現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > GRヤリスをレーシーに振る! 2台の「カスタム車」が魅せる熱い世界観

ここから本文です

GRヤリスをレーシーに振る! 2台の「カスタム車」が魅せる熱い世界観

掲載 更新 6
GRヤリスをレーシーに振る! 2台の「カスタム車」が魅せる熱い世界観

エアロパーツを変えるだけで大胆に進化!

 WRCの経験から直接開発されたトヨタ純血のロードゴーイングスポーツがGRヤリス。1.6リッターターボ・4WDと1.5リッターFFという2タイプのパワートレインを用意することで、ゴリゴリのスポーツ派からライトなユーザー層までカバーするという設定もあって、アフターパーツ業界も力を入れている。

早くも「GRヤリス」用登場! 「コンマ差」の世界で威力を発揮する「ドグミッション」とは

 ここでは、本来であれば東京オートサロンでお披露目される予定だった2つのモータースポーツ直系アイテムを紹介しよう。

レーシーに仕上げるアイテムも用意されているTRDパーツ

 ご存知、トヨタのワークスブランドであるTRD。GRヤリスにストリートテイストのGRエアロパーツとGRスポーツマフラー、そしてGRロゴ入りのディスチャージテープなどを用意する。ストリート向けエアロといっても、そこはワークス製だけにこだわりは半端でない。

 フロントスポイラーは、リップスポイラーと左右フェンダーに装着するタービュレーターの3ピース構造となっていて、リップによるダウンフォースとタービュレーターによるリフト低減効果によりフロントの接地感を増加させるという。前後バランスを合わせるためにフロントスポイラーにはリヤスポイラーエクステンションもセットされていると聞けば、その本気度がわかろうというものだ。

 さらに、GRサイドスカートは床下を流れる空気を適度に左右の排出することでリフトを抑えるというのがセールスポイントで、ディフューザー形状のリヤバンパースポイラーも同様に床下を流れる空気をしっかりと後方へ排出する効果を狙った形状となっている。それぞれ単独で装着することも可能だが、全体の空力バランスを考えると3点セットで装着するのがオススメといえる。エアロパーツセットのメーカー希望小売価格は消費税込み35万2000円となっている。

 そのほか、リヤバンパースポイラーとマッチする4本出しデザインのGRスポーツマフラーはステンレス製でテールエンドは77mm径と、かなりの迫力がある仕上がりとなっているのも注目だ。こちらのメーカー希望小売価格は16万5000円(消費税込み)、1.6Lと1.5Lそれぞれに対応したアイテムが用意されている。

 GRディスチャージテープというのは、トヨタ86などに純正採用されたことで話題となったボディの帯電を放出して空力性能を改善するというアルミテープ。ボディ4か所に貼ることで車両本来の性能を引き出すことができるという。こちらのメーカー希望小売価格は1万1000円(消費税込み)となっている。

 そのほかカーボン製のナンバーフレーム(消費税込み1万9800円)、カーボン調のドアハンドルプロテクター(同3300円)、インテリアパネルセット(同2万9700円)といったレーシーに仕上げるアイテムも用意されているといった具合だ。

GRヤリスWRC仕様に近づけられるウヱルパイン

 GRヤリスといえば、1.6リッターターボ車だけでなく、1.5リッター NAエンジン車であってもカーボンルーフが標準装備になっているくらい、軽くて丈夫なカーボンパーツにこだわっているクルマだ。

 そして1.5リッター車は廉価版というわけではない。実際、2021年の全日本ラリーJN6クラスに1.5リッター車のGRヤリスRSで参戦する予定なのがウェルパインモータースポーツで、同チームがラリーマシンを開発する中で生まれたカスタムパーツブランドが「ウヱルパイン」だ(ェがヱになっているのが違い)。

 その基本コンセプトは、本気のカーボンアイテムというもの。デモカーであり、全日本ラリー参戦マシンで、まず目が留まるのはWRCマシンさながらの迫力を持つ「WRCリヤウイング」だ。

 これだけのサイズだけにメーカー希望小売価格も消費税込み40万4800円とかなり立派なものだが、メーカー系の仕事も手掛ける一流デザイナーの作という完成度の高さは価格なりの価値があるといえるもの。幻のGRヤリスWRC仕様に近づけられるということで海外からのオファーもあるというほどの人気アイテムとなっている。

 ウヱルパインのアイテムは、現時点ではフロントリップスポイラー(消費税込み10万5600円~)、ドライカーボンシャークフィン(同1万6500円)が用意されているのみとなっているが、リアルカーボンにこだわりインテリア系アイテムも開発中というから注目だ。

 すでに2020年のスーパー耐久ではデビューイヤーにクラスチャンピオンに輝くなどモータースポーツでの活躍は約束されているといえるGRヤリス。ストリートで乗るファンも、こうしたカスタマイズパーツを利用してレーシーに仕上げることで、さらに愛着が増すこと請け合いだ。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

「首都高の“ETC”」利用率が98%!? それでも「料金所」に”係員“なぜ存在? 料金所スタッフの勤務実態とは
「首都高の“ETC”」利用率が98%!? それでも「料金所」に”係員“なぜ存在? 料金所スタッフの勤務実態とは
くるまのニュース
さらば50cc…手に入れるなら今!? 50cc人気3選、今はまだ買えるの?
さらば50cc…手に入れるなら今!? 50cc人気3選、今はまだ買えるの?
バイクのニュース
コメリ、オリジナルのヘッドライトコーティング剤発売 最長1年間黄ばみ・劣化から守る
コメリ、オリジナルのヘッドライトコーティング剤発売 最長1年間黄ばみ・劣化から守る
レスポンス
最後の非電動・非ターボの水平対向6気筒…ポルシェ『911 GT3 RS』をスクープ!
最後の非電動・非ターボの水平対向6気筒…ポルシェ『911 GT3 RS』をスクープ!
レスポンス
半世紀前の名車バイクの走行距離がなんと“60km”!? 極上のホンダ「CB500Four」をイタリアで発見 気になる価格とは
半世紀前の名車バイクの走行距離がなんと“60km”!? 極上のホンダ「CB500Four」をイタリアで発見 気になる価格とは
VAGUE
 専用品がない旧車や緊急時の味方!!「液体ガスケット」とは?【バイク用語辞典】
専用品がない旧車や緊急時の味方!!「液体ガスケット」とは?【バイク用語辞典】
バイクのニュース
全長3.9m! ダイハツの「コンパクトSUV」は“一文字テール”が未来的! パワフルな「1200cc×ハイブリッド」やターボ搭載した「トレック」とは!
全長3.9m! ダイハツの「コンパクトSUV」は“一文字テール”が未来的! パワフルな「1200cc×ハイブリッド」やターボ搭載した「トレック」とは!
くるまのニュース
「支払は今度で……」なんていまだ人情話もある日本の路線バスもシッカリ経営に! キャッシュレス化がもたらすメリットとは
「支払は今度で……」なんていまだ人情話もある日本の路線バスもシッカリ経営に! キャッシュレス化がもたらすメリットとは
WEB CARTOP
【KTM 990RC R発表】RC8シリーズ以来の大排気量スーパースポーツRC・公道へ再降臨!デビューは2025年春以降
【KTM 990RC R発表】RC8シリーズ以来の大排気量スーパースポーツRC・公道へ再降臨!デビューは2025年春以降
モーサイ
悔しい予選に終わったノリス。王者争いには悟りの境地「最初の6戦で決着していた」今は打倒フェラーリに集中
悔しい予選に終わったノリス。王者争いには悟りの境地「最初の6戦で決着していた」今は打倒フェラーリに集中
motorsport.com 日本版
【カブリオレ対決】BMW対メルセデス 6気筒エンジンを搭載するオープントップのM440i xDriveとCLE450のガチンコ勝負!
【カブリオレ対決】BMW対メルセデス 6気筒エンジンを搭載するオープントップのM440i xDriveとCLE450のガチンコ勝負!
AutoBild Japan
トヨタ「和製スーパーカー」がスゴイ! 約500馬力「直6」風エンジン搭載&“スケスケ”な超ロングノーズ仕様! ワイドでカッコイイ「FT-1」とは?
トヨタ「和製スーパーカー」がスゴイ! 約500馬力「直6」風エンジン搭載&“スケスケ”な超ロングノーズ仕様! ワイドでカッコイイ「FT-1」とは?
くるまのニュース
2025年は車を買う! でもどれにする?…スライドドア付き軽自動車・予算別ガイド、3ゾーン48車種
2025年は車を買う! でもどれにする?…スライドドア付き軽自動車・予算別ガイド、3ゾーン48車種
レスポンス
いつ見てもかわいいレトロデザイン!! 超小型車 フィアット新型「トポリーノ」は欧州で大人気! ネットに続々寄せられる熱い思いとは
いつ見てもかわいいレトロデザイン!! 超小型車 フィアット新型「トポリーノ」は欧州で大人気! ネットに続々寄せられる熱い思いとは
VAGUE
ラリージャパンで国沢光宏が躍動! 二つの顔を持つ紳士がルーテシア ラリー5で激走
ラリージャパンで国沢光宏が躍動! 二つの顔を持つ紳士がルーテシア ラリー5で激走
ベストカーWeb
『危ねぇ知らなかった!』危険回避! 知らないと怖いブレーキパッドの交換タイミング~カスタムHOW TO~
『危ねぇ知らなかった!』危険回避! 知らないと怖いブレーキパッドの交換タイミング~カスタムHOW TO~
レスポンス
ソニー、移動をエンタメに変える「MR Cruise」事業化…あらゆる車両に搭載可能に
ソニー、移動をエンタメに変える「MR Cruise」事業化…あらゆる車両に搭載可能に
レスポンス
「前を走るパトカー」“追い越し”て大丈夫? 抜かす派VS抜かない派で賛否両論!? 「やっちゃダメ」な要注意項目とは
「前を走るパトカー」“追い越し”て大丈夫? 抜かす派VS抜かない派で賛否両論!? 「やっちゃダメ」な要注意項目とは
くるまのニュース

みんなのコメント

6件
  • 1時間ほどRZhpを自由に乗る機会があったけどヤバイなコレ。
    4WDでターボなのに軽いし曲がるしアクセル踏めば実馬力以上のパワー感で飛んでくし、クソほど面白かった。
    お山とミニサーキットだったら最強だよコレ。めっちゃ欲しい。
  • 本体が買えん!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村