■装備の拡充を図った三菱のクーペSUV
三菱は、同社のクロスオーバーSUV「エクリプスクロス」の改良をおこなったと2022年11月10日に発表しました。
また、同時に特別仕様車の「ブラック エディション」を設定し、一部グレードが同日から発売します。
【画像】走り姿も「イケメン」!? 三菱の高性能コンパクトSUV「エクリプスクロス」の実車を写真で見る(38枚)
エクリプスクロスは当時、三菱としては4年ぶりの新型車でかつ、新規車種のSUVとして2018年3月に登場しました。
デザインコンセプトは「Daring Grace(大胆にして、優雅)」。クーペSUVらしくタフさのなかに流麗で伸びやかなスタイリングを持つものとなっています。
フロントデザインは、三菱のアイデンティティである「ダイナミックシールド」を採用。リヤデザインは当初、ダブルガラスを採用するなど特徴的なものとなっています。
2020年10月にはデザイン変更を含むマイナーチェンジを実施。フロントフェイスがより鋭くなったヘッドライトを採用したほか、特徴的なリアのダブルガラスをシングルへと変更し、テールランプのデザインも左右で繋がったものからL字型の独立した形状となりました。
パワーユニットは、PHEVモデルが2.4リッター直列4気筒エンジンにツインモーター4WDを組み合わせたPHEVシステム、ガソリンモデルには、1.5リッター直列4気筒ターボエンジンが搭載され、2WDと4WDの両モデルを用意しています。
今回の改良ではグレード体系の見直しを実施。ガソリンモデルとPHEVモデルで共通し、「M」「G リミテッド エディション」「G」「ブラック エディション」「P」の5グレード展開となりました。
ガソリン・PHEVモデルで共通する変更点は、P・Gにエレクトリックテールゲートとリアシートヒーターが標準装備となり、利便性が向上しています。
また、後席に充電用USBポートを設定。ガソリンモデルのP・G・G リミテッド エディションおよび、PHEVモデルのMに標準装備となっています。
ガソリンモデルでは、高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」が新たに設定され、P・G・G リミテッド エディションに標準装備となりました。
また、新たに設定されたブラック エディションは、上級グレードPをベースに内外装をブラックにまとめたスポーティな仕様で、ガソリンモデル・PHEVモデルの両方に設定されます。
エクステリアは前後のスキッドプレート、サイドドアガーニッシュ、ドアミラーをブラックとし、専用のブラックホイールを装備しブラックのカラーコーディネートで引き締まったスタイリングとなっています。
インテリアは、メータベゼルとセンターパネルをブラックに、ドアグリップとインパネオーナメントをダークシルバーへと変更。シートやステアリングなどにグレー系のステッチが施されています。
改良モデルのエクリプスクロスはPHEVモデルが386万3200円から、ガソリンモデルが254万2100円からとなっています。
※ ※ ※
なお、改良モデルのエクリプスクロスの発売は、M・G リミテッド エディションが発表と同日の2022年11月10日からですが、そのほかのグレードについては2023年2月16日からの発売を予定しています。
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みんなのコメント
車格的にはミディアムクラスってイメージだけど…
頭大丈夫?