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ベントレー コンチネンタル GT、パイクス ピーク速度記録樹立を記念した限定車が登場

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ベントレー コンチネンタル GT、パイクス ピーク速度記録樹立を記念した限定車が登場

Bentley Continental GT

ベントレー コンチネンタル GT

ベントレー コンチネンタル GT、パイクス ピーク速度記録樹立を記念した限定車が登場

15台のみの限定車は2019年12月よりオーダー受付

ベントレーは、2019年12月3日に、パイクス ピークの速度記録を記念した特別仕様のコンチネンタルGTを販売すると発表。15台のみの限定生産となる。受注は2019年12月よりスタートするという。価格は未発表。

限定車のエクステリアを特徴づけるのは、カーボンファイバー製の各パーツと、記録樹立車と同じく、特装部門であるマリナーの手による「ラディウム」と呼ぶカラーリングを採用した点。フロントバンパーのインサートやルーフパネル、ドアミラーやリヤセクションはグロスブラック仕上げとした。

内外装に記録達成車のイメージを投影

ピレリPゼロタイヤのサイドウォールにもラディウムカラーをあしらうとともに、ブレーキキャリパーもグリーンでトーンを統一。ホイールはマリナーのスポーティ装備であるドライビングスペシフィケーションに含まれるグロスブラックの22インチを履く。

もちろんパイクス ピークのデカールも装着するとともに、同社の創業100周年に達成した偉業を祝す「100」のレタリング入りフロントグリルもオプションとして用意した。

インテリアに配するアルカンターラにも同じくラディウムカラーのステッチでアクセントを追加。セカンダリーハイドにはブラック系の「ベルーガ」を組み合わせる。ステアリングホイールには、パイクス ピークを走ったGTレースカーに合わせて、ハニカムステッチとラディウムカラーのセンターストライプをあしらった。

コースレイアウトや記録タイムもデザイン化

ピアノブラックのセンターコンソールにはカーボンファイバーを組み合わせてスポーティな雰囲気を強化。助手席前のダッシュボードには、パイクス ピークのコース図と記録タイム「10:18.488」の文字を飾る。このグラフィックには他にも4パターンを用意するという。

シートのヘッドレストにもパイクス ピークの刺繍を施すとともに、トレッドプレートも専用とし、陽極酸化処理(アルマイト)を施したB&Oのスピーカーカバーにもラディウムカラーを採用している。

もちろん、心臓部にはレコードブレーカー同様、ツインターボチャージャーを装着するW12エンジンを積む。最高出力626bhp、最大トルク900Nmという猛烈なパフォーマンスを叩き出すユニットにより、0-100km/h加速は3.7秒、最高速度333km/hに達する。

雲に向かう世界一過酷なヒルクライムレース

「Race to the Clouds(雲に向かってレースする)」と呼ばれ、世界で最も過酷なヒルクライムレースとして知られるパイクス ピーク インターナショナル ヒルクライム。ベントレーは2019年6月に開催された同レースにおいて、コンチネンタルGTで市販車最速記録を更新した。

ベントレーのセールス&マーケティング担当役員のクリス・クラフトは語る。

「今回コンチネンタルGTに加わった限定モデルは、素晴らしい記録を称えるため、じっくりと装備にこだわり仕立てあげました。我々がこの100年を通じ、常に企業の中心に据え続けてきたendeavor(困難があってもやり遂げようとする努力)の精神を反映する1台といえます」

既存の記録を8秒以上短縮

パイクス ピークのスタート地点は標高9300フィート(約2800m)、ゴール地点は1万4100フィート(約4300m)に位置する。空気中の酸素濃度は平地の1/3という、内燃機関にとって不利な環境の中、156のカーブをクリアしながらおよそ5000フィート(約1524m)の登坂に挑むという難関だ。

ドライバーを担当したのは、パイクス ピークで3度総合優勝を勝ち取ってきた“山の王者”、リース・ミレン。アメリカ・コロラド州コロラドスプリングス、ロッキー山脈の中でもひときわ高くにそびえるパイクス ピークで、12.42マイル(約20km)のコースを10分18秒488で駆け抜けた。従来の記録を8.4秒も縮める快挙であり、平均速度は70mph(約112km/h)に達していた。

https://www.youtube.com/watch?v=te3K0-Q_sPU

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