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日本での人気は世界トップクラス 「MOMO」の最新ステアリング事情

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日本での人気は世界トップクラス 「MOMO」の最新ステアリング事情

伝統とモダンの調和が魅力な MOMOのニューモデルラインを大公開

自動運転技術が実用化に向かい、あと10年もすればステアリングの要らないクルマが販売されそうな2018年。しかし、『MOMO(モモ)』のステアリングは元気だ。 日本での『MOMO』ステアリングの販売量は、世界で1、2位なのだそうで、現在のカタログもストリートからコンペティションモデルまで、フルラインをキープしている。 「スポーツユーザーは昔から多いのですけど、最近はドリフト系のユーザーが増えてますね。もちろん、それ以上に『MOMO』を選ばれる旧車オーナーさんが多いんですよ」と語るのは広報担当の高木マネジャー。

【洗車術】ひと手間加えるだけで甦る「ボディの艶と輝き」

【COMPETITION】

上の『COMPETITION』は一番人気。縦長断面にシェイプされたリムや親指がしっかりグリップできる握りの形状、汗による滑りに備えたエアレザーなど、高品質素材と職人技が随所にちりばめられたスポーツステアリングだ。 COMPETITION ¥23,000+税

【prototipo 6c】

そして、最新モデル“prototipo 6c”は穴あき3スポ−クに円形断面の太巻きレザーリムというクラシックな出で立ち。スポークはカーボンパネルをあしらったメカな雰囲気で、リム径は35φ。 prototipo 6c ¥68,000+税

「これから『モモ』では、50年以上かけて積み重ねてきたブランドの伝統を、より前面に出したいと考えています。イタリア本国にも、伝統を反映したデザインをリクエストしたり働きかけているんですよ」ということで、イチオシは『ヘリテージライン』シリーズ。そして今年スタート予定のプログラム『My MOMO』だ。

HERITAGE LINE

『ヘリテージライン』は、モモ往年の名品を再現したシリーズで、現在のラインアップは3モデルで、『CALIFORNIA』と『SUPER GRAND PRIX』が新シリーズとなる。 『CALIFORNIA』は60~70年代風の穴あき3スポークに36φの細身レザーリムというクラシックなルックス。『SUPER GRAND PRIX』(3月発売)はクラシックなヨーロピアン3スポークに35φマホガニーウッドリムの組み合わせ。どちらも当時モノと変わらない仕事のよさで、旧車オーナーなら頬ずりモノだろう。

CALIFORNIA ¥39,000+税

SUPER GRAND PRIX¥39,000+税

そして、“マイ・モモ”はこの夏スタート予定のカスタムステアリングプログラム。リム、スポーク、レザー素材などを組み合わせ、さらにそれぞれのカラーを選ぶことができる。写真はかなりカラフルなサンプルだが、もちろん思い切りクラシックなカスタムも可能だ。

なお、ホーンボタンは現在2種類あるモモのブランドロゴが、昔ながらの矢印つきロゴ(モモアロー)に順次統一される。そこで復活したのがコチラ。 ポリッシュタイプなどはオブジェとして楽しみたくなるような仕上がりだ。

¥2,500~3,000+税

ホイールデザインはモダンな感覚と機能性を重視

さらにもうひとつ、オリジナルホイールの存在も見逃せない。90年代の『モモ・ホイール』は、色気あるスポーツデザインで好評を博したが、現在のモデルは洗練されたモノトーン、大人のデザインを指向している。 「私たちのホイールは、すべてTÜV規格をパスしています。軽さで勝負するような仕様ではありませんが、デザイン性と品質の高さがウリです。最近は、ラグジュアリーSUVのオーナーさんからのオーダーも増えているようですね」。 ホイールに関しては伝統的なデザインというわけではないが、デザインそのもののシックな品のよさはさすが老舗の仕事。クラシックとモダンのバランスのよさも、現在の『モモ』の魅力なのだ。

MASSIMO

SPEC 7.0×16/7.5×17/8.0×18 ¥33,000~45,000+税 デザインの異なる2つのツイン5スポークを重ね、立体感を強調したスポーティなルックス。マットブラックにダイヤモンドカットを組み合わせたフィニッシュは迫力十分だ。フィアット500XやメルセデスAクラスなどにもマッチングが用意されている。

SPIDERSPEC 8.5×19/9.5×19/10.0×20 ¥54,000~65,000+税 『MASSIMO』の兄貴分的な大口径専用デザイン。19、20インチ専用のビッグサイズながら、リムにまで達するスポークラインは文句なしのサイズ感。メルセデスのミドルサイズやフルサイズモデル、ラグジュアリーSUVにもジャストフィットだろう。

SCREAMJET EVO

SPEC 7.0×16/8.0×17/8.0×18 ¥33,000~45,000+税 モダンな定番パターンといえるツインスポークと、5交点メッシュの中間的なデザイン。シンプルかつダイナミックなルックスはゴルフGTIやボルボのエステートに。ホイールカラーは、スポークとリムの天面を磨きだしたアンスラサイトダイヤモンドカット。

REVENGE EVO

SPEC 6.5×15~10.0×20 ¥31,000~65,000+税 モチーフはベーシックな10交点メッシュだが、巧みなディスクデザインでツイン5スポーク的な要素を採り入れたアートな1本。フラットなディスク面のデザインだからスポーツSUVなどにももってこい。15インチサイズならホットハッチにもハマリだろう。

シューズ&グローブなどのスポーツギアも用意

GT PRO

サイズ:38~46(ユーロサイズ) ¥44,500+税 レーシングシューズはカーフエアレザーを使った柔軟性の高い仕様。ソールに入れられた”MOMO”のロゴがお洒落だ。写真のカラーは新色のブラックで、他にグレー、レッド。ブルーが揃う。

XTREME PRO

サイズ:8~12(ユーロサイズ) ¥19,200+税 レースで生まれ育ったモモだから、当然レーシングギアもラインアップ。レーシンググローブはシリコングリップで操作性を高めている。カラーは写真の新色ブラックの他、レッド、ブルー、グレー。

最後に「モモには歴史遺産といえそうな伝統のアイテムやデザインが数多く残っています。そういった伝統をもっと前面に出していきたいですね」ということだ。

レアーズ TEL03-5716-3501 http://www.momojapan.com

(リポート:オートファッションimp編集部)

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