ロータスが納車実績を発表
ロータス・テクノロジーが、2024年1~9月期の納車実績を発表しました。2024年1~9月の納車台数は7543台となり、前年同期比134%の成長を示しました。ここ9カ月のロータスの動きについて見てみましょう。
【5分で解説】ロータス第3のEV「エメヤ」とはいったい…もはやスーパーカーより速い0-100キロ加速のGTカーは約1635万円から
前年同期比134%を記録
ロータスは高級車ブランドの中でもトップクラスの成長を続けており、2024年1~9月の納車台数は7543台となり前年同期比134%の成長を示した。納車台数のグローバル配分は、欧州、中国、北米、そのほかの地域がそれぞれ約20~35%を占め、良好な配分を維持しているという。
2024年第3四半期には、「エメヤ」が欧州で、「エレトレ」が中東、日本、韓国などの市場で納車を開始した。また9月には北米市場向けの高性能モデル「エレトレ カーボン」を発表した。エレトレ カーボンのデリバリーは2025年前半に開始される予定となる。第3四半期には、エレトレとエメヤのオーダーメイドとコレクションバージョンのデリバリーも開始された。
またロータスは9月、最先端技術、大胆なデザイン、環境に優しい機能でドライビングの未来を再定義する画期的なコンセプトカー「セオリー1」を発表している。
AMWノミカタ
ロータスの2024年1~9月の販売実績が発表された。7563台という数字は昨年1年間の販売台数の6970台を上回り、好調に推移しているようにも見えるが、年初に発表された目標である2万6000台には遠く及ばない。これは北米市場での輸入関税の大幅な値上げによる価格上昇が大きな要因と思われるが、たとえばエレトレは一気にマイバッハやベントレーなどと同じ土俵で戦わなくてはいけない状況に陥ることとなった。
価格はともかく、最新テクノロジーや先進的なデザイン、実用性に加え、環境性能の高さなどそのクルマとしての魅力は大きく、そして生まれ変わったロータスは誰の目にも新しい。さらにロータスはセオリー1のような新たな試みを続けている。アーリーアダプターと呼ばれる人々の評価が今後の販売に大きな影響を及ぼすように思える。
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みんなのコメント
なぜ関税が高いのかに触れていないが,ロータスは中国のGeelyが親会社というのも影響している.