GRスポーツとハイブリッド車か
トヨタ・ヤリス(日本仕様はヴィッツ)が、2020年に生まれ変わる。ニュルブルクリンクで撮影された写真が、その最終デザインを明らかにすることになりそうだ。
「見てくれ」と言わんばかりの派手なカモフラージュは、スープラの開発車両と同様のカラーリング。その姿は、最新型カローラのようにワイドで、うずくまったようなスタンスが特徴だ。
力強いホイールアーチの膨らみが、8年目を迎えた現行型よりもアグレッシブさを強調している。またトップヘビーではなく、重心は低くみえる。こうしたプロフィールであることを考えると、TNGAプラットフォームを採用するモデルである可能性が高い。
同じ日には別のカモフラージュをまとった1台も撮影された。これは、トヨタが2種類のシャシーチューンを開発していると考えられないだろうか。赤の個体はGRスポーツ仕様と思われる。
もう1台は、電動化モデルの開発時に車外に貼り付けるように定められているイエローのステッカーを確認できる。ハイブリッド仕様のテストと考えるのが妥当だろう。
なお、トヨタの高性能モデルは、これまでGazoo RacingによるGRMN、GR、GRスポーツといったモデルが登場してきた。同社の豊田章男社長はこうしたパフォーマンス・モデルを増やしていく意向を示している。
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