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ついに800万円超え!? マジか……スバルWRX S4にSTIモデルの[S210]がついに登場へ! エンジンパワーアップでパフォーマンス爆上げ!!

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ついに800万円超え!? マジか……スバルWRX S4にSTIモデルの[S210]がついに登場へ! エンジンパワーアップでパフォーマンス爆上げ!!

 2024年1月の東京オートサロンで出展され、瞬く間に完売した限定車のWRX S4 STI Sport ♯。これはSTIパーツを装着したコンプリートモデルだったが、ついにSシリーズの正統後継モデルがこの先登場する!

文:ベストカーWeb編集部・渡邊龍生/ベストカー編集部、スバル

ついに800万円超え!? マジか……スバルWRX S4にSTIモデルの[S210]がついに登場へ! エンジンパワーアップでパフォーマンス爆上げ!!

■600万円超えのSTI Sport ♯は即完売になったが……

2024年1月の東京オートサロンで出展された現行型WRX S4 STI Sport ♯

 まず東京オートサロン2024に出展されたWRX S4の特別仕様車、STI Sport ♯は最上級グレードのSTI Sport R EXをベースにした限定モデルで、数々のSTIパフォーマンスパーツなど専用装備をまとっていた。価格はベースモデルから100万円以上アップの623万7000円で500台限定だった。

 エクステリアでは、通常ディーラーオプションで設定される小型トランクスポイラーをはじめ、フロントグリル、ドアミラーカバー、シャークフィンルーフアンテナにクリスタルブラックシリカ塗装を施し、STI製BBS19インチフレキシブルパフォーマンスホイールを採用。

WRX S4 STI Sport ♯のSTI製フレキシブルパフォーマンスBBSホイール

 走りの面ではフロントにSTI製フレキシブルドロータワーバー、同ドロースティフナーを前後に、フルードクーラーにミシュラン製ハイパフォーマンスタイヤを採用。さらに、ニュル24時間レースの知見を入れ、前後に識別用の刻印が入った「STI製フレキシブルパフォーマンスBBSホイール」はタイヤの接地面積を最適化するという発想から生まれたものだった。



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■いよいよ「真打ち」のSシリーズが降臨する!

現行型WRX S4 STI Sport R EX

 さて、今回スバル販売関係者から耳寄りな情報をキャッチしたのだが、それがWRX S4にSTIコンプリートカーのSシリーズ、S210が設定されるというのだから聞き捨てならない。

 S2●●シリーズといえば2000年に登場した初代インプレッサWRX STiバージョンVIをベースにした「S201」から始まった歴代WRX STIのハイパフォーマンスコンプリートカー(205のみR205)。先代VAB型WRX STIでは2015年のS207、2017年のS208まで設定されたが、各々限定400台と450台は瞬く間に完売となっていた。

2017年に登場したS208(450台限定)を最後に日本ではWRX STIベースのSシリーズは販売されていない

 その後、Sシリーズは2019年に北米のみで2.5L水平対向ターボのEJ25を搭載したS209(限定209台)を販売し、その系譜が途絶えていた。

 現在のWRX S4は2021年に登場したのだが、搭載するパワートレーンを先代のFA20ターボからFA24ターボに変更。ちなみに先代2Lターボの最高出力300ps/最大トルク40.8kgmから現行型2.4Lターボは最高出力275ps/最大トルク38.2kgmとスペックダウンしている。

 デビュー当時にスバル開発陣に聞いたところ、「FA24ターボはパワーよりもレスポンスを重視したセッティングになっていて、現時点では市販車としてはこれ以上のパワーアップに耐えうるキャパシティがないんです」とのことだった。

 しかし、エンジン単体での重量を上げて骨格を見直すことでエンジンパワーを上げること自体は可能だということをこの時に聞いていた。ただ、そうなるとクルマとしてのバランスや前後重量配分も変える必要がある。

 確かに量販モデルでのエンジンパワーアップはできなくても、STIコンプリートカーとしてならそれが可能になるということだ。それがS210というコンプリートモデルとして企画されるというのは説得力がある。

■歴代初の2ペダルコンプリートカーになる可能性も?

現行型WRX S4はCVTのスバルパフォーマンストランスミッションを採用

 これまでのS2●●シリーズは歴代WRX STIがベースになっていたため、トランスミッションは3ペダルMTだったが、現行型WRX S4はCVTの「スバルパフォーマンストランスミッション」を採用する。

 そうなるとS210は歴代Sシリーズ初の2ペダル車として登場する可能性が高い。ただし、北米仕様のWRX(日本名:WRX S4)には6MT仕様が設定されているのもすでにご承知のとおりだ。

 FA24ターボのエンジンパワーを仮に先代FA20ターボの300ps以上にアップするにはさまざまな補強が必要になるのだろうが、それが不可能でないことは技術的にも証明されているのなら大いに期待したいところ。

FA24ターボは最高出力275ps/最大トルク38.2kgmだが、S210はどこまでパフォーマンスアップできるのか?

 ただし、エンジン出力を向上してさまざまな補強を施せば車両本体価格はかなりアップしてしまうのは否めないだろう。STI Sport ♯の623万円からさらにアップしてS210は少なくともスタート価格が800万円以上という価格帯になる可能性が高い。

 しかし、それだけの価値は見込めるコンプリートカーになりそうだ。予想スケジュールとしては2025年の東京オートサロンに初出展され、歴代Sシリーズ同様に限定販売という形を取るのではないだろうか。

 久々となるSシリーズの登場が今から待ちきれない!

【画像ギャラリー】スバルWRX S4にSTIコンプリートカー、S210がついに来春登場へ!(24枚)

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みんなのコメント

45件
  • sav********
    そこまで意固地になってCVTに拘るのが分からない。
  • もも
    フェンダーアーチの樹脂をやめてほしい

    SUVじゃないんだから

    それにしても高い
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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