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岐路に立つ三菱の新車全情報 新型アウトランダーPHEVは22年春登場

掲載 更新 6
岐路に立つ三菱の新車全情報 新型アウトランダーPHEVは22年春登場

 デリカD:5のビッグマイナーチェンジをはじめ、eKクロスなどデザインアイデンティティである「ダイナミックシールド」化を推し進める三菱。

 2020年4~6月期の決算は1761億円の最終赤字と現状は厳しいながら、販売面での屋台骨となるSUVの新型アウトランダーPHEV、軽EVに新型電気SUVなど電動化技術を採用した新型車を今後続々と投入していく計画だ。

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 ここでは、アウトランダーPHEV、アライアンスを組む日産アリア・IMkの「三菱仕様」、そしてエクリプスクロスPHEVなど、三菱自動車の今後の新型車について紹介!

【画像ギャラリー】三菱期待の新型たち、そして現行ラインナップをギャラリーでチェック!!!

※本稿は2020年8月のものです
文・予想CG:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年9月10日号

■NEWアウトランダーPHEV(2022年4月登場予定)

●新型は現行のパワートレーンをリファインして搭載!

パワートレーンは現行型の直4、2.4L DOHCをリファインして搭載する。S-AWCも大きく進化しそうだ(画像はベストカーによる予想CG)

 現行型の評価も非常に高いアウトランダーPHEVだが、来年登場予定の新型はまず、ガソリン車が先に登場してからその1年後に本命のPHEVが追加されることになる。

 パワーユニットには、現行モデルベースの前後2モーター4WDとし、直4、2.4Lをリファインして搭載する。EVとして走れる距離を現在の60kmから100kmに向上させる。

■NEW軽EV(2021年6月登場予定)

●最新技術テンコ盛りな新型の軽EV!

三菱が培ってきたEV技術が発揮される1台。軽らしからぬパワフルな走りを披露してくれそうだ(画像はベストカーによる予想CG)

 昨年の東京モーターショーに日産が「IMk」として小さなEVを発表したが、その三菱版となるのがこのモデルだ。

 プラットフォームは、パワートレーンとバッテリーを床下に配置するEV専用の新開発のものを採用し、モーターは最高出力こそ自主規制値の64psだが、最大トルクは15.0kgmを大きく超えてくる可能性が高いという。

 また、運転支援技術には昨年スカイラインがマイチェンした際にハイブリッドモデルに搭載した「プロパイロット2.0」相当が採用されるという。

■NEW電気SUV(2021年12月登場予定)

●アリアとはひと味違う!!? 三菱製ピュアEV

流麗なルーフラインの新型電気SUV。フロントマスクにはもちろんダイナミックシールド(画像はベストカーによる予想CG)

 7月15日に公開された日産のピュアEVであるアリア。その三菱仕様となるのがこの電気SUVだ。来年中盤登場予定のアリアに対し、少し遅れて来年末以降の登場となる予定だ。

 バッテリーはアリア同様、65‌kWh仕様と90‌kWh仕様の2種類が設定され、駆動方式は2WDと4WDが設定されるのも一緒。90‌kWhの4WDモデルは最高出力394ps、最大トルク61.2kgmを発揮し、航続距離は430~610kmほどというから日常的な使い勝手はいいはずだ。

 スタイルはアリアと同じくクーペスタイルのクロスオーバーSUVとなるが、三菱のダイナミックシールドが取り入れられることになる。2006年に発売されたi-MiEVでこれまで蓄積してきたEVのノウハウが生かされた1台になることは間違いないだろう。

■エクリプスクロスにPHEV追加!

 三菱のクロスオーバーSUVラインナップのなかではスタイリッシュなスタイルを特徴とするクーペSUVのエクリプスクロスだが、デビュー当初は直4、1.5Lターボのみだった。

 昨年6月、デリカD:5に搭載される直4、2.2Lクリーンディーゼルが追加設定されたのはご存じのとおり。

 で、7月27日に開催された三菱のオンライン会見での資料で今年秋、エクリプスクロスにPHEVが追加されることが明らかになった。期待大!

ガソリンターボ、クリーンディーゼルに続く第3のパワートレーンとして今秋PHEVを追加する

【画像ギャラリー】三菱期待の新型たち、そして現行ラインナップをギャラリーでチェック!!!

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みんなのコメント

6件
  • RVRは、アウトランダーやエクリプスクロスと同じホイールベースで全長が短いだけ、差別化が必要。5ナンバーモデルでも良いので200万前後の価格帯で、モデルチェンジして欲しい。
  • こういうベストカーらしい記事はいいね!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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