメラが初めて捉えた。

ドイツ・ミュンヘンで捉えたガソリンエンジン搭載プロトタイプは、“i3ノイエ・クラッセデザイン”の特徴を多く共有するが、スタンスは少し異なる。ボンネットは少し長く、前輪はより前進し、フロントガラスは少し立ち気味だ。そのため、EVに触発されて再考されたというよりは、現在の「G20」世代3シリーズの大幅な改良版のように見えるのが特徴だ。

日産『エルグランド』、15年目の大変身へ! 燃費倍増も、BEV化はおあずけ?

ただし、これは初期のプロトタイプなので、生産段階のパネルがすべては取り付けられていない可能性がある。そのため、どのように進化するかは結論を出すのを待とう。

プロトタイプでは、1960~70年代のBMWに見られた特徴的な“シャークノーズ”スタイリングが華々しく復活し、セダンのスポーティなスタンスをシャープに演出している印象だ。この効果は、より深く、よりアグレッシブなフロントバンパーと、過度に派手になることなく力強さを増し、張り出したフェンダーによって、強化されている。

側面ではフラッシュドアハンドルを装備、伝統のホフマイスターキンク(サイドウインドウ後端輪郭の折れ線)もカモフラージュの下にあるのだろう。足回りでは、スポーティなアルミホイールと、大きな高性能ブレーキを装着している。後部では、「Mパフォーマンス」を示唆する4本出しエキゾーストパイプも確認できる。また、暫定的にハイマウントされたLEDテールライトを備えたリアエンドのデザインは、フル電気自動車のi3と似ており、BMWではデザインの差別化を最小限に抑えているようにも見える。

注目はプラットフォームだ。フル電気自動車と内燃機関モデルを同じプラットフォームで組み合わせた『i5/5』シリーズと『i7/7』シリーズとは異なり、i3と3シリーズの2車種は互いに異なる基盤を採用すると予想されている。フル電気自動車のi3セダンは、発売予定の『iX3』SUVと共有される「Neue Klasse」アーキテクチャを採用し、内燃機関駆動の3シリーズは、近日発売予定のG45『X3』の基盤にもなる「CLAR」プラットフォームを採用すると報じられている。これがプロポーションとスタイリングの違いとなるのだ。

パワートレインもX3新型と共有するとみられ、BMWの定番エンジンのマイルドハイブリッドバージョンが搭載されるだろう。おそらく、2.0リットル直列4気筒と3.0リットル直列6気筒で、いずれも馬力と燃費が向上する。また、「M3」次期型も電動化の影響を受けないわけではない。しかし、BMWの関係者の話では、次のM3はM5の重いプラグインハイブリッド・セットアップを放棄し、代わりにより軽量のマイルドハイブリッド・システムを採用するようだ。いっぽう完全電動クアッドモーターも開発中であると報じられている。

現行G20世代の3シリーズは、2018年に初めて登場し、2022年と2024年にマイナーチェンジが行なわれた。BMWの通常の開発スケジュールを考えると、3シリーズ次期型は、i3セダンとともに2026年に発売される可能性が高い。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

2025年最初のスクープは、メルセデスベンツ『Cクラス』! 4年目の大刷新で何が変わる!?
2025年最初のスクープは、メルセデスベンツ『Cクラス』! 4年目の大刷新で何が変わる!?
レスポンス
【デートカーが帰ってくる】「ホンダ プレリュード」が20年以上の時を経て復活!最新情報の全て!
【デートカーが帰ってくる】「ホンダ プレリュード」が20年以上の時を経て復活!最新情報の全て!
AutoBild Japan
「ヤリスクロス」サイズの新型EV、トヨタ『アーバンクルーザー』をくまなくチェック![詳細画像]
「ヤリスクロス」サイズの新型EV、トヨタ『アーバンクルーザー』をくまなくチェック![詳細画像]
レスポンス
「やっぱり“軽さ”って武器」ついに発売、カワサキ「シェルパ」!SNSで話題沸騰
「やっぱり“軽さ”って武器」ついに発売、カワサキ「シェルパ」!SNSで話題沸騰
レスポンス
【サウジアラビア】約950万円! トヨタ新「クラウンマジェスタ」がスゴかった! “5年ぶり”に復活も「セダン」じゃないタフボディ採用! 最上級モデル「マジェスタ」ひっそり復活してた
【サウジアラビア】約950万円! トヨタ新「クラウンマジェスタ」がスゴかった! “5年ぶり”に復活も「セダン」じゃないタフボディ採用! 最上級モデル「マジェスタ」ひっそり復活してた
くるまのニュース
[15秒でわかる]NIO『ET9』…1500万円オーバーの最高級EV
[15秒でわかる]NIO『ET9』…1500万円オーバーの最高級EV
レスポンス
【2024写真蔵トップ10】<第3位>やはり「最新」は「最強」か。アストンマーティンの新型ヴァンテージ、日本デビュー!
【2024写真蔵トップ10】<第3位>やはり「最新」は「最強」か。アストンマーティンの新型ヴァンテージ、日本デビュー!
Webモーターマガジン
「ブルーバードお前の時代だ。」凡庸な先代から生まれ変わった6代目の衝撃【懐かしのカーカタログ】
「ブルーバードお前の時代だ。」凡庸な先代から生まれ変わった6代目の衝撃【懐かしのカーカタログ】
レスポンス
ハイパワーハイブリッド搭載!トヨタ『タコマ』ニューモデルをチェック[詳細画像]
ハイパワーハイブリッド搭載!トヨタ『タコマ』ニューモデルをチェック[詳細画像]
レスポンス
ブリッツのストラットタワーバーに60系『プリウス』と40系『アル/ヴェル』フロント用が追加
ブリッツのストラットタワーバーに60系『プリウス』と40系『アル/ヴェル』フロント用が追加
レスポンス
メルセデスやマツダの手で完全バランスの直6エンジンが高級感を求めて復活! とはいえいくら滑らかでもモーターにはかなわない現実にどうなる直6!!
メルセデスやマツダの手で完全バランスの直6エンジンが高級感を求めて復活! とはいえいくら滑らかでもモーターにはかなわない現実にどうなる直6!!
WEB CARTOP
さらに100kg軽量化!? スズキ『アルト』次期型は「48Vスーパーエネチャージ」でパワーUP&燃費改善
さらに100kg軽量化!? スズキ『アルト』次期型は「48Vスーパーエネチャージ」でパワーUP&燃費改善
レスポンス
「まるで戦車」3.5トンのボディがその場旋回!メルセデスベンツ『G580』にSNS驚愕
「まるで戦車」3.5トンのボディがその場旋回!メルセデスベンツ『G580』にSNS驚愕
レスポンス
トヨタの”超コンパクトミニバン”「パッソセッテ」がスゴかった! 全長4.1m級ボディだけど7人乗れる「今だから欲しいモデル」とは
トヨタの”超コンパクトミニバン”「パッソセッテ」がスゴかった! 全長4.1m級ボディだけど7人乗れる「今だから欲しいモデル」とは
くるまのニュース
【アメリカ】日産が新型「ムラーノ」登場してた! 「エルグラ顔」&「斬新シフト」で超カッコイイ! 新型「高級SUV」10年ぶり「日本復活」にも期待大!
【アメリカ】日産が新型「ムラーノ」登場してた! 「エルグラ顔」&「斬新シフト」で超カッコイイ! 新型「高級SUV」10年ぶり「日本復活」にも期待大!
くるまのニュース
ホンダ新型「プレリュード」 24年ぶり復活の「6代目モデル」は2025年に発売へ! ホンダらしい“走りのDNA”継承した「本格スポーツクーペ」に期待大!
ホンダ新型「プレリュード」 24年ぶり復活の「6代目モデル」は2025年に発売へ! ホンダらしい“走りのDNA”継承した「本格スポーツクーペ」に期待大!
くるまのニュース
さらなる冒険を可能にする1台! トヨタが米国市場で2025年型「タコマ」を発表
さらなる冒険を可能にする1台! トヨタが米国市場で2025年型「タコマ」を発表
バイクのニュース
「125ccで国内販売して」話題のターボ機能付きスクーター、ヤマハ『AEROX ALPHA』に日本のファンも注目
「125ccで国内販売して」話題のターボ機能付きスクーター、ヤマハ『AEROX ALPHA』に日本のファンも注目
レスポンス

みんなのコメント

1件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

505.0610.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

79.0318.0万円

中古車を検索
i3の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

505.0610.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

79.0318.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村