現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 東京オートサロン2019のマツダ・ブースで見てほしいもの。マツダ3のエンジンルームを見てみよう!

ここから本文です

東京オートサロン2019のマツダ・ブースで見てほしいもの。マツダ3のエンジンルームを見てみよう!

掲載 更新
東京オートサロン2019のマツダ・ブースで見てほしいもの。マツダ3のエンジンルームを見てみよう!

いよいよ開幕する東京オートサロン2019。マツダのブールは、幕張メッセ西ホール1にある。MotorFan TECH編集部としては、ここでぜひ見てほしいものがある。それは……。カプセルエンジンになっているマツダ3のエンジンルームだ。

 今回のオートサロンのマツダの出展テーマは「Be a driver. ~マツダの新時代の始まり~」だ。
 もちろん、新型マツダ3(旧車名:アクセラ)から始まる新世代商品群のことを指しているわけだ。
 展示される車両は、次のようになっている。

パナソニック:EV向け「48V ePowertrain」新プラットフォームを開発

「Be a driver. ~マツダの新時代の始まり~
1)新型Mazda3セダン・ハッチバック(北米仕様ベース)各1台 [国内初公開]
 2)新型Mazda3 CUSTOM STYLE (北米仕様ベース) [国内初公開]
 3)マツダ CX-8 CUSTOM STYLE 2019
 4)マツダ CX-5 CUSTOM STYLE 2019
 5)マツダ ロードスター DROP-HEAD COUPE CONCEPT
 6)マツダ ロードスター GLOBAL MX-5 CUP仕様車 世界一決定戦参戦チーム車両2台(国内シリーズ戦仕様)

 やはり、ここでもっとも注目してほしいのは、新型Mazda3(セダン・ハッチバック)と新型Mazda3 CUSTOM STYLEだ。ともに国内初公開である。


 Mazda3に関しては、たくさんの情報が出ているから、ここはゆっくりそのエクステリア/インテリアを検分してほしい。

 その次にしてほしいのが、(おそらく展示されるであろう)SKYACTIV-Xエンジンのカットモデルを眺めること。24Vマイルドハイブリッドシステムと言われているシステムのことも、説明員にぜひ詳しく聞いていただきたい(もちろん、MF.jpの取材陣もじっくり取材して速報します)。


 その次は……

 展示してあるMazda3のボンネットを開けてもらって、エンジンルームを見てほしいのだ。


 2017年に美祢テストコースで見せてもらった試作車のエンジンルームは、いわゆる「カプセルエンジン」になっていた。新型Mazda3も当然、カプセルエンジンになっている。残念ながらロサンゼルスモーターショーの会場で撮影できなかったのだが、マツダ関係者から「そうなっています」とのコメントをもらっている。

 ご存知のとおり、エンジンで最も効率が低いのは、コールドスタート。つまりエンジンが冷え切った状態で始動し、エンジンが適温に暖まるまでの時間である。燃料は、実際の走行ではなくエンジン本機、補機、触媒装置、トランスミッションなどを暖めるために使われるため、燃費悪化につながる。チョイ乗りの燃費が悪いのは、このせいだ。

 マツダのSKYACTIV-X(スカイアクティブX)は、エンジンのカプセル化によって、完全な「コールドスタート」を出来るだけ減らして燃費を稼ごうという考えだ。エンジンをカプセルの中に入れて、エンジンを切ったあとも、暖かい状態に保温して、次のドライブの機会に備えようという考えだ。たとえば、郊外のショッピングモールまで買い物にクルマに乗っていき、そこで数時間過ごして、またクルマに乗って帰る、というようなシチュエーションだ。カプセル化したエンジンなら、ほとんどエンジンは冷めずに、再始動の際はエンジンは温かいのでコールドスタートにはならない。これは実用燃費に効く。

 エンジンをすっぽり覆うのが「エンジン・カプセル」のキモなのだが、上下でいえば、上の方が重要度が高そうだ。上部をしっかり断熱することで、いわば、エンジンを切ったあと、「保温」をするわけだ。


 プロトタイプのエンジンカバーは、ご覧の通り手作り感溢れるものだったが、オートサロンで展示される車両のエンジンカバーは、ノリにのっているマツダ・デザイン部の手が入ったものになっているはず。カプセルエンジンを実現し、なおかつ美しいエンジンルームに仕上がっているはずだ。

 オートサロンの会場では、ぜひ、「ボンネット、開けてエンジン、見せてください!」と言ってみてほしい。


【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

アキュラIMSA車両ドライブしたフェルスタッペン、デイトナ24時間は出ないの?「出るには十分な準備をしたいけど、今は不可能だ」
アキュラIMSA車両ドライブしたフェルスタッペン、デイトナ24時間は出ないの?「出るには十分な準備をしたいけど、今は不可能だ」
motorsport.com 日本版
約183万円! 三菱「新型“5ドア”軽SUV」発表に反響多数! 「走りがいい」「好き」の声!半丸目もカッコイイ「ミニ」が話題に
約183万円! 三菱「新型“5ドア”軽SUV」発表に反響多数! 「走りがいい」「好き」の声!半丸目もカッコイイ「ミニ」が話題に
くるまのニュース
2025年は赤・黄・黒の3色 スズキ「V-STROM 250SX」2025年モデル発売
2025年は赤・黄・黒の3色 スズキ「V-STROM 250SX」2025年モデル発売
バイクのニュース
新車99万円! ダイハツ「“最安”ワゴン」どんな人が買う? イチバン安い「国産乗用車」は装備が十分! 超お手頃な「ミライース」支持するユーザー層とは
新車99万円! ダイハツ「“最安”ワゴン」どんな人が買う? イチバン安い「国産乗用車」は装備が十分! 超お手頃な「ミライース」支持するユーザー層とは
くるまのニュース
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
レスポンス
KTM1390スーパーデュークGT発表!カテゴリーで最も過激なスポーツツアラーを標榜するGTが1390系エンジンでバージョンアップ
KTM1390スーパーデュークGT発表!カテゴリーで最も過激なスポーツツアラーを標榜するGTが1390系エンジンでバージョンアップ
モーサイ
新しい2.2Lディーゼルエンジンと8速ATを搭載したいすゞ「D-MAX」および「MU-X」がタイでデビュー
新しい2.2Lディーゼルエンジンと8速ATを搭載したいすゞ「D-MAX」および「MU-X」がタイでデビュー
カー・アンド・ドライバー
新型「メルセデスCLA」のプロトタイプに試乗!次世代のメルセデス製電気自動車の実力やいかに?
新型「メルセデスCLA」のプロトタイプに試乗!次世代のメルセデス製電気自動車の実力やいかに?
AutoBild Japan
紀伊半島の「最南端」に大変化!? 無料の高速「串本太地道路」工事進行中! 関西エリアの交通を一変する「巨大ネットワーク計画」とは
紀伊半島の「最南端」に大変化!? 無料の高速「串本太地道路」工事進行中! 関西エリアの交通を一変する「巨大ネットワーク計画」とは
くるまのニュース
ホンダ、栃木県とスポーツ振興協定を締結…ラグビーとソフトボールで地域活性化へ
ホンダ、栃木県とスポーツ振興協定を締結…ラグビーとソフトボールで地域活性化へ
レスポンス
軍用車マニアはたまらない!? 大戦中の1942年に製造された“フォード製ジープ”をオークションで発見 フォード「GPW」ってどんなクルマ?
軍用車マニアはたまらない!? 大戦中の1942年に製造された“フォード製ジープ”をオークションで発見 フォード「GPW」ってどんなクルマ?
VAGUE
ズボラ派にもバス&タクシーにもうってつけ! 洗車後の拭き取りをサボれる純水洗車にメリットしかなかった
ズボラ派にもバス&タクシーにもうってつけ! 洗車後の拭き取りをサボれる純水洗車にメリットしかなかった
WEB CARTOP
スズキが新型「ソリオ」1月発表!? “迫力顔&先進機能”採用!? 既に予約した人も!? 何が変わった? 販売店に寄せられた声とは
スズキが新型「ソリオ」1月発表!? “迫力顔&先進機能”採用!? 既に予約した人も!? 何が変わった? 販売店に寄せられた声とは
くるまのニュース
カワサキ「Z2」エンジン お気楽過ぎる「丸塗り」では後々後悔 可能な限り緻密なマスキングを目指す!! ~日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承~Vol.23
カワサキ「Z2」エンジン お気楽過ぎる「丸塗り」では後々後悔 可能な限り緻密なマスキングを目指す!! ~日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承~Vol.23
バイクのニュース
[DSP大全]「位相」を合わせられれば、“一体感のあるサウンド”を獲得可能!
[DSP大全]「位相」を合わせられれば、“一体感のあるサウンド”を獲得可能!
レスポンス
ノリス、ラスベガス初日は上位タイムも低グリップに手を焼く「市販車の方が速い気がする……」燃料多載での走行にはまだ課題も?
ノリス、ラスベガス初日は上位タイムも低グリップに手を焼く「市販車の方が速い気がする……」燃料多載での走行にはまだ課題も?
motorsport.com 日本版
アドベンチャーツアラー「V-STROM 250SX」が色変更!新設定「ソノマレッドメタリック」の鮮やかな赤が眩しい!   
アドベンチャーツアラー「V-STROM 250SX」が色変更!新設定「ソノマレッドメタリック」の鮮やかな赤が眩しい!   
モーサイ
初代日産リーフは「普通に乗れる」電気自動車だった【10年ひと昔の新車】
初代日産リーフは「普通に乗れる」電気自動車だった【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村