現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > マツダ「新型2ドアスポーツカー」実車展示! 「次期型RX-7」思わせるリトラライト&ロータリーモデルが来札! 市販化の可能性も高まった?

ここから本文です

マツダ「新型2ドアスポーツカー」実車展示! 「次期型RX-7」思わせるリトラライト&ロータリーモデルが来札! 市販化の可能性も高まった?

掲載 3
マツダ「新型2ドアスポーツカー」実車展示! 「次期型RX-7」思わせるリトラライト&ロータリーモデルが来札! 市販化の可能性も高まった?

■市販化示唆後、初の公開となった「アイコニックSP」

 マツダは2024年1月19日から3日間、札幌ドーム(札幌市豊平区)で開催の「札幌モビリティショー2024」において、ブース出展を実施しました。
 
 同ブースでは、改良後の「ロードスターRF」に加え、「MAZDA ICONIC SP(アイコニックSP)」も実車展示されました。

【画像】超カッコイイ! これが「新型2ドアスポーツカー」の内装です! 画像で見る(48枚)

 アイコニックSPは、2ドアクーペボディを持つスポーツカーのコンセプトモデルです。2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023」で世界初公開されました。

 マツダによれば、アイコニックSPは「企業理念である『前向きに今日を生きる人の輪を広げる』を具現化し、人々の中にある『クルマが好き』という気持ちに応えた未来の提案」だとしています。

 エクステリアは、ロータリーエンジンのコンパクトさを活かした低いノーズや、マツダが販売した往年のスポーツカーの意匠を取り入れた点が特徴です。

 フロントフェイスはマツダ車共通の最新デザイン「魂動デザイン」を採用しつつも、スポーツカー「RX-7」や初代「ロードスター」(ユーノスロードスター・NA型)などのようなリトラクタブル式を装備。

 ボディサイドはグラマラスなラインやドア周辺部の処理が、3代目RX-7(FD3S型)を想起させます。テールランプも丸目4灯デザインとなるなど、クラシカルな雰囲気も感じさせます。

 最大の特徴はパワートレインで、マツダ独自のロータリーエンジン技術を用いたプラグインハイブリッドシステム「2ローターRotary-EVシステム」を搭載。最大出力370馬力を誇ります。

 大容量のバッテリーを搭載しつつも、車両重量を1450kgに抑え、前後重量配分も理想とされる50:50に近づけることで、高い走行性能を実現しています。

 ボディサイズは全長4180mm×全幅1850mm×全高1150mm、ホイールベース2590mmとコンパクトなサイズです。

 インテリアはテーマカラーに藍染を採用することで、日本的な美意識も用いられました。素材には植物由来のファブリックも用い、持続可能性にも配慮されています。

 直線基調のインパネや大きく張り出したメーターフード、3本スポークのステアリングなどがスポーティさを感じさせるとともに、インパネやドアトリムはスエード調の素材を使用して上質感も演出しています。

 ジャパンモビリティショー2023での初公開時、名車の面影を残すデザインやロータリーエンジン搭載という点で、多くのスポーツカーファンからの注目を浴び、一部では「RX-7の再来」「ロータリースポーツカーの復活」などと大きな話題になりました。

 その後、名古屋、大阪、福岡と各地のモビリティショーにおいても登場するなど存在感を高め、続報が期待されていました。

 そして、2024年1月開催のカスタムカーショー「東京オートサロン2024」において、マツダの代表取締役社長兼CEOの毛籠 勝弘氏は記者発表の場で、アイコニックSPの大きな反響を受けて、ロータリーエンジン開発グループを2月1日に発足させると発表しました。

 さらに、改めてアイコニックSPのスペックも公開するなど、前向きな姿勢を示しており、まずはエンジンの開発を進めていくなど段階的な取り組みが明らかになりました。

 こうした発表があったなかで、モビリティショー地方開催の最終回を迎える札幌での展示ということもあり、今後がますます注目されます。

こんな記事も読まれています

三菱「トライトン」が“移動するDJブース”に!全国のダンスイベントを盛り上げる
三菱「トライトン」が“移動するDJブース”に!全国のダンスイベントを盛り上げる
グーネット
333馬力を放つ『ゴルフR』『Rヴァリアント』が世界初公開。進化を続けるフォルクスワーゲン最強モデル
333馬力を放つ『ゴルフR』『Rヴァリアント』が世界初公開。進化を続けるフォルクスワーゲン最強モデル
AUTOSPORT web
大変失礼だけど[イタフラ車]だけで大丈夫なの!? しかも土地代バカ高い世田谷だよ!? 老舗ラテン系専門中古車店のビジネスの実態が衝撃
大変失礼だけど[イタフラ車]だけで大丈夫なの!? しかも土地代バカ高い世田谷だよ!? 老舗ラテン系専門中古車店のビジネスの実態が衝撃
ベストカーWeb
アロンソの“個人的な要望”から生まれたV12+6MTの限定車『ヴァリアント』がグッドウッド出走へ
アロンソの“個人的な要望”から生まれたV12+6MTの限定車『ヴァリアント』がグッドウッド出走へ
AUTOSPORT web
「失敗作の汚名挽回!!」大胆イメチェンで一発逆転!! 大成功したクルマたち
「失敗作の汚名挽回!!」大胆イメチェンで一発逆転!! 大成功したクルマたち
ベストカーWeb
ガソリンがリッター424円! 激高なアウトバーンのスタンドで給油せずに節約するためにとった方法とは?【みどり独乙通信】
ガソリンがリッター424円! 激高なアウトバーンのスタンドで給油せずに節約するためにとった方法とは?【みどり独乙通信】
Auto Messe Web
フォルクスワーゲンが新型車5モデルを同時に発表|Volkswagen
フォルクスワーゲンが新型車5モデルを同時に発表|Volkswagen
OPENERS
【635ps/750Nm】トップ・オブ・新時代ディフェンダーあらわる ランドローバーからディフェンダー・オクタ発表
【635ps/750Nm】トップ・オブ・新時代ディフェンダーあらわる ランドローバーからディフェンダー・オクタ発表
AUTOCAR JAPAN
非ハイブリッドの「欧州最速」仕様 ポルシェ・カイエン GTSへ試乗 コレぞ運転を楽しめる大型SUV!
非ハイブリッドの「欧州最速」仕様 ポルシェ・カイエン GTSへ試乗 コレぞ運転を楽しめる大型SUV!
AUTOCAR JAPAN
F1パワーユニット開発に取り組むアウディ、すでにレース距離のシミュレーションも実施。他カテゴリーでの経験が大きな資産に
F1パワーユニット開発に取り組むアウディ、すでにレース距離のシミュレーションも実施。他カテゴリーでの経験が大きな資産に
AUTOSPORT web
中国からの刺客 BYD新型EVスポーツセダン「SEAL(シール)」販売開始 
中国からの刺客 BYD新型EVスポーツセダン「SEAL(シール)」販売開始 
AUTOCAR JAPAN
フォルクスワーゲン、5つの新型車を同時発表『Tクロス』『ティグアン』『パサート』『ゴルフ/同ヴァリアント』が順次発売
フォルクスワーゲン、5つの新型車を同時発表『Tクロス』『ティグアン』『パサート』『ゴルフ/同ヴァリアント』が順次発売
AUTOSPORT web
BMW、現行『4シリーズ』のクーペとカブリオレを刷新。新デザインのLEDヘッドライトを採用
BMW、現行『4シリーズ』のクーペとカブリオレを刷新。新デザインのLEDヘッドライトを採用
AUTOSPORT web
プジョー陣営のハンセンが原点“レッド”に回帰。新たな市街地戦構想にBTCC王者も興味/WorldRX
プジョー陣営のハンセンが原点“レッド”に回帰。新たな市街地戦構想にBTCC王者も興味/WorldRX
AUTOSPORT web
約550万円! トヨタ新型「86」特別モデルに予約殺到!「戦艦」モチーフの“斬新デザイン”がカッコイイ! 予想を超えた「驚きの声」とは
約550万円! トヨタ新型「86」特別モデルに予約殺到!「戦艦」モチーフの“斬新デザイン”がカッコイイ! 予想を超えた「驚きの声」とは
くるまのニュース
欧州に「本腰」入れる中国メーカー 長城汽車(GWM)が本格上陸 「嗜好」の違い課題に
欧州に「本腰」入れる中国メーカー 長城汽車(GWM)が本格上陸 「嗜好」の違い課題に
AUTOCAR JAPAN
テスラやボルボにもマッチ! プレミアム輸入車の足元によく合う鍛造削り出しのシャープなデザインがカッコよすぎるウェッズ「FZ-6」とは
テスラやボルボにもマッチ! プレミアム輸入車の足元によく合う鍛造削り出しのシャープなデザインがカッコよすぎるウェッズ「FZ-6」とは
Auto Messe Web
【MC20がベース】 今季そのまま参戦のコンペティションモデル マセラティGT2にモデナで試乗
【MC20がベース】 今季そのまま参戦のコンペティションモデル マセラティGT2にモデナで試乗
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

3件
  • けなっしー
    同じ様な記事を何回も何回も見ました、そもそもこの車はコンセプトカーで動きませんよ、
    勿論ボンネットの中は何も入っていないです、なので市販化は100%無いです、
    市販化とか聞いて本気にする人も居ると思うけど、煽る様な事は止めてくいただきたい。
  • 通SUN
    MID4も結局発売されなかったなぁ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

294.8399.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

284.41520.0万円

中古車を検索
RX-7の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

294.8399.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

284.41520.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村