HKSは現行型レヴォーグ(VN5型)用のブーストコントローラー「Power Editor(パワーエディター)」を2021年7月2日に発売した。価格は4万4000円。
パワーエディターは、車両の圧力センサーとECUの間に割り込ませることで、簡単にブーストアップできるもの。従来型のブーストコントローラーでは制御できない、電動式や負圧制御式のアクチュエーターを採用するターボ車のブーストアップを可能としている。
本製品はあらかじめブーストアップデータがプリセットされており、装着するだけで純正車両を簡単にブーストアップすることが可能だ。コントローラーのLEDにより本体の状態を確認できる。
レヴォーグ(VN5型)用のパワーエディターのプリセットデータでは、同社の試験により以下の性能を確認している。
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[性能]
■出力最大変化量:4.4kW(6.0ps)/3500rpm
■トルク最大変化量:12.3Nm(1.3kgm)/3500rpm
■最高出力:
・パワーエディター…119.7kW(162.8ps)/4500rpm
・ノーマル…116.2kW(158.0ps)/4500rpm
■最大トルク:
・パワーエディター…295.0Nm(30.1kgm)/3500rpm
・ノーマル…287.1Nm(29.3kgm)/2600rpm
■最大過給圧:
・パワーエディター…147.1kPa(1.50kg/cm2)
・ノーマル…137.3kPa(1.40kg/cm2)
*ダイナパック TCF-1.00で計測。ロス馬力は考慮していないので、実際のカタログ値より低い値で表現している
[プリセットデータ概要および仕様]
●スバル レヴォーグ(VN5型)〈日本仕様〉対応のHKSデータ プリセット品
●確認車両はHi-Power SPEC-LIIレヴォーグ用(31019-AF132)を装着
●メーカーが公称する2400rpm付近までのリーンバーン燃焼「λ=2」領域の前後では、ノーマル特性を維持することで燃費性能と安全性を確保している
製品に付属する復帰用コネクターを使用することでノーマル状態に戻せるので、ノーマル状態とブーストアップ状態の違いを簡単に確認できる。
また、プリセットデータでは満足できないユーザー向けに、パワーエディター用「Easy Writer」(無償でダウンロードできる)を用意。付属のUSB接続ハーネスでWindowsパソコン(Windows10、8.1、8、7に対応)と接続すれば、ブーストアップデータの変更も可能だ。
[レヴォーグ(VN5型)用パワーエディター製品概要]
・適応車種:スバル レヴォーグ
・型式:VN5型
・エンジン:CB18型
・年式:2020年11月~
・品番:42018-AF002
・価格:4万4000円
■問い合わせ先
HKSサポートセンター
TEL:0544-29-1235
〈文=ドライバーWeb編集部〉
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みんなのコメント
CVTがこわれるだけ
昔のスバルは良かったのにね