マツダ CX-5(MAZDA CX-5)
現行モデル発表日:2016年12月15日
車両価格:280万9500円~375万1000円
大改良で走行性能と快適性能を高めた、マツダのベストセラーモデル
2代目にあたる現行型は、初代をベースに開発された。2.2Lディーゼルターボにはノック音を低減する「ナチュラル サウンド スムーザー」と発生そのものを抑える「ナチュラル サウンド 周波数コントロール」の採用といった改良が施された。ガソリンエンジンは2.5L自然吸気に気筒休止機構を採用したほか、2.5Lターボも用意。さらに2021年11月には大幅な改良を実施。
マツダCX-5が最新モードにチェンジ。進化を重ねた「決定版」だ。
外観はフロントマスクの意匠を変更のほか、全長は30mm、全幅が5mm拡大することでボディスタイルのバランスも整えられた。走行面では走行モード切替システムの「Mi-Drive」にオフロードモードを追加、悪路走破性が高められるなどの進化を続け、ミドルSUVの最先端を走っている。
2021年11月の大幅改良に合わせてラインナップに加わった特別仕様車の「フィールドジャーニー」に試乗した。これまでのCX-5が持つ、どちらかといえば都会派のイメージとは一線を画するアウトドアテイストを強めたモデルだ。外観ではアンダーガード風の前後バンパーロア、ドアガーニッシュに加え、黒色のサイドドアミラーカバーや17インチのアルミホイールを装備し、フロントグリルとインテリアにはライムグリーンの差し色が加わる。
そしてCX-5では初となる「オフロードモード」がドライブモード(Mi-Drive)に追加されているのも今回の改良の特徴のひとつだ。もともと4WD車には駆動輪の空転を制御するトラクションアシストが用意されていたが、このオフロードモードでは、未舗装道路や雪道などの悪路において、低速域だけでなく高速域まで4WDやATの制御システムをトラクション重視に切り替えて走破性と安定性を高めている。
これはキャンプ場までのアクセスにありがちな泥濘路やウインターシーズンの積雪路など、路面状況を気にすることなくアクティブに使えるSUVとしても心強い装備だ。
走りについては、新旧のディーゼルモデルを乗り比べることができた。定評がある2.2L直4ディーゼルターボは力強く、街乗りはもちろん、合流時など加速が必要な面でも余裕があって運転しやすいのは変わっていない。
全車の改良点として、シャシに減衰制御構造を与えたことやサスペンションのスプリングとダンパー特性の見直し、新構造のシートやシートフレームの改良などが伝えられているが、全体的に走りのスムーズさが増して、滑らかな乗り味となっていた。
さらにロードノイズを抑えるために遮音性も高められており、静粛性もアップ。より上質で快適な車内の環境を持つクルマへと進化していた。
デビューから地道な改良を重ねて熟成され、5年が経過したところで、大幅な改良が施されたCX-5。走りと快適性能強化はもちろん、特別仕様車の追加で選択肢も増えて、ますます魅力的なSUVになっていた。
マツダ CX-5 主要諸元
●全長:4545mm
●全幅:1840mm
●全高:1690mm
●ホイールベース:2700mm
●重量:1520~1690kg
●エンジン:2L直4/2.5L直4/2.5L直4ターボ/2.2L直4ディーゼルターボ
●駆動方式:FF/4WD
●トランスミッション:6速MT/6速AT
●WLTCモード燃費:13.0~19.5km/L
●乗車定員:5名
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