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ランキング2位転落のレッドブルF1、今後のレースに向け「我々は攻めなくてはならない」とホーナー代表

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ランキング2位転落のレッドブルF1、今後のレースに向け「我々は攻めなくてはならない」とホーナー代表

 F1アゼルバイジャンGPでコンストラクターズランキング首位から陥落することになったレッドブル。チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、逆転に向けて今は攻めていかなくてはならないと語った。

 レッドブルはイタリアGP終了時点でマクラーレンに8ポイント差と、コンストラクターズランキングでマクラーレンに急速に迫られていた。

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 そして先日行なわれたアゼルバイジャンGPでは、マクラーレンのオスカー・ピアストリが勝利し、さらにランド・ノリスも予選こそQ1敗退に終わったがそこから大きく挽回し4位でフィニッシュ。その一方でレッドブルはセルジオ・ペレスが好調だったものの残り2周というところでカルロス・サインツJr.(フェラーリ)と大クラッシュしノーポイント。マックス・フェルスタッペンは苦戦し、5位が精一杯だった。

 その結果、レッドブルはマクラーレンにコンストラクターズランキングで先行を許しただけでなく、20ポイントもの差をつけられることになった。またドライバーズランキングでも、フェルスタッペンはノリスに3ポイント詰められ、59ポイント差となった。

 ホーナー代表はアゼルバイジャンGP終了後に次のようにコメントし、ランキング首位から陥落してしまったレッドブルは、今後攻めて行く必要があるとした。

「今週末以前、つまりモンツァ後での我々のポジションからすると、彼(ノリス)は3ポイント稼いだのか? しかし特にノリスの予選結果を考えると、彼を倒せなかったことにはフラストレーションが溜まる。確かに彼が大量にポイントを稼げなかったことは幸いだったがね」

 そうホーナー代表は語った。

「我々には学んできたことを基にして、まだ挑むべきレースが数多く残っているんだ」

「コンストラクターズ選手権争いでは今回、我々は大きな打撃を受けた。現状で20ポイント差となっているため、我々は攻めなくてはならない。まだ7レースと2回のスプリントレースが残っている。獲得可能なポイントはまだたくさんあるし、様々なサーキットが控えているから、終わりではないよ」

 なおホーナー代表は、アゼルバイジャンGPにおけるペレスの走りは優勝のチャンスすらあったものだと評価しており、表彰台に上がれなかったことを悔しがった。

「イライラするよ。チェコ(ペレス)は少なくとも3位で表彰台に上がれるはずだったからだ。2位も行けたかもしれない」

「実際、彼はこのレースを勝てた可能性もあった。アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)の後ろで時間をかなりロスしてしまったし、(アンダーカットを狙った際も)ランドの後ろにいたから、オスカーはトラックポジションをキープすることができた」

「それが無ければ我々はオスカーよりも前にいて、(フェラーリのシャルル)ルクレールも追い抜くこともできただろうし、クラッシュもなかっただろう。とてもフラストレーションが溜まるよ」

 そしてホーナー代表はサインツJr.とペレスのクラッシュについては、さらにこう付け加えた。

「カルロスはミラーを見て、(ペレスが)そこにいると分かっていながら、左にドリフトしたのが分かる。チェコは左にも右へも動いていない。だから、これでポイントを失ってしまったのはとてもイライラする」

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