現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新型「トヨタC-HR」の出来と走りは?223馬力プラグインハイブリッドコンパクトSUVでファーストドライブ

ここから本文です

新型「トヨタC-HR」の出来と走りは?223馬力プラグインハイブリッドコンパクトSUVでファーストドライブ

掲載 2
新型「トヨタC-HR」の出来と走りは?223馬力プラグインハイブリッドコンパクトSUVでファーストドライブ

トヨタC-HRは、見た目は向こう見ずだが、経済的には日本の成功モデルである。223馬力の新型プラグインハイブリッドに初乗車。

「C-HR」は、自信をもって、小さな革命と言える。2016年に、最初の、ワイルドなデザインの世代を市場に投入した後、彼らはライフスタイルカーでお金を稼ぐことができることを学んだ。トヨタによれば、現在までの「C-HR」の全顧客の59%が新規顧客だという。

【F1第17戦日本GP 決勝】フェルスタッペンが鈴鹿2連勝でコンストラクターズタイトル決定!

その結果、2代目にはさらにビードとエッジが追加され、エアロダイナミクスにも貢献しているはずだ。明確なモデル革新:新型C-HRはプリウスの「ハンマーヘッドシャーク」ノーズを採用し、Cd値(空気抵抗の単位)を0.24に低減。

トップレンジはシステム出力223馬力の新型プラグイン

ベーシックモデルはフロントに1.8リッターフルハイブリッド(140馬力)、追加料金で2リッターフルハイブリッド(196馬力)を設定し、オプションで全輪駆動も選べる。トップレンジはシステム出力223馬力の新型プラグインハイブリッドで前輪駆動。今回、試乗することができたモデルだ。

プラグインハイブリッドモデルの燃焼エンジンは、フルハイブリッドと同じマニホールド噴射の2リッター自然吸気ガソリンエンジンだ。興味深いことに、このエンジンは152馬力とデュオの中では弱いほうで、一方、永久磁石式電動モーターは163馬力を発揮する。

パーシャルロードでは、エンジンは淀みなく協働する

「C-HR」は、EVオートまたはハイブリッドモードが有効な場合、ドライブモードが自動的に切り替わる。CVTトランスミッションは、フルスロットル時の典型的なハウリングを取り除くことはできない。しかし、7.3秒で0から100km/hを駆け抜けるような急ぎ足でなければ、そこまでペダルを踏む必要はほとんどない。部分負荷では、両方のエンジンがスムーズかつ迅速に連動する。

とはいえ、「C-HR」はスポーツカーではなく、静かだ。心地よく調整されたサスペンションからの転がり音はほとんど聞こえず、ステアリングは直接的でも間接的でもなく、急ハンドルを切ったときにわずかに硬くなる程度だ。バッテリーをゼロまで使い切ったわけではないが、バッテリーインジケーターを信用するなら、純電動航続距離は58km程度だろう。

スポーティなルーフラインからして、車内空間が広くないことは明らかだ。フロントでは、ドライバーを中心としたセンターコンソールにより、コックピットの収まりが良くなった。ヘッドアップディスプレイも、少なくとも私たちが運転したトップトリムのラウンジでは採用されている。

リアは窮屈

しかし、多くの柔らかい表面を持つ素材の選択が改善されたのは、最前列に限られる。リアでは、センターアームレストがなく、ほとんど硬質プラスチックに囲まれ、USB-Cポートが1つしか装備されていないため、窮屈に感じる。

より非実用的な面が「C-HR」のブランドエッセンスの一部であるとはいえ、トヨタはそこから何かを引き出す努力をしている。リアドアハンドルはCピラーに一体化されず、子供が手を伸ばしやすいよう、より下に配置されている。

価格についてはまだ何も知らされていない: トヨタは9月末から10月初旬に注文受付を開始する予定で、最初の車は2024年1月1日から販売店に並ぶはずだ。エントリーモデルの価格は、以前より2,000ユーロほど高くなると予想される。そうなると、およそ35,000ユーロ(約560万円)からとなる。

https://youtu.be/_-Vxq1AGlakText: Jonas Uhlig Photo: Toyota Deutschland GmbH

こんな記事も読まれています

メルセデスF1、トモダチ改造計画でW15を“ドライバーの味方”に「改善のためにマシンをいじめ抜く」
メルセデスF1、トモダチ改造計画でW15を“ドライバーの味方”に「改善のためにマシンをいじめ抜く」
motorsport.com 日本版
最高出力830PS、最高回転数9500rpm!フェラーリから自然吸気V12エンジン搭載モデル「12チリンドリ」が登場
最高出力830PS、最高回転数9500rpm!フェラーリから自然吸気V12エンジン搭載モデル「12チリンドリ」が登場
@DIME
高速道路で「人が旗振ってる!」意味わかりますか? 見かけたらそこは「危険」
高速道路で「人が旗振ってる!」意味わかりますか? 見かけたらそこは「危険」
乗りものニュース
軽自動車の「白っぽく見えるナンバー」なぜ増えた? 軽であること隠したい!? 導入7年「図柄入りナンバー」の現状は?
軽自動車の「白っぽく見えるナンバー」なぜ増えた? 軽であること隠したい!? 導入7年「図柄入りナンバー」の現状は?
くるまのニュース
61年の歴史で初 ハイブリッド化されたポルシェ改良新型「911」に熱視線! SNSでの反響とは?
61年の歴史で初 ハイブリッド化されたポルシェ改良新型「911」に熱視線! SNSでの反響とは?
VAGUE
【試乗】新型シトロエンC3は革命を呼びかけるヤバいクルマ! 日本上陸前に本国でBEVの「ë-C3」に乗った!!
【試乗】新型シトロエンC3は革命を呼びかけるヤバいクルマ! 日本上陸前に本国でBEVの「ë-C3」に乗った!!
WEB CARTOP
モーターマガジンMovie 週間視聴回数BEST5 プラス1(2024年6月9日~6月815日)
モーターマガジンMovie 週間視聴回数BEST5 プラス1(2024年6月9日~6月815日)
Webモーターマガジン
東急バス「バス以外の交通手段」に参入 チャリもクルマもライバルじゃない “相乗効果”狙う
東急バス「バス以外の交通手段」に参入 チャリもクルマもライバルじゃない “相乗効果”狙う
乗りものニュース
アウディがプレミアムミッドサイズSUVの特別仕様車「Q5/Q5スポーツバック Sライン ダイナミックエディション」を発売
アウディがプレミアムミッドサイズSUVの特別仕様車「Q5/Q5スポーツバック Sライン ダイナミックエディション」を発売
@DIME
新型プリウス、クラウン、シエンタ、日産サクラで便利に使えるライティングアイテム【特選カーアクセサリー名鑑】
新型プリウス、クラウン、シエンタ、日産サクラで便利に使えるライティングアイテム【特選カーアクセサリー名鑑】
レスポンス
400馬力! スバルの美しすぎる「スポーツクーペ」が凄い! パワフルな「ツインターボ×四輪駆動」搭載! ガバっと開く「斬新ドア」採用した「B11S」とは
400馬力! スバルの美しすぎる「スポーツクーペ」が凄い! パワフルな「ツインターボ×四輪駆動」搭載! ガバっと開く「斬新ドア」採用した「B11S」とは
くるまのニュース
ヨス・フェルスタッペンがオーストリアGPでレッドブルRB8をデモランへ。息子マックスとの”共演”が実現?
ヨス・フェルスタッペンがオーストリアGPでレッドブルRB8をデモランへ。息子マックスとの”共演”が実現?
motorsport.com 日本版
大学への通学2時間でドラテク磨き!「若者のクルマ離れ」がウソのような「軽自動車レース」に青春を捧げた20代男子の英才教育とは
大学への通学2時間でドラテク磨き!「若者のクルマ離れ」がウソのような「軽自動車レース」に青春を捧げた20代男子の英才教育とは
Auto Messe Web
日産ローレルHT2000SGX(昭和47/1972年4月発売・KHC130型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト069】
日産ローレルHT2000SGX(昭和47/1972年4月発売・KHC130型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト069】
Webモーターマガジン
トヨタ『カローラFX』が米国で登場…現代的でスポーティ
トヨタ『カローラFX』が米国で登場…現代的でスポーティ
レスポンス
日産はレクサスLMよりずっと早く「超VIPミニバン」を作っていた! 「エルグランド・ロイヤルライン」の中身がスゴイぞ!!
日産はレクサスLMよりずっと早く「超VIPミニバン」を作っていた! 「エルグランド・ロイヤルライン」の中身がスゴイぞ!!
WEB CARTOP
サリーン、水素エンジン車でのル・マン復帰を計画中。数年以内にロードカーを生産へ
サリーン、水素エンジン車でのル・マン復帰を計画中。数年以内にロードカーを生産へ
AUTOSPORT web
トヨタがガチで作ったら……想像すると欲しい気がする! なぜトヨタはバカ売れジャンルの「軽自動車」を作らないのか?
トヨタがガチで作ったら……想像すると欲しい気がする! なぜトヨタはバカ売れジャンルの「軽自動車」を作らないのか?
WEB CARTOP

みんなのコメント

2件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

239.2302.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

105.0418.0万円

中古車を検索
C-HRの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

239.2302.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

105.0418.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村