■SUVの次はミニバン化!?「クラウン ヴェルファイア」発表!
2023年6月21日、トヨタは日本で4世代目となる新型「アルファード」および新型「ヴェルファイア」を世界初公開し、同時に販売を開始しました。
高い人気を誇る大型高級ミニバンの両車を全面刷新したトヨタですが、同日に隣国でも注目すべきモデル、新型「クラウン ヴェルファイア」を世界初公開しています。
【画像】1770万円の新型「クラウンミニバン」登場! 高級感スゴい「新型車」を画像で見る(85枚)
クラウン ヴェルファイアは、トヨタと中国第一汽車集団の合弁会社「一汽トヨタ(以下、トヨタ)」が2021年からラインナップしている大型高級ミニバンです。
初代クラウン ヴェルファイアの基本的な車体構造は、当時トヨタが日本で販売していた2代目ヴェルファイアを踏襲するも、高級車を象徴するクラウンシリーズに相応しくなるよう「王冠」のエンブレムをフロントなど車体各部に採用。
ベースモデルのヴェルファイアの特徴でもある、高級感あふれる内外装デザインも加わり好評を博していました。
今回発表された2代目となる新型クラウンヴェルファイアも、先代同様に日本仕様の新型ヴェルファイアをベースとしたモデルです。
トヨタの発表した公式動画を見ると、フロントには大きな王冠のエンブレムが先代同様にあしらわれており、このクルマが紛れもない高級車であることを主張しています。
さらに、左右ボディサイドのBピラー付近にも同じく王冠エンブレムを配置。ここは前席と後席どちらを乗降する際にも必ずと言ってよいほど目に入る場所であるため、オーナーの所有欲を大きく満たす演出となるでしょう。
また、フロントドアの先端には「HEV」のロゴが見て取れ、このモデルが環境にも配慮したハイブリッド仕様であることが分かります。
リアには王冠のエンブレムはありませんが、テールレンズの中央には「CROWN VELLFIRE」のロゴが大きく取り付けられました。
その他のデザインや装備は、同日に日本で発表された新型ヴェルファイアと同様のものとみられ、黒を基調とした金属調の加飾によるアグレッシブかつ上質感のあるスタイリングを採用。迫力のある新デザインの2段ヘッドライトも両車に共通する特徴です。
内装も、インパネ中央に配置された大型ディスプレイから、高さがあるセンターコンソール、ラウンド形状のインパネトリムと、日本の新型ヴェルファイアと共通のアイテムを採用。包まれ感のある運転席・助手席としました。
また、2列目シートは飛行機のビジネスクラスのような、快適性の高いキャプテンシートとし、長距離や長時間の移動中でもゆったりとくつろぐことが可能な空間を創出しています。
新型クラウン ヴェルファイアの価格は、「至尊版」と呼ばれるグレードが89万9000元と発表されており、日本円にして約1770万円にも上る高額なモデルとなります。
※ ※ ※
今回発売した新型クラウン ヴェルファイアの日本導入について、トヨタからの公式発表はありません。
しかし、日本では新型アルファードと新型ヴェルファイアが発売していることや、日本で展開される新型クラウンシリーズには日本に向けのブランディングが行われていることから、新型クラウン ヴェルファイアは先代同様に中国専売モデルとなる可能性が高いでしょう。
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レクサスLMスーパーリムジンとか出して、世界最高額のミニバンだと銘打ったら富豪たちが競って買うかも?