今見ても個性的なモデルばかり!
もうすぐそこまで来ている春は、新しいスタートの季節。進学や就職、転勤などで、新しい土地での生活を始めるという皆さんも多いことでしょう。それならばぜひ考えて欲しいのが、頼れる相棒となる愛車を見つけることです。「いやいや、ただでさえ物入りなのに、そんな予算ないよ」という人も、大丈夫です。
【100万円で狙える】女子ウケ抜群! デートで見栄をはれる中古輸入車4選
新車はなかなか高額で手が出せなくても、今回はなんと、50万円以下なのにとてもいいクルマで、女子にもウケがよく、かつ満足度の高いクルマたちを探してみました。中古車のなかには、希少だったり今になって人気が出てプレミア価格がついているモデルもありますが、今回ご紹介するのはいわば大穴。見れば「あった、あった!」と思い出すけど、忘れられているのかもしれない、でも自信を持って薦められるモデルばかりです。
1)日産デュアリス
まずは、記憶に新しいほうからいきましょう。日産のジュークとともに、今では爆発的人気となっているコンパクトSUVのブームに火をつけた存在と言える、デュアリスです。ヨーロッパでは「キャシュカイ」という名前で販売されていて、コンパクトなのに5人と荷物にちょうど良いパッケージを持ち、高速道路や山道でもシッカリとした走りが手に入ると高い評価を得たモデルです。
日本車として初めて、ハイパフォーマンスに定評のあるドイツ・ザックス社製のショックアブソーバーが採用されており、そこからもかなりスポーティな走りに振っていることがわかりますね。今見るとシンプルでスマートなデザインは、ゴテゴテした強面車が苦手な女子にも好印象だし、ロングドライブでも快適なSUVなので旅好きの女子にも好かれそう。2008~2009年式なら、50万円以下で手に入ります。
2)三菱パジェロミニ
続いて、もっとコンパクトな軽自動車サイズで、昔ながらの「ザ・四駆」的なSUVでありながら、今見るとキュートな、三菱パジェロミニも50万円以下で買えちゃいます。年式としては2007~2009年式あたりが狙い目。ボディサイドがツートーンカラーになっているデザインは、とくに女子ウケがいいでしょう。
パジェロミニはその名のとおり、パリダカでの優勝経験もある偉大な本格SUV、パジェロの弟分として登場した軽自動車ですが、見た目だけでなく、モノコックボディのラダーフレームという構造も兄貴ゆずり。なので、オンロードよりも雪道やオフロードを走ったほうが気持ちよく楽しい印象ではあります。ウインタースポーツやアウトドアの好きな女子に、絶賛されそうですね。
3ドアなので後席へのアクセスは手間がかかりますが、座ってしまえばゆったりとしたスペースなので、荷物を積んでも3人くらいで出かけるには問題ないでしょう。
3)ホンダ・クロスロード(2代目)
お次は、コンパクトな3列シート車をお探し方にはぜひ注目してほしい、ホンダ・クロスロード(2代目)。レゴブロックを組み立てたようなシカクいボディが、今見るととってもオシャレなんです。全長が4.2mほどなので、さすがに3列目のシートはタイトな空間になり、人が座ってしまうと荷物はちょっとしか積めないのですが、それでもいざという時に7人乗れるクルマが欲しい人にはピッタリ。
エンジンも1.8リッターと2リッターがあるので、荷物満載でもしっかり走ります。価格は年式が高いとまだ100万円近いものもありますが、2007年式あたりを狙えば50万円以下も見つかるでしょう。
発売当時大人気だったモデルも50万円で狙える!
4)ホンダ・ストリーム
そしてもう1台オススメしたいのが、ホンダが放った7人乗りのスポーティなミニバン、ストリーム。見た目はステーションワゴンのようにスマートでありながら、しっかりと3列目まで広いスペースがあり、ファミリーにもぴったりです。
発売当時は若いママをターゲットとしたCMも流れていて、「私はママで、妻で、女です」というようなフレーズが印象的でした。しかも、スポーツモデルの「アブソルート」を設定するなど、走り好きの男性にも支持されていたので、男女ともに満足度の高い1台。デザインがよりスタイリッシュになった2代目モデルで、2011年式くらいのものなら50万円以下で狙えますよ。
5)トヨタ・アリスト
お次は、VIP系のラグジュアリーセダンが好きな女子を乗せてあげたい、トヨタ・アリスト。かつてはセルシオと並ぶ2大勢力として、豪華な装備を誇っていた憧れのセダンでしたよね。すでに発売から15年以上経っていますが、当時の最先端技術が搭載されまくっていたモデルなので、今乗ってもけっこうイケます。
インテリアもレザーたっぷりでクッションふかふかでゴージャスだし、これが2代目の2003年式あたりで50万円以下なら、かなりインパクトがある買い物ではないでしょうか。3リッター直6ツインターボが奏でる走りも、おおらかかつパワフルで爽快。ただし、燃費は……覚悟してくださいませ。
6)スズキ・スプラッシュ
さて、今回オススメするなかで、もっとも年式が新しいモデルが50万円以下で狙えるのが、コンパクトカーでちょっとヨーロッパの香りが漂う、スズキ・スプラッシュです。ブルーやグリーンといった、カラフルなボディカラーが魅力的で、スズキがハンガリーで製造したものを逆輸入というカタチで販売していました。
なので、インテリアのデザインや装備は質実剛健な感じなのですが、乗ってみるととてもガッシリとした剛性感のある走りで、シートのクッションなどもハリのある座り心地。まさにヨーロッパメーカーの作るコンパクトカー、という印象が強いです。このスプラッシュなら、2012年式あたりが狙えますよ。
7)日産フィガロ
そして最後は、80年代後半から90年代初頭に販売されたラシーンやパオといった、クラシックな雰囲気漂う日産のコンパクトカーから。プレミア価格がついているなかで、比較的手頃に狙えるのがフィガロです。ミントグリーンやブルー、アイボリーベージュなど、淡いボディカラーとホワイトルーフとのツートーンが、もう女子ウケ抜群。丸くコロンとしたヘッドライト、にっこり笑うようなグリルは、今見ても素敵です。2+2シーターのクーペですが、トランクもそこそこの容量があるので、ふたりでのロングドライブにもぴったり。
エンジンは1リッターターボですが、車体が軽いのか思いのほかスムースに走ります。1991年式あたりのフィガロなら、50万円以下で見つかると思います。
というわけで、新車発売当時に欲しいと思ってたなぁ、と思うクルマもあったかもしれません。「これが50万円以下なのか!」と驚くと同時に、それなら買ってみてもいいかな、と夢がふくらみます。少々、年式は古いものもありますが、すべて信頼性が高い国産車からチョイスしていますので、それほど大きな冒険にはならないのではないでしょうか。むしろ、今の新車にはない味のある魅力に気づけるかもしれませんね。
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みんなのコメント
RSTもあります。
アブソルートがあるのは初代ストリームです。
2人のセブンズシーターのキャチフレーズ通り、運転席、助手席のシートポジションは良いです。
ミニバンながらセダンのようなハンドリングで運転は楽しい車でしたが、2nd・3rdシートはイマイチでした。
車は好きなもんに乗りゃいいけど。