脱炭素社会に向けてマツダは今後電動車を次々と導入を予定している。もちろんスポーツモデルであるロードスターも例外ではなく、新型となるNE型ロードスターはフルモデルチェンジし、ハイブリッド化を予定している。
※本稿は2023年5月のものです
文/ベストカー編集部、写真/MAZDA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年6月10日号
新型ロードスターは電動化でハイパワー化!! アテンザも出る!? マツダ期待大の新車イッキ見
■電動車の商品強化を進めるマツダの注目は次のロードスター!
2022年にラージ商品群の第1弾として登場したマツダ CX-60
2022年、ラージ商品群の第1弾として新開発の直6ディーゼルターボエンジンなどを搭載するCX-60をデビューさせたマツダは、今後は電動化に向けた商品強化を図る計画。そこで最も注目されるのがロードスターだが、次期型ではマイルドハイブリッドを採用する見込みだ。
次に期待されるのがマツダのフラッグシップSUVとなるCX-80。FRプラットフォームで3列シートの快適性をどのように高めるのか注目だ。それに復活のロータリーエンジンを搭載するMX-30 e-SKYACTIV R-EVの登場も見逃せない。
■次期型はマイルドハイブリッド搭載!/ロードスター(2025年デビュー)
次期型も2シーターFRのオープンスポーツというコンセプトは当然継承される
脱炭素に向けて電動化が加速している昨今、マツダロードスターもその流れには逆らえず、次期型はHEVになりそうだ。現行のND型は2025年までは継続販売され、同年に次期型へとフルモデルチェンジする見込み。
ただ、次期型は大きくコンセプトが変わる可能性は低く、1.5L~2L直4エンジンのマイルドハイブリッドを搭載したFRになるのが有力。モーターアシストでリッター100ps以上が開発目標になる。
■FRプラットフォームの3列シートSUV/エントリーSUV(2024年・春デビュー)
写真はCX-80のワイド版といえる北米向けの最上級SUV、CX-90
2022年にマツダのラージ商品群第1弾としてCX-60が登場。その第2弾となるのがCX-80だ。
CX-8の後継モデルとなる3列シート仕様のマツダ最上級SUVで、ボディサイズは基本コンポーネンツを共用するCX-60よりも全長で200mm以上拡大され、全幅も1900mm程度になるという情報がある。
パワーユニットは、2.5L・直4、3.3L・直6ディーゼルターボとそのマイルドハイブリッド、2.5L・PHEVで、CX-60と同じ4種類が設定される。
■復活のロータリー搭載車は年内に投入予定/MX-30 e-SKYACTIV R-EV(2023年・冬デビュー)
外観は現行のMX-30と変わらないが、エンジンルームにロータリーエンジンが収まる
マツダはMX-30に発電用のロータリーエンジンを搭載したPHEVの「MX-30 e-SKYACTIV R-EV」を2023年4月のオートモビルカウンシル2023で日本初公開した。
この展示車は左ハンドルの欧州仕様だったが、日本仕様が2023年冬に登場しそうだ。発電用のロータリーエンジンは74psを発生する830ccの1ローターで、モーター出力は186psというスペック。電力を自宅で使えるシステムのV2Hなどにも対応して登場する可能性が高い。
【番外コラム】2025年までにグローバル13車種投入計画
2025年までに13車種の新型車を世界に投入する計画。ラージ商品群も順次導入するが、マツダ6はあるのかないのか?
マツダは2023年11月の中期経営計画で、2030年までに世界で生産するすべての車両に電動化技術を搭載することを発表している。2030年までのその計画では、BEVが25%で、残り75%がHEVとマイルドHEV、PHEVという内訳だ。
さらにこの計画では2022年~2025年までの間に展開する具体的な車種数も明らかにしていて、BEVは3車種、PHEV5車種、HEV5車種を世界に順次投入する。2025年~2030年にかけては、新開発のBEV専用プラットフォームを採用した複数のモデルを登場させる計画も表明している。
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