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ルノー トゥインゴ GT 10月に日本導入か!? 待望スポーツハッチの気になる価格は?

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ルノー トゥインゴ GT 10月に日本導入か!? 待望スポーツハッチの気になる価格は?

コンパクトでパワフルなホットハッチ。まさに、そんな言葉がピッタリのモデルが日本上陸間近か!? ルノーの最も小型なハッチバック、トゥインゴが日本に導入されたのは、2016年9月のこと。RRという駆動方式を採用し、最小回転半径は僅か4.3m。スズキ アルトの最小回転半径は4.6mだから、軽よりも小回りが利く。そんな超軽快なハッチバックのスポーツモデル『GT』は、日本にはいつやって来るのか!?

文:ベストカーWEB編集部(取材班)/写真:RENAULT

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110馬力にパワーアップしたエンジンを搭載!!

トゥインゴは、現在発売されているモデルで3代目。独特なスタイルと絶妙なパッケージングで話題となった初代と2代目はFFだったが、現行モデルは、スマートとプラットフォームを共用し、RRの小型ハッチとして生まれ変わった。

日本では未発売ながら、そのスポーツ仕様、トゥインゴGTがすでに欧州では発売中。その主なスペックは次のとおりだ。

■ルノー トゥインゴ GT(欧州仕様) 主要SPEC

・全長×全幅×全高:3595×1647×1557mm

・エンジン:直列3気筒DOHCターボ、898cc

・最高出力:110ps/5750rpm(+20ps)

・最大トルク:17.3kgm/2000rpm(+3.5kgm)

・トランスミッション:5速MT

・価格:約200万円

※()内はZEN EDCとの比較

やはり、何と言ってもトゥインゴGTのトピックはエンジン。現在日本に導入されているトゥインゴが搭載する0.9L直3ターボをベースに、エンジンマッピングを最適化。最高出力でプラス20ps、最大トルクでプラス3.5kgm増を実現した専用エンジンを積んでいる点にある。

このエンジンを始め、足回りにもルノースポールによる改良が施され、足もとは17インチタイヤで武装。加えて、フロントとサイドスカート、リアディフューザーの採用で見た目にもスポーティさが際立つ。

では、このトゥインゴGT、日本にはいつやってくるの!?

5MTで10月に発売!? 気になる発売時期&価格情報

「日本には年内導入か?」という噂もあったが、ベストカーWEBのスクープ班によって、追加情報が伝わってきた。

トゥインゴGTは、東京モーターショーの前には発売される可能性もあるという。モーターショーは10月下旬の開催。そうなると、10月中旬には日本で発売されるというのが、本誌の取材班の読みだ。

そして、トゥインゴGT日本仕様については、欧州仕様がほぼそのまま日本へ導入される見込み。トランスミッションは、デュアルクラッチではなく、5速MT。GT専用に最適化され、標準モデルの5速MTとは異なるギア比となる。

欧州では200万円前後で販売されているが、日本での販売価格は210万~220万円程度となる見込みだ。

ここまで来ると、さらにハイパフォーマンスなルノースポールモデル『R.S.』はあるのかも気になるところ。ある情報筋によれば、「現時点では先代に設定されていたトゥインゴR.S.を追加する可能性は低い」とのこと。

先代トゥインゴR.Sが日本に導入されたのは、ベースモデルの発売から約1年後。欧州でもR.S.に関する情報がないところを見ると、GTがトップグレードとなる可能性が高い!!

トゥインゴGTの期待値はスイフトスポーツを越えるか?

では、このトゥインゴGT、面白い車に仕上がっているのか? 初代トゥインゴを所有した経験もある自動車評論家の鈴木直也氏は、その期待値を次のように語る。

「トゥインゴは、デザイン含め兄弟車のスマートとは違う味を出している。それでいて今どき珍しいリアエンジン車。そこにパフォーマンスエンジンを載せるんだから、それだけで面白いに決まっているよね」

「(110psという馬力は)ほどよいバランス。これが150psになると、RRであることも相まって、一般のユーザーには扱いにくくなる」

「より多くの人にオススメできるのは実用性も含めて新型のスイフトスポーツだけど、面白いのはトゥインゴGTでしょう」

扱いやすいサイズに、荷室の床下にエンジンを搭載するRRのスポーツハッチ。これを200万円ちょっとで買えるというのだから、それだけで面白い存在のトゥインゴGT。実際に乗って面白いかは乞うご期待だ!!

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