2024年4月1日から発売中「MotorMagazine5月号」の特別企画「日本自動車紀行2024 ~レクサスLM500hで京都から東京へ~」より、スペースの関係で掲載しきれなかった画像をセレクト。レクサスLMの「見どころ」を、改めて細かく解説していきましょう(写真:永元秀和)
妥協ではなく多様性。あいまいだからこそ世界観がもっと広がる
日本自動車紀行でLM500hが指したのは、京都。「ラグジュアリームーバー」としてのおもてなし力を、古都がまとう伝統と革新というふたつの側面を探訪しながら浮かび上がらせてみよう、という趣向です。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
インプレッションを担当するのは、京都在住の自動車評論家 西川 淳氏。レクサスを「ドライバーを疎かにしないブランドだと思っている」と言う西川氏は、まっさきにドライバー目線での好印象を物語ってくれました。
混雑した街中、狭い路地では、国産車としては最大級のLMのボディがやはりネック。になるかと思いきや、「私×ミニバンでは『さっさとドライブを終えよう』というパターンになることの方が多いから、珍しいパターンである」というくらいに、気に入った様子。
なにより、最新世代のレクサスが一貫して取り組んでいる「素性の刷新」が、大型ミニバンのイメージを払拭。心地良い乗り心地を目指したというさまざまなボディ剛性強化策は、「気持ちよくドライブしてもらえる設計」にも貢献しているようです。
もちろん、ショーファードリブンMPVの理想を追求しているだけに、後席の快適性に関してもさまざまな創意工夫が施されています。京都から東京へと向かう途上、最新の「ビジネスクラスシート」へと鞍替えした西川氏、渾身のリアシートインプレッションは、こんな本音で始まります。
極楽だ。そして200kmぶんを爆睡。
思うにこのレクサスLMとは、ドライバーとパッセンジャー、どちらにとっても「心地よさ」と「楽しさ」がそれぞれにそうとう高いクオリティに引き上げられているのかもしれません。同時に、自宅のリビングルームのようにくつろげるとともに、仕事がはかどるビジネススペースとして快適な空間演出もまた巧みなようです。
「上質な仕立てや快適な装備をビジネスユースだけに使うことはもったいない」と西川氏。ショーファーとパッセンジャー、ビジネスユースとレジャー・・・あえてその線引きがあいまいになっているからこそ、LMのドライブにはさまざまな可能性が秘められているような気がします。
[ アルバム : レクサスLMの別腹 はオリジナルサイトでご覧ください ]
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みんなのコメント
欧米で富裕層が高級車として買う事はまず無いw
半導体にしても自動車にしても昭和脳の老害が日本製品サイコーとか言っても現実見ないとなw
やはりちゃんとした高級車に迎えに来て欲しい
高額な商業トラックはいらない