2022年6月、「レクサス RX」の新型が世界初公開されました。レクサスのラインナップの中心を担うモデルがフルモデルチェンジを果たすということもあり、発売前から高い注目が集まっていますが、5代目となる新型RXはどのように生まれ変わり、日本ではいつ発売されるのでしょうか。
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レクサス新型「RX」世界初公開! 2.4Lターボ+前後モーターを持つハイスペックモデルが気になる
RXは高級SUVのパイオニア的存在
初代の登場は1998年と、レクサスのラインナップのなかでは比較的長い歴史を持つRXですが、日本で販売されるようになったのはレクサスブランドが日本に導入されて以降の2009年です。
ただ、それ以前にも日本国内では「トヨタ ハリアー」として販売されていたため、RXが投入されたタイミングで、ハリアーはRXと一本化される形で生産終了となる予定でした。
一方、国内で高い支持を得ていたハリアーの存続を求める声も多く、2013年に国内向け新型車として3代目ハリアーが登場、このタイミングでRXとハリアーは直接的には関係のない別のモデルとなりました。
2020年に4代目となったハリアーは、日本国内では依然として大ヒットモデルとなっているだけでなく、北米市場では「ヴェンザ」の名前で販売されるなど、RXとは異なる道を歩んでいます。
いずれにせよ、現代のトレンドとなっている高級クロスオーバーSUVの基礎を築いたのが、この2つのモデルであることは言うまでもありません。
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新たなデザインと多彩なパワートレインに注目!
レクサスの主力モデルとして、日本はもちろん、欧米や中国をはじめとする多くの国や地域で販売されているRXは、レクサスのなかでも率先して新しいコンセプトやテクノロジーが投入されるモデルです。
実際、2022年6月に世界初公開された、5代目となる新型RXでは、さまざまな部分で次世代のレクサスの姿を見ることができます。
まず、デザインにおいては、これまでレクサスのアイコンとして知られてきた「スピンドルグリル」をさらに進化させた「スピンドルボディ」が採用されています。
これは電動化が進むなかで、従来のガソリン車では構造上欠かすことのできなかった「グリル」というもの自体を見直しつつ、レクサスのアイデンティティである「スピンドル」を表現したものです。
全体をひとつの「塊」として表現することに主眼を置き、レクサスの独自性を強調しながらも機能面も兼ね備えているこの新たなデザインコンセプトは、今後そのほかのモデルにも展開していくことになると見られます。
また、新型RXのデザインを見ると、リアの踏ん張り感が強調されていることも大きな特徴です。これにより、魅力的な走りを予感させるスポーティなデザインが実現しています。
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パワートレーンは4種類。最強は2.5Lターボ×2モーターHVの500h
もちろん、走りそのものも大きく進化しています。
<パワートレーンのラインアップ>
RX350 ・・・・・2.4L直4ガソリンターボ(FF/4WD)
RX350h・・・・・2.5L直4ガソリン+2モーターハイブリッド(FF/4WD)
RX450h+ ・・・・2.5L直4ガソリン+2モータープラグインハイブリッド(4WD)
RX500h Fスポーツパフォーマンス
・・・・・・・・2.4L直4ガソリンターボ+2モーターハイブリッド(4WD)
ベースとなる「RX350」とハイブリッド車の「RX350h」、プラグインハイブリッド車の「RX450h+」に加え、ドライバーの意図に忠実な走りをもたらす4輪駆動システム「DIRECT4」を新たに搭載した「RX500h」が用意されています。
こうした多彩なパワートレーンが用意されることで、新型RXは、欧米のプレミアムSUVと対等以上に戦えるだけの実力を手にしたと言えるでしょう。
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秋頃発売は遅延して2022年末~2023年初頭?
新型RXの発売時期について、レクサスでは「2022年秋頃」と説明しています。2022年9月現在では公式なアナウンスはありませんが、水面下では発売に向けた準備が着々と進んでいるようです。
ただ、昨今の新型コロナウィルス感染症や半導体不足による影響は大きく、当初の発売予定は延期となる見込みです。
関係者によれば「まだ不明な部分も多いが、2022年末もしくは2023年初頭となる可能性が高い」とのことで、現時点では国内での販売価格なども未定となっています。
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欧州価格から推定するとRX450h+で1200万円ぐらい?
その価格については、欧州で先行販売されている50台限定の特別仕様車「オペラ・ド・パリ」が参考になるかもしれません。
「オペラ・ド・パリ」はプラグインハイブリッド車の「RX450h+」をベースにした、最もハイエンドな仕様とされるモデルです。価格は9万8500ユーロ(約1400万円)と、これまでのRXから見るとかなり高額です。
ただし、この価格には20%の付加価値税、マークレビンソンのレミアム・ヘッドフォン、そしてパリのオペラ座で行われる公演のチケットが2枚含まれているため、日本の税率を考慮した場合の純粋な車両本体価格は1100~1200万円程度になると推測されます。
加えて、昨今の急激な円安の影響も考慮すると、同様の仕様を日本で販売した場合、1000万円程度の価格になると考えられます。
現行RXの最上級グレードに位置する「RX450hL」の車両本体価格は796万円であり、これにオプションをフル装備すると、その価格は1000万円程度となります。
このように考えると、トータルの車両本体価格は現行モデルとそれほど大きく変わらないことが予想されます。ただし、為替の影響や世界的な物価高の影響は少なくないため、現行モデルよりも5%程度の値上げは覚悟しておく必要があるかもしれません。
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それより問題は納期。場合によっては2年待ちも!?
ただ、価格よりも納期の方が問題となる可能性が高そうです。関係者によれば「発売した時点で1年程度の納期となる可能性が高く、受注状況によっては2年ということも十分考えられる」とのことで、レクサスのほかの人気モデル同様、発売後すぐに受注停止となる可能性は決して低くはないと言えます。
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