2戦合計で18ポイントを失った？ 角田裕毅、再びの戦略ミス＆ウイング破損で上位入賞を逃す「とてもがっかり。戦略も見直す必要がある」

レーシングブルズの角田裕毅は、F1中国GPを16位で終え「とてもがっかりした」と語った。

角田は中国GPの決勝レースを9番グリッドからスタート。レース前半でポジションを上げ、7番手を走っていた。角田は2ストップ作戦を採りチェッカーを目指したが、ライバルは1ストップ作戦を採った。これで角田は大きくポジションを落としたばかりか、レース最終盤にはフロントウイングのフラップが突如割れてしまうトラブルが発生。これでさらにピットストップを強いられ、19番手でフィニッシュ。最終的には上位でフィニッシュした3台が失格となり、16位に繰り上がったが、焼け石に水である。

なおチームメイトのアイザック・ハジャーも入賞圏内を走っていたものの、やはり2ストップを選択したことで入賞を逃した。前述の通り上位に失格裁定が下ったことを考えれば、角田5位、ハジャー7位で終わっていた可能性があり、大量16ポイントを失ったことになる。レーシングブルズは開幕戦でも戦略ミスで角田の6位を失っており、この2戦でなんと24ポイントも手放してしまった計算だ。角田単独では18ポイントだ。

「とてもがっかりしました。もっと良い結果を期待していました。この結果は、間違いなく僕らが望んでいたモノではありません」

角田はチームのプレスリリースでそう語る。

「スプリントレースほどのペースはなかったので、それを分析する必要があります。戦略についても、起きたことを見直す必要があります。背景にある考えは理解できますけど、主な教訓は、今後そういう状況を防ぐということだと思います」

「フロントウイングが破損したのは、少し苛立たしいことでした。おそらく何かの破片が当たったんだと思います。調べますが、いくつかのことは少し残念です」

「でも、少なくともスプリントでポイントを獲得できたことは重要です。マシンのペースは良いので、前を向いていきましょう」

次は角田の母国、鈴鹿サーキットでの日本GPである。

「次のレースは鈴鹿です。モチベーションは、すでに自然に湧いていますよ」

チーム代表のローレン・メキーズは、2戦連続で戦略ミスを犯し、大量ポイントを失ったことに落胆。この部分を改善する必要があると語った。

「フラストレーションが溜まる日曜日だった。今週末のマシンとドライバーの速さから判断すると、獲得できたはずのポイントを獲得できなかったレースを、2戦連続で生んでしまった」

そうメキーズ代表は語る。

「今後もっと強くなるために、これらの分野を改善するには、間違いなく多くのハードワークが必要だ」

「とはいえ、今週末にはポジティブなこともたくさんあった」

「週末の大半でビッグネームたちと戦ってきた我々には、速いマシンと速いドライバーがいる」

「終盤にユウキのフロントウイングが壊れた理由は、正確に調査する。この連戦の後、ファエンツァとミルトンキーンズに集まり、レースがどう実行されたのかを評価し、ユウキとPUサプライヤーのホンダにとっての（母国レースである）次のグランプリに向け、より強くなって戻ってくる」

Comments

[sor********]

＞ユウキとPUサプライヤーのホンダにとっての（母国レースである）次のグランプリに向け、より強くなって戻ってくる

メキースさん・・同じような言葉を去年から何度聞いたことか？！。
このチームの的外れな戦略は、一向に改善しない・・ほとんど、都市伝説級だわ。

[sasa]

下手くそ。