■ルームミラーで「後ろ見えない!?」違反になるのか
新生活で引越しをする時や、アウトドアレジャーに向かう時など、クルマにたくさんの荷物を載せて移動する人もいるでしょう。
【画像】えっ…! これが次期型"ハイエース" と言われた「LCV CONCEPT」の画像を見る(89枚)
クルマにたくさんの荷物や大きなものを載せるとルームミラーの視界を遮ることがありますが、ルームミラーが見えなくなってしまっても問題ないのでしょうか。
単身者の引越しや、クルマを仕事で使っている人の中には、たくさんの荷物をクルマに載せて運ぶという人もいるでしょう。
また、かさばりがちなキャンプ道具やアウトドア用品を荷室に満載して出かけるというケースもあるでしょう。
その際、トランクや後部座席が荷物でいっぱいになることで、ルームミラーによる後方が確認できなくなることがあります。この場合、何か違反に問われることはあるのでしょうか。
道路運送車両法の保安基準第44条をみると、「自動車(被牽引自動車を除く)には後写鏡を備えなければならない」と定められています。
ここでいう「後写鏡」は、クルマのバックミラーを指しますが、実はバックミラーには、前席のドア外側の車外に取り付けられた「サイドミラー(ドアミラー)」や、タクシーなどに多く取り付けられている「フェンダーミラー」、ミニバンなどに取り付けられていることの多い「リアアンダーミラー」など、さまざまな種類があります。
この中で、サイドミラーについては保安基準第44条の第2項から第7項のなかで、形状や取り付け位置などが細かく決められています。
一方でルームミラーは設置有無までは問われないため、なくても車検にも通ってしまうのです。
例えば後部に箱型の荷室空間を持つパネルトラックなど、そもそもルームミラーでの後方確認が物理的にできないクルマもありますが、これも法令上は特に問題がありません。
このため、荷物によってルームミラーで後方が確認できない場合でも、法律上は交通違反にはなりません。
とはいえ、後方が見えないことは安全面から見ると危険性が高いといえます。過去に自分のクルマで引っ越しを行ったAさんは以下のように話しています。
「自分で引越しを行った際、荷物を積みすぎて後ろが見えず、バックをして道路に出たところで追突事故を起こしてしまいました。
その際、積載していた家具や家電製品の一部は破損して使えなくなり、引っ越しどころではなくなりました」
ルームミラーによる後方確認ができなることは、あくまでも違反にならないというだけで、死角ができることに変わりはないため、特にバックする時などはほかの人にクルマの外に立って誘導してもらうなど、いつも以上に安全確認をおこなうなどの工夫が大切といえます。
■他にも気をつけたい! 荷物を運ぶ時の注意点とは
このほか、クルマで荷物を運ぶ際にはいくつか気をつけることがあります。
例えば、荷物をたくさん載せる際の「積載量」です。
トラックやワンボックスなど貨物車には最大積載量として、積載できる荷物の重さが決められています。
引越しでは大型家具や家電など重量のあるものを運ぶことが想定されますが、レンタカーなどでも利用しやすい軽トラックの最大積載量は350kgです。
また、普段使っている乗用車を利用する人もいるかもしれませんが、たとえばトヨタでは乗用車には最大積載量の概念がないとし、「乗車定員×55kg+乗車定員分の手荷物程度の重量(乗車定員×10kg)」が目安になるとし、これ以上の積載は安全上控えて欲しいと説明しています。
つまり、乗車定員が5人のクルマであれば、ドライバーを含めた搭乗者全員の体重や手荷物の重さを含めて、325kgが上限となります。
このため、重さのあるものやたくさんのものを運ぶ時には、クルマに載せた時の重量も意識しておくことが大切です。
※ ※ ※
引越しなど、たくさんの荷物をクルマに積み込んで出かける際、積載する量や載せ方などに注意が必要です。
荷物の載せすぎは、事故のリスクが高まり、周囲に迷惑をかける可能性もあるため、無理のない範囲で積載することが大切です。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
「すごい衝突事故…」 東富士五湖道路が一時「上下線通行止め!」 ミニバンが「横向き」で“全車線”ふさぐ… 富士吉田で国道も渋滞発生中
タイヤに記された「謎の印」の意味とは? 気になる「赤と黄色マーク」の“重要な役割”ってなに? 気づけば消えるけど問題ないのか?
「ノーマルタイヤで立ち往生」に国交省ブチギレ!?「行政処分の対象です」2年連続で大量発生…「スタックの7割が夏用タイヤ」今年も緊急警告
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
日産「新型スカイライン」発売! 歴代最強「匠“手組み”エンジン」×旧車デザインの「特別仕立て」登場も「次期型」はもう出ない…? 「集大成」完売した現状とは
いずれスポーツカー[バブル]は崩壊する!! その時あなたは買う勇気があるか!?
新車77万円! ホンダ革新的「コンパクトカー」に「安くて広くて最高!」の高評価! 全長3.7mで「フィット」より小さい“街乗り最強”モデルとは! デザイン&乗り心地も大満足
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
新たなどうでもいいニュース