去る11月18日、滋賀県彦根市にある中央商店街にミニカー(マイクロカー)を中心とした超カワイイ乗り物が大集結した。その数50台あまり。音頭をとったのは、ドレスアップマイクロカー「ナショナル号」や「山パン号」などのオーナーとして知られるkaorububuさん(長谷川薫さん)。11月18~19日 にかけて銀座商店街・中央商店街・登り町グリーン商店街で「大えびす(ゑびす)講」という地域の祭りが行われ、この祭りの初日に華を添える形になった。その様子をお伝えしよう!!
文/酒井透、写真/日本最大のミニカー(マイクロカー)ミーティング同志
なんだこりゃあ~!! 超有名ナショナル号もやってきた! マイクロカー大集結の商店街はまるで異世界の入口だった
全国からマイクロカーが大集結!! なんと自作のマイクロカーで400km自走参加も
この日(18日)、集まったのは「ナショナル号」をはじめとして、イタリア製のミニカー・アペ(ベスパカー)や「”変態度がすごい。甲虫のような”木の車」(車種不明)、「シャコタン風地元彦根の青い魔改造ミニカー」(車種不明)、「赤い自作ミニカーキャンピングカー」(車種不明)、「痛車ミニカー」(車種不明)などなど。このなかには、自作カーが5台もあった。イタリア製のミニカー・アペ(ベスパカー)は、40~50年前のレアものから現在も販売されているものまで、新旧ラインナップが多数集結。そうかと思うと、超マイクロなオートバイも参加している。
滋賀県彦根市にある中央商店街に集結したマイクロカーたち。その数は50台を超え、道行く人の注目を集めた。手前にあるのは「やきいもボーイ」だ
それだけではない。彦根市内では、名古屋市近辺を活動拠点として、オレンジ色のミニカー・アペで普段から移動販売を行っている「やきいもボーイ」がやきいもの特別出張販売を行った。当然のことながら一台一台は、カワイイのだけれども、ミニカーがこんなにも集まると、とても不思議な光景として目に映る。
kaorububuさんは、これまで何度かマイクロカーを中心としたイベントを開催しているが、今回のように大規模、かつ”変わり種のミニカー”が大集結したイベントの音頭をとるのは初めてということだ。そこに居合わせた誰もが”変わり種ミニカー”がやって来たのには驚かされたようだったが、さらに驚かされたことがある。遠くからは、光岡自動車風”自作ミニカー”で千葉県から自走して来た人がいたということ。千葉から滋賀まで400キロはある。マイクロカーだから高速道路は使えない。自走とは恐れ入るではないか!!
手前のバギー風のミニカーはなんと自作!! 日本一周をして、今回は千葉から滋賀県彦根市に自走してイベントに参加した
「今回の展示は、中央商店街の方からオファーを受ける形で実現しました。コロナ感染症の影響で4年間もミーティングができなかったんですよね。本当に多くの人たちが見に来てくれて、嬉しく思います。みなさんの笑顔を見ていると、『展示をやってよかったな~。ミニカーの可愛さを伝えられてよかったな』という気持ちになります。商店街の皆さんには、感謝しています。集まった仲間もとても喜んでいました。これだけの台数が集まったのは、コロナ明けということもあったと思います。みんなこの日を待ち望んでいたんですよね~」とkaorububuさん(長谷川薫さん)
「ナショナル号」や「山パン号」。これらはラッピングによってデザインされていて、界隈では「ナショナル号」はキングオブミニカーと言われている。どちらも大阪方面でよく見かける大人気のミニカーだ。昔懐かしいナショナルと山崎パンのラッピングが施されていることで人の目を惹くことからSNSにも頻繁に登場。全国区の知名度となっているのでご存じの方も多いことだろう。
異世界に紛れ込んだようなミニカーたちの大行進に大歓声が上がる!!
自営業を営んでいるkaorububuさんは、「ナショナル号」に乗って仕事をすることも多い。現在、公道を走らせているのは、BUBU501(「ナショナル号」)とサイデスカー(生産・販売/株式会社 乗りもの館。ホンダのファミリーバイク「カレン」がベース)というクルマ(「山パン号」)など。kaorububuさんは、長年、クルマ好きが集まるイベントなどにミニカーを持ち込んで展示していた。そのようなことから、「展示イベントならば、あのレアなクルマを見られる!!」ということで足を運んでいた人も多い。今は、和歌山県海南市でマイクロカー専門の博物館マイクロカーミュージアム「WAZUKA」を営業しているので、事前予約(XのDMにて問い合わせ)すれば、ミニカーコレクションを見学することが可能だ。
すっかり有名な存在となった「ナショナル号」も見ることができるマイクロカーミュージアム「WAZUKA」は和歌山県海南市にある
展示の後には、彦根城近辺でツーリング(ミニカーミーティング)も行われた。やっぱり誰でも走っているところを見たいし、この日のために集まったミニカー仲間もみんなでツーリングしたい。
で、実際に走り始めてみるとビックリ。ミニカーやオートバイなどが軽やかなエンジン音を立てながら走り始めると、今まで見たことのないような光景が展開。普通のクルマの半分にも満たない大きさのミニカーはやはり小さい。なので建物とのマッチングに”違和感”があるのだ。それが何台も何台も目の前を走り過ぎるのだから、異世界にでも迷い込んだかのような錯覚を起こす。
周囲の建物や一般車両とのサイズのギャップから、何やら異世界に紛れ込んでしまったような感覚になる
本当に多数のミニカーが走る姿を見られた人はラッキーだ。このイベントを目当てに来た人もたまたま通りがかった人も大感激。またとない光景を目に焼きつけることができた。女性陣は、「うゎぁ~、やっぱりカワイイ~~♡」、「こんなクルマ乗ってみたい。欲しい~♡♡」などとキャッキャながらスマホを片手に写真や映像を撮っていた。
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改造やメンテしてて楽しみに見てます。