クルマ好きなら一発でわかるけれど、「ちょっと詳しい」くらいではパッと車名が浮かばない、というクルマは多いはず。それでも一台一台には作り手と売り手と買い手の思いが詰まっています。
さまざまな思い出が詰まったクルマに、もう一度スポットライトが当たることを願ってお送りする本企画。車名がわかった方、ぜひSNSで思い出とともに高らかに「いいクルマだった!」とシェアしていただければ幸いです。
え、スカイラインのハイブリッド廃止ってマジ!? これから日産セダンはどうなるのよ……
文/山城颯太
写真/日産
難易度/★★☆☆☆
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●正解:日産・180SX(1989-1999)
日産・180SX(1989-1999)
1989年5月に発売を開始した3ドアクーペ。姉妹車のS13シルビアがS14型にモデルチェンジしたあとも販売が継続され、1998年12月までの約10年間、のべ11万3000台が生産されました。
1991年にマイナーチェンジを実施した中期型は、エンジン排気量を1.8Lから2Lにアップ。最高出力205psのSR20DET型ターボエンジンを搭載しました。1996年に大規模なマイチェンを受けた後期型は、大型のリアスポイラーで武装しました。
S14シルビアの販売が振るわぬなか、180SXのスタイリッシュなデザインは当時の20代を中心に人気を集めました。「走り屋のクルマ」というイメージを確固たるものにし、現在も根強いファンを抱えています。
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