トヨタのスープラとの共同開発で誕生したオープンスポーツが「Z4」だ。今回はその中でも3L直6ターボエンジンを搭載するトップグレード「Z4 M40i」のパフォーマンスを竹岡 圭レポーターがチェックする。
ジャジャ馬な面もあるけどガンガン攻めるほど楽しめる
約2年ぶりの再登場となった3代目のZ4。パッと見て驚いたのは、ホイールベースの短さ。先代比マイナス25mmの2470mm。全長+85mm、全幅+75mm、全高+15mmに対しての短さなので、最近あまり見かけないディメンションゆえに、逆に目を惹きます。
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と同時に、乗りこなすにはかなり腕が必要そうな感じを受けますが、そこは最新モデル、サポート体制はバッチリ。電子デバイスが介入しすぎずサポートするといった感じで、的確なんですよね。
もちろんその領域に至るまでも、重心を下げるためにソフトトップを採用して、基本性能の高さはしっかり作りこまれていますから、ちょっと乗っただけでも、限界領域はかなり高いところにあるのが伝わってきました。
ハンドリングは確かにクイックではあるけれど、神経質さはあまりないのでピーキーすぎて疲れる!ということはなく、シチュエーションに合わせたドライビングが楽しめるといった雰囲気。
本気になったらかなりのジャジャ馬な感じが、そこはかとなく伝わってはきますけどね(笑)。
今回試乗したのは、ハイパフォーマンスモデルのM40i。340psを発生する直列6気筒3Lのツインパワーターボエンジン搭載モデルなので、それなりに走りたくなるわけですが、普通に走っている分には限界なんてまったく見えない感じ。
あえて初期制動は緩めに設定し、ドライバーの踏力でコントロールできるようにしてあるブレーキフィールも、個人的にはもう少し強めに効いてくれてもいいかな?と思うレベルでスポーティでした。
また、リアデフのロック率を電子制御して、旋回性能とトラクション性能を高めるMスポーツデファレンシャルのおかげで、気持ち良く曲がりながらコーナーで踏んでいけるので、本格的なスポーツドライビングが堪能できること請け合いでしょう。
電子制御式のアダプティブMサスペンションもしなやかなので、街乗りレベルでも乗り心地は満足。500Nmのトルク感を知ってしまうと、転がすだけでもラクさが違うんですよね。
ただ、これらがオプション設定となる、今回試乗できなかった直列4気筒2Lツインパワーターボモデルも、アタマが軽いぶん軽快に走るのではないかと想像できるわけで、日常+スポーツ走行なら価格的にも20iモデルで十分だろうと思われます。
ルーフの開閉も50km/h以下なら走行中でも10秒で可能だし、ソフトトップのためトランクルームの容量にも影響せず281Lを確保して、しかも長尺物用のトランクスルーゲート付きだから、二人での旅行なら問題なく出かけられますからね。(文:竹岡 圭、写真:井上雅行)
Z4 M40i 主要諸元
●全長×全幅×全高:4335×1865×1305mm
●ホイールベース:2470mm
●重量:1570kg
●エンジン型式・種類:B580B30C型・直6 DOHCターボ
●排気量:2997cc
●最高出力:250kW<340ps>/5000rpm
●最大トルク:500Nm<51.0kgm>/1600-4500rpm
●WLTCモード燃費:12.2km/L
●トランスミッション:8速AT
●タイヤ:前255/35ZR19、後275/35ZR19
●税込み価格:835万円
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