クルマを「もって」なくても問題なし!
「デートカー」という呼び名そのものに、ちょっと昭和のかおりがするかもしれませんが、それもそのはず。バルブ景気で日本中が活気にあふれていた1980年代半ばから1990年代前半にかけて、若い男性たちが憧れ、手に入れた男性たちには女性が群がり、助手席を奪い合ったクルマがいつしか「デートカー」と呼ばれるようになったのです。
【100万円で狙える】女子ウケ抜群! デートで見栄をはれる中古輸入車4選
代表的なクルマといえば、ホンダの2代目プレリュード、トヨタの2代目ソアラ、日産のS13シルビアの3台。どれも2ドアクーペタイプのボディに、当時としては先進のパワートレインやシャシーを搭載し、軽量ボディでスポーティな走りを実現していた、スペシャリティカーとも呼ばれたモデルたちでした。
ただ、今思えばこれらのデートカーは、持ち主の男性たちが自分の存在をアピールするため、羨望の眼差しを受けて気分良くなるための演出、小道具だったように思えてなりません。男性たちは、町中にいい音を響かせて周囲の気を引き、「俺のクルマ、カッコいいだろ? オレのオンナ、美人だろ?」と見せつけ、実際にそれがものすごく羨ましく思えた、いい意味で単純でわかりやすい時代だったのだと思います。
でも時代は移り変わり、これだけジェンターフリーやLGBTの尊重が叫ばれる世の中ですから、当時のようなデートカーが廃れたのは当然かもしれないですね。ただ、今も昔も、カップルが楽しい時間を過ごすために、クルマが重要な役割を果たしてくれるという事実は変わりません。そこで今回は、最新のデートカーってどんなクルマ? どんな要素が求められるのか? といった条件をご紹介したいと思います。
まず今の若者たちは、相手に必ずしも「クルマを所有している」ことを求めているわけではありません。それが親のクルマだろうが、カーシェアやレンタカーだろうが、出どころはそれほど重要じゃないのです。これは今の時代、クルマを持っているからといって、お金持ちだったり高収入だったり、という証明にはならないし、むしろ使いたいときだけカーシェアのクルマを使う方が効率がよいとか、賢いお金の使い方をしている、という評価になる場合もあります。
では、何を重視しているのかといえば、「どれだけ自分をもてなしてくれるか。快適にしてくれるか」と、「荷物がたくさん積めたり、車内で着替えができたり、いろんなシーンで便利に楽しめるクルマかどうか」に尽きます。加えて、「燃費がよくて経費が安く済むこと」がクリアできたらさらに優秀なデートカーということになるでしょう。この点でまず、車高が低くて乗り降りは大変、乗り心地は悪い、うるさい、景色はよく見えない、燃費もイマイチ、といったスポーツカーは速攻で落第。まれに、オープンカーは好きという若者もいますが、荷物がたくさん積めないことがネックとなってしまいそうですね。
自然体で乗れるクルマが現代デートカーの条件に!
カテゴリー別に見ていくと、まず最新のデートカーとして人気なのは、アウトドアブームの盛り上がりも手伝って、軽クロスオーバーSUV。スズキ・ハスラー、ジムニー、ダイハツ・タフトといったモデルたちです。どれも、雪道やオフロードも安心して走れるので、海へ山へとアクティブに出かけるカップルにぴったりですね。
次に、スーパーハイトワゴン軽も意外やデートカーとして人気。ホンダN-BOXやダイハツ・タントのカスタムデザインなら、見た目に生活臭がなく、ちょっとワルなイメージもあって若者にも似合います。シートアレンジが多彩で広い室内なので、景色のいい場所でシートをフラットにしてゴロゴロしたり、車中泊で星を見たり、ロマンチックな時間が過ごせそうですね。
続いて、ちょっとリッチな若者にはラグジュアリーミニバンもデートカーとして好まれています。トヨタ・アルファード/ヴェルファイア、日産エルグランド、ホンダ・オデッセイといったモデルたちですね。肉厚シートでオットマンが付いていたり、ファーストクラスのような座り心地が2人をリラックスさせてくれます。ハイブリッドモデルもあるので、意外に燃費も悪くないのがいいところ。ただし、あんまり快適におもてなしをしすぎると、昭和の「アッシーくん」のように都合よく送り迎えをさせられてしまうかもしれないので、要注意です。
そして、やっぱり今をときめく憧れのデートカーといえば、プレミアムSUV。とくにトヨタ・ハリアーは、婚活にも威力を発揮するという噂が。なんでも、意中の女性の両親が「ハリアーに乗っているなら娘を預けて安心」だと思うクルマの筆頭に挙がっているそうですよ。
というわけで、デート費用は男性が出すのが当たり前、といった常識も今では薄れているように、昔とはずいぶん「デートカー」に求められる要素も変わりました。男性は無免許で、女性が運転を担当するというカップルも珍しくない時代です。決して無理せず、自然体で乗れるクルマというのも、現代のデートカーの条件かもしれませんね。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「改造車にガラの悪い人」「暴走族のサーキット場」 苦情殺到の道の駅 市などが対策へ
日本国民ブチギレ! 政府「ガソリン価格“5円”あがります」 1月に「さらに5円!?」 「年末年始にやめて…」の声も 話題の「ガソリン減税」どうなった? 不満多し理不尽な政策に怒り
ついに「札幌‐釧路」が高速道路で直結! 道東道が22日に17km延伸 東の既存区間は道路名を変更
ホンダが「凄い新型プレリュード」を世界初公開! 25年発売決定! 斬新「S+シフト」で俊敏なスポーツカー誕生!? 新たな次世代技術は何が凄いのか
国交省ブチギレ!?「夜は全消灯します」開業したての道の駅が「走り屋集会所」化で苦情殺到! ゴミに騒音…いよいよ怒りの“実力行使”へ 広島
日本国民ブチギレ! 政府「ガソリン価格“5円”あがります」 1月に「さらに5円!?」 「年末年始にやめて…」の声も 話題の「ガソリン減税」どうなった? 不満多し理不尽な政策に怒り
レッドブル、角田裕毅に翼授けず。セルジオ・ペレス後任の来季ドライバーとしてリアム・ローソン起用を正式発表
新社名は「ホッサン!?」 日産・ホンダに「経営統合」「持ち株会社設立」の報道相次ぐ! 三菱も合流? 何が起こる? 果たして「世界第3位の自動車グループ」は誕生するのか
車の「フロントガラス交換」近年なぜ高額に? 「数十万円超え」の請求例も! “そのまま放置”は「絶対NG!」 走行中「突然の悲劇」 どう対処すべき?
「蒲郡バイパス」が2024年度に開通予定! 100km信号なしの無料道路が誕生へ【いま気になる道路計画】
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
公の場でこんなことをいう女に限ってプライベートでデートするときは鐚一文出さないもんだ。そうだろ、まるちゃんよ。