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アストンマーティン初のSUV、DBXの量産第一号がラインオフ。2020年7月末よりデリバリースタート!

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アストンマーティン初のSUV、DBXの量産第一号がラインオフ。2020年7月末よりデリバリースタート!

Aston Martin DBX

アストンマーティン DBX

アストンマーティン初のSUV、DBXの量産第一号がラインオフ。2020年7月末よりデリバリースタート!

アストンマーティンは2020年7月9日、SUV「DBX」の量産第1号車が完成したと発表。同車は“初のウェールズ製アストンマーティン”として、新設したセント・アサン工場で生産されている。デリバリーは当初の予定通り同月中に開始する。

550ps/700NmのV8ターボをフロントに搭載

アストンマーティンが初めて導入するSUV「DBX」は2015年にプロジェクトがスタート。SUV専用の新しいプラットフォームをベースに、接着アルミニウム構造の軽量・堅牢な専用ボディを採用している。

フード下にフロントミッドマウントするエンジンは、DB11やヴァンテージに搭載する4.0リッターV型8気筒ツインターボユニット。最高出力が550ps/6500rpm、最大トルクは700Nm/2200~5000rpmで、0-100km/h加速が4.5秒、最高速度は291km/hに達する。

セグメント屈指のルーミーな後席空間

アクティブ・セントラル・ディファレンシャルに加え、リヤにeデフを備えた四輪駆動。さらに48Vシステムも採用しており、電制のアンチロール・コントロール・システム(eARC)とアダプティブダンパーを搭載している。

アストンマーティン流のクラフトマンシップを惜しみなく投じて仕立てられるラグジュアリーな車内空間は機能的、かつ広大。頭上に1016mm、膝前に1060mmの余裕をもたらすクラス最大のルーミーなリヤシート空間を誇る。

元国防省所有の敷地に工場を新設

およそ80%は英国外へ輸出されると見られているDBXは、アストンマーティンにとって非常に重要なモデルといえる。同社COOのキース・スタントンは語る。

「今日ここでDBXの量産第1号車の完成を目の当たりにでき、大変格別な思いを抱いています。元々は国防省の拠点であったこの場所を、世界に通用する自動車工場として蘇らせたチームは私の誇りです。今こうしてこの施設で車両が生産されているのは、アストンマーティンで働く全員のしなやかさ、そして不屈の精神の証です。最初のDBXがラインオフする様子を見られたことは私にとって大変光栄でした。我が社のために働くすべての人々に、この場でその瞬間を目撃してもらえなかったことだけが悔やまれます」

アストンマーティンを新時代へ導くSUV

アストンマーティンの副社長兼チーフクリエイティブオフィサー、マレク・ライヒマンも次のように述べている。

「我々は、アストンマーティンの他のスポーツカー同様に、初めてのSUVであるDBXを心から誇りに感じています。デザインチームからエンジニア、車両のダイナミクスを磨き上げるチーム、そしてここセント・アサンでこの美しいクルマを手作業で組み上げていくエキスパートといったすべてのスタッフにとって、DBXはアストンマーティンを新時代へと導いていく1台なのです」

ウェールズにとっても歴史的な瞬間

また、ウェールズの経済運輸大臣であるケン・スケーツもコメントを寄せている。

「これはアストンマーティンとウェールズ、両方にとっての歴史的な1ページです。ウェールズ政府の意欲的な働きかけが大きな実を結んだ瞬間でもあります。DBXは世界に冠たるラグジュアリーカーブランドが送り出す特別なモデルであり、同社の成長戦略の中核を成す大切な1台となるでしょう」

「このように素晴らしいSUVがウェールズで作られ、そしてラインオフする姿を見ることができる。これほど誇らしいことはありません。世界トップレベルの才能を誇るスタッフがこのウェールズに揃っている証ともいえるのです」

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みんなのコメント

1件
  • アストンもSUVか…
    って事はジェームズボンドも乗るのかな?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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