身に着けているだけでドアの解錠ができたり、エンジンを始動できたりするスマートキーの普及が進んでいる。そのエンジン始動では、インパネなどに置かれたエンジンスタート/ストップボタン(EVやハイブリッド車では起動ボタン)を押すわけだが、ときおりネットなどで「ハザードのスイッチとエンジンのボタンを間違えて、走行中にエンジンが止まってしまい大変なことになった」という話を見かけることがある。
ハザードスイッチは目立つところにあることが多く、また走行中にエンジンを止めるにはボタンの長押しが必要なので、そうそう起きる事象とは思えないが、絶対に起きないとも言い切れない。とくにエンジンがかかっている状態で、エンジンスタート/ストップボタンが赤く光っているクルマでは、そうしたミスは起きる可能性はありそうだ。
もしも280馬力自主規制がなかったら日本は世界一の大馬力王国に!?
エンジンスタート/ストップボタンが赤色のメーカーとして思いつくのはホンダだ。新型CR-Vの取材時に、そうしたハザードスイッチとの押し間違えについて、メーカーとして認識しているのかどうか伺った。この問題は、UI(ユーザーインターフェース)の課題として捉えているということだ。そこでCR-Vではエンジンスタート/ストップボタンを向かって右側(外側)に置き、ハザードスイッチはインパネ中央の目立つところに置くといった具合に、明確に位置をわけて間違えないよう配慮しているのだという。
そして、かつてはエンジンスタート/ストップボタンの配置については車種ごとにバラバラだったが、今後は運転手から見て外側にレイアウトするよう統一していくという。言われてみれば、いまや国民車といえる「N-BOX」も初代モデルではエンジンスタート/ストップボタンが左側(内側)にあって、ハザードスイッチと間違えやすい印象もあったが、現行型では運転席から向かって右側の、それも低い位置になっている。たしかに、これならハザードだけでなく、間違えてエンジンスタート/ストップボタンを長押ししてしまうようなこともなさそうだ。
文:山本晋也
自動車コミュニケータ・コラムニスト
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
27年ぶりにあの懐かしいスターレットが戻ってくる!? ヤリスより小さいリッターカーは2026年登場か!?
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?