F1メキシコシティGPのFP1では、メキシコ人ドライバーのパトリシオ・オワードがマクラーレンから出走を果たした。インディカーで活躍する地元ドライバーのF1公式セッション参加ということで週末は多くのファンが詰めかけ、メキシコシティのダウンタウンで行なわれたスポンサーイベントには3000人を集めるほどであった。
しかしながら当のオワードは落ち着いていた。現在のマクラーレンはF1のタイトルを争う立場。そしてドライバーズチャンピオンを狙うランド・ノリスのマシンに乗るということもあり、オワードは自分自身に与えられた仕事をこなすことに集中していた。
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オワードはFP1で21周を走り、ベストタイムはレギュラードライバーであるオスカー・ピアストリとコンマ3秒差の13番手であった。彼はセッションを総括し、新しいフロアを含む最近のアップグレードについて、チームに貴重なフィードバックを提供することに専念していたと語った。
「僕の仕事はチームのためにインフォメーションを集めることだった。僕のマシンはアップグレードされていたから、安定性を保って多くのデータを収集することが重要だったんだ」
「それが僕の優先事項だった。もちろんFP1はかなり慌ただしいものになったし、赤旗も出て、ガレージで過ごす時間も多かった。でもそういうものなんだ。ハードタイヤを履いて3回か4回フライングラップをして、そこからソフトで1周した」
「そういった情報収集に取り組むことができ、ランプランの中で求められているものをしっかりこなせたので、とても満足している。他のドライバーがクラッシュしたり、明らかにクリーンなセッションではなかったけど、皆無事でよかった。それにしても予期せぬ展開の多いセッションだったね」
オワードはこれまでにも何度かF1のフリー走行を走っているものの、今年初めてのFP1だった上に、エルマノス・ロドリゲス・サーキットで走るのも初めて。そんな中で限界にどれだけ近付くことができたかと尋ねると、彼は次のように述べた。
「例えば、F1ドライバーがインディカーのFP1に出たとして、トップから1.5秒以内のタイムには絶対入れないと保証するよ」
「そんなことは起きない。よく知らないコースで、完全に初めて乗るマシンでまともにテストすることなんてできないんだ」
「マシンの最大限の力を発揮するためには、限界を探ってその限界を超えていく必要があるけど、そうするとリスクが生じる。仮にそれでリスクを背負った結果何が悪いことが起こってしまったら、周りの多くの人を不快にさせてしまうことになる。それは何よりもしたくなかったので、僕は自分のした仕事に満足している」
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