12月8日、今年イチバンの国内外の新型車を決定する日本カー・オブ・ザ・イヤーが決定。カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは、2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員の筆者も持ち点25点のうち、最高点の10点を投票した日産サクラ/三菱ekクロスEVだった。
今年の10BEST CARは、ノミネート順にスズキ・アルト、トヨタ・クラウン、日産エクストレイル、日産サクラ/三菱ekクロスEV、日産フェアレディZ、ホンダ・シビックe:HEV/タイプR、マツダCX-60e-SKYACTIV D 3.3、BMW iX、ヒョンデIONIQi、ランドローバー・レンジローバー、ルノー・アルカナの11台。※本年度は第 10位の指名数が同数だったため、「第10位の指名数が同数の場合は対象車群に加える」という日本カー・オブ・ザ・イヤー実施規約に則り、11台の10ベストカーが選出された。
相乗効果で加速する世界的な「EVシフト」と「自動運転」技術の開発
軽自動車のカー・オブ・ザ・イヤー受賞は日本カー・オブ・ザ・イヤー史上初の快挙であり、電気自動車が3台(日産サクラ/三菱ekクロスEV を2台とすると4台)、電動車が5台という、まさに日本における電気自動車、電動車元年と呼ぶべき10ベストカーの選出でもあったのだ。
小学館@DIME/PETomorrow年末恒例の、愛犬家と愛犬のためのドッグフレンドリーカーを選ぶ「ドッグフレンドリーカーアワード2022-2023」
さて、ここは小学館@DIME/PETomorrow年末恒例の、愛犬家と愛犬のためのドッグフレンドリーカーを選ぶ「ドッグフレンドリーカーアワード2022-2023」である。モータージャーナリスト、2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(小学館DIME推薦)、そしてドッグライフプロデューサーでもある筆者と、わが家の愛犬、それも自称自動車評論犬!?3代目となる年間新車”こっそり”試乗台数20台を超える、ジャックラッセルのララとともに、今年イチバンのドッグフレンドリーカーを選出することにした。ノミネート車は2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤーの10BEST CARからとしている。
特別選考委員のララはドライブ大好き!!
実は、今年の10 BEST CARに選ばれなかった、2022年に発売された新型車の中にも、ホンダ・ステップワゴン、トヨタ・シエンタ、日産アリア、スバル・ソルテラ、ダイハツ・ムーヴキャンバス、軽商用車のスペーシア ベース(商用車なので日本カー・オブ・ザ・イヤーにはノミネートできない)など、ドッグフレンドリーカーとして文句なしの車種が数多くあった事実もここで報告しておきたい(パチパチパチ)。
今年のベスト・ドッグフレンドリーカーは「日産エクストレイル」
では、筆者と、自称自動車評論犬!?のジャックラッセルのララが、愛犬家目線、犬目線で選んだ小学館@DIME/PETomorrowドッグフレンドリーカーアワード2022-2023に選ばれた1台はなにか? 議論に議論を重ね、今年のベスト・ドッグフレンドリーカーとして選出したのは、「日産エクストレイル」である。
選考理由は、まず、これまでのギヤ感溢れるキャラクターから一転、新型エクストレイルは「上質」をテーマとして開発され、国産ミッドサイズSUVとして最上級の内外装の質感を持ち合わせているからだ。
プラットフォームを一新し、日産・三菱・ルノーのアライアンスによるCMF-C/Dモジュラープラットフォームを用いた走行性能も素晴らしく、100%電気で走るe-POWERを基本とした3気筒VC(可変圧縮比)ターボによるシリーズハイブリッドであるところも注目に値する。何しろ、その技術が認められ、2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤーの部門賞、テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しているほどなのである。
そしてアリアにも採用される最新の電動車用電気4WDシステム=e-4ORCEを用意し(2WDもある)、最低地上高は4WDのe-4ORCEが185mmとなり、悪路の走破性にもぬかりはない。じつはここもドッグフレンドリーカーとしての資質を問われる部分で、1年中、天候、路面を問わず安心・安全に走れるクルマは、愛犬とのドライブの機会をより増やしてくれる(特に冬季)決め手になるのである。多くの犬は雪が大好きだが、雪道の運転に自信がなく、冬の愛犬とのドライブを諦めるようでは、もったいないというしかない。
基本的な走行性能もドッグフレンドリーだ。ハイブリッドのSUVとして驚くほど静かに走り、乗り心地もフラットかつ上質で快適そのもの。聴覚に優れ、車内でどこかにつかまれない犬にとって、そうした車内の圧巻の静かさ、乗り心地の良さ、姿勢変化の少なさは、歓迎すべきポイントと言っていい。
ところで、犬の特等席と言えば、後席である。エクストレイルの高級感と上質さ溢れるインテリアの後席の座面は比較的フラットで、愛犬が安定して座り、寛げ(ドッグベッド、クレートなどを設置するのが基本)、なおかつ後席のエアコン設定温度を独立して行える3ゾーンフルオートエアコンが用意されているところも、自称自動車評論犬!?のジャックラッセルのララが大いに評価したところである。
最後のドッグフレンドリーポイントが、意外かも知れないが、新型エクストレイルに設定されたAC100V/1500Wコンセントだ。車内外で1500Wまでの電化製品などが使え、例えばコーヒーメーカーや湯沸かしポット、簡易電子レンジも利用可能。エクストレイルを眺めのいい場所に止めれば、そこが”どこでもドッグカフェ”になるのだ。ドライブ先で愛犬と入れるカフェ、レストランが見つからなくても、この方法なら、誰にもジャマされることなく、愛犬とのカフェタイムが楽しめるというわけだ。しかも、電気自動車とは違い、AC100V/1500Wコンセントを使っても、発電用のエンジンを積んでいるため電欠の心配なし。ここは電気自動車を圧倒するAC100V/1500Wコンセントの使いやすさい言っていい。
車内温度の上昇を和らげ、犬がいやがる外からの干渉も防げるリヤドアのロールサンシェードや、後席とサイドシルの間に、犬の乗降時にどうしても抜け落ちる抜け毛が入り込む隙間がない点、そして大型犬の乗車も余裕のラゲッジルームの広さもまた、評価に値する。
ということで、@DIME/PETomorrowドッグフレンドリーカーアワード2022-2023は、日産エクストレイルの受賞となった!! おめでとうございます!
文/青山尚暉
写真/雪岡直樹・日本カー・オブ・ザ・イヤー・青山尚暉
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みんなのコメント
試乗車にペットを連れてインプレッションを
している自動車ジャーナリストがいるけど、
新車独特な臭いや見慣れない空間に
いつも連れ込まれてストレスMAXだろうね。
それにクルマを貸した広報も
清掃の手間が増えて大変だな。