以前より登場が示唆されていたトヨタの新型コンパクトクロスオーバー「カローラクロス」の全貌が明らかになった。北米トヨタは6月2日、昨年タイで先行デビューしたカローラファミリーの新顔「カローラクロス」を北米市場に投入すると発表した。日本導入を前に、その中身をチェックしていこう。
2022年モデルとして北米に投入されるカローラクロスは、現行「カローラセダン」と同じTNGA-Cプラットフォームを採用。パワーユニットは169hpを発生する2.0L直4“ダイナミックフォース”ガソリンエンジン一本で、タイではラインナップされるハイブリッドについては今後の追加が見込まれる。トランスミッションは発進用ギアを持ち、歯切れのいい加速を実現するダイレクトシフトCVTだ。
絶好調の新型ヴェゼルに早くも待った! カローラクロスを投入するトヨタの巨大すぎる壁
駆動方式はAWDとFFを設定し、路面状況により前後トルク配分を0:100から50:50までリニアに可変するダイナミック・トルク・コントロールAWDを搭載する。サスペンションはAWD仕様が4輪独立懸架、FFでは後輪がトーションビームとなる。燃費はFFが13.5km/L、AWDが12.8km/Lと公表される。
エクステリアは、フロントグリルやホイールアーチ、ボディ下部をブラック仕上げとすることでSUVらしさが演出されており、ホイールサイズは最大で18インチまで設定される。昨今のニューモデルに比べると全体的にコンサバティブなルックスと言えるだろう。
インテリアには、デジタルインストゥルメントパネルや8インチタッチスクリーンモニターなど最新のインターフェイスが採用される。装備面ではApple CarPlayならびにAndroid対応はもちろんのこと、フロントパワーシート、シートヒーター、デュアルゾーンエアコンなどの快適装備が充実している。さらに、60:40分割可倒式リアシートが全車標準となり、パワーテールゲートも設定されるなどユーティリティも上々だ。
北米でのグレード展開は、エントリーモデルの「L」、中位モデルの「LE」、上級グレードの「XLE」の3モデルが設定される。北米メディアは、スタート価格が20,000ドル(約220万円)以下の設定になると予測している。
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みんなのコメント
世界一の販売台数の車体・・・・・これが強み
故障リスク等維持費が安い事