プジョー3008と5008 新たなマイルドハイブリッド導入 全車種に電動パワートレイン設定

5008についにハイブリッド登場

プジョーは、3008と5008の新しいハイブリッド仕様を欧州で発表した。これにより、プジョーの全モデルに電動パワートレインが揃うことになった。

3008と5008には、最高出力136psのガソリンエンジンと新しいデュアルクラッチ・トランスミッション、48Vバッテリーが搭載される。

プジョーによると、燃費を従来より15％改善しつつ、トルクを向上させているという。ただし、電気のみでの走行距離は1km以下に制限される。

プジョー最大のモデルである5008は、これまで電動パワートレインが設定されていなかった。3008を含むすべてのモデルには、すでにハイブリッド、PHEV、EVが用意されている。

5008ハイブリッドの導入により、2023年前半までに全モデルに電動パワートレインを導入するというかねてよりの目標が達成された。また、プジョーは2030年以降EVのみを販売する計画で、ハイブリッドモデルはその足がかりとなるものである。

欧州では、新型の3008および5008ハイブリッドの納車は2023年夏から開始される予定だ。価格はまだ発表されていない。