現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 牛車は消えたが人は横断しまくり! 何の予告もなくラフロードに! 3年ぶりのインドの高速道路はやっぱりカオスだった

ここから本文です

牛車は消えたが人は横断しまくり! 何の予告もなくラフロードに! 3年ぶりのインドの高速道路はやっぱりカオスだった

掲載 1
牛車は消えたが人は横断しまくり! 何の予告もなくラフロードに! 3年ぶりのインドの高速道路はやっぱりカオスだった

 この記事をまとめると

■オートエキスポ2023(デリーオートエキスポ)のために3年ぶりにインド・デリーを訪れた

発展途上国のインドでもバスやタクシーにBEVが台頭! 出遅れ感ハンパない日本の不安

■交通量は多くなったが、相変わらず高速道路を横断する人に遭遇した

■車線もあってないようなもので、3車線道路に5台が横並びするなどやりたい放題だ

 3年ぶりのデリーの道路はやはりネタの宝庫だった

 今回2023年1月13日から一般公開された「オートエキスポ2023(通称デリーオートエキスポ)」の取材のために、コロナ禍後初めて、約3年ぶりにインドの首都デリーを訪れた。

 ショー会場はデリーから1時間ほどクルマでかかるノイダという町の振興開発地域にある。ノイダにめぼしい宿泊先がないこともあり、デリー市内に宿泊してショー会場を往復する毎日を過ごした。

※画像はイメージ

 デリーから地下鉄などを乗り継いで会場に向かうこともできるのだが、クルマで向かう道中がまさにネタの宝庫なので、デリー市内に宿を構え、毎日ウーバー(ライドシェアサービス)車両で向かうことにした。ちなみにウーバーを呼んでやってくるのは、スズキ・デザイア(スイフトセダン)が圧倒的に多かった。

 デリー市内の混沌とした一般道路を抜けると、一応高速道路みたいな道路をひたすら進み会場をめざす。6年ほど前は交通量もそれほど多くなく、なぜか高速道路なのに牛車や自転車、オート三輪タクシー、トラクターなどさまざまなものが走っており、地元民が道路をよく横断していたのだが、さすがに牛車は見なくなった。しかし、今回もオート三輪が限界まで飛ばしていたし、交通量が多くなったのに高速道路を横断するひとたちで溢れていた。

※画像はイメージ

 そんな、のどかともいえる高速道路を走っていると、突如走っているクルマがスピードを緩めだした。しばらくすると、高速道路だというのに意味不明なダートコースのような未舗装部分が出現した。何か工事をしているという様子でもなく、ただ地面がデコボコしている不思議なものであった。

 いきなり未舗装路が登場するインドの高速道路

 ある場所では、日本でいうところの出入り口を新しく設置するための工事の一貫でもあったようなのだが、事前に「工事中」といった案内もなく、高速道路が突然ラフロードになっていた。街灯のようなものはあるものの、夜間に通っていたらこのような箇所を無事に通り抜けることができたかと考えると何やら怖くなった。

※画像はイメージ

 夕方に通りかかったときには渋滞がもっともヘビーだった時間帯なので、だいたい片道三車線分ぐらいあるところ(白線がほぼ完全に消えていた)を、5車ぐらいが横に並んで走っていた(いわゆる「インドあるある」で、ほかの道路ではさらに路肩、そして路肩横の荒れ地まで車線が広がっていった)。

※画像はイメージ

 すると突然道路がガタガタとなる前述したラフロード部分に差し掛かかるのだが、だいたい2車分の幅を3車が並んでその場を通り抜ける。これも「インドあるある」で、何事もないかのように車線減少を受け入れて通り抜けていた。

「トラップなくしてインドの道路ということなかれ」。まさに重要幹線道路すらこの始末なので、インドの道路をクルマで走っているとネタにつきないのである。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

[15秒でニュース]アウディ『TT』生産終了…名車がラインアップから退く
[15秒でニュース]アウディ『TT』生産終了…名車がラインアップから退く
レスポンス
まさかの急展開! タナクのクラッシュでヌービル戴冠確定。トヨタにビッグチャンス到来|WRCラリージャパンDAY4午前
まさかの急展開! タナクのクラッシュでヌービル戴冠確定。トヨタにビッグチャンス到来|WRCラリージャパンDAY4午前
motorsport.com 日本版
日産の「新型スポーティセダン」公開に反響多数!?「ほしい」「格好いいよね」 迫力エアロ採用の「ラティオ」後継車! VLでスポーツな「アルメーラ」比国に登場
日産の「新型スポーティセダン」公開に反響多数!?「ほしい」「格好いいよね」 迫力エアロ採用の「ラティオ」後継車! VLでスポーツな「アルメーラ」比国に登場
くるまのニュース
マナー違反?それとも法令違反? バイクでのすり抜けの法的扱いとは
マナー違反?それとも法令違反? バイクでのすり抜けの法的扱いとは
バイクのニュース
フォルクスワーゲン、2026年にEVモデル全面刷新へ エンジン車縮小と「ポロ」改良を明言
フォルクスワーゲン、2026年にEVモデル全面刷新へ エンジン車縮小と「ポロ」改良を明言
AUTOCAR JAPAN
『レンジローバー』がオーバーヒート、リコール
『レンジローバー』がオーバーヒート、リコール
レスポンス
衝撃50Gの大クラッシュも、コラピント決勝出場へ。再検査受け問題なし……マシンもなんとか修復
衝撃50Gの大クラッシュも、コラピント決勝出場へ。再検査受け問題なし……マシンもなんとか修復
motorsport.com 日本版
VW ティグアン 新型発表、米国はひと回り大きい『タイロン』ベースに…ロサンゼルスモーターショー2024
VW ティグアン 新型発表、米国はひと回り大きい『タイロン』ベースに…ロサンゼルスモーターショー2024
レスポンス
「首都高の“ETC”」利用率が98%!? それでも「料金所」に”係員“なぜ存在? 料金所スタッフの勤務実態とは
「首都高の“ETC”」利用率が98%!? それでも「料金所」に”係員“なぜ存在? 料金所スタッフの勤務実態とは
くるまのニュース
さらば50cc…手に入れるなら今!? 50cc人気3選、今はまだ買えるの?
さらば50cc…手に入れるなら今!? 50cc人気3選、今はまだ買えるの?
バイクのニュース
コメリ、オリジナルのヘッドライトコーティング剤発売 最長1年間黄ばみ・劣化から守る
コメリ、オリジナルのヘッドライトコーティング剤発売 最長1年間黄ばみ・劣化から守る
レスポンス
最後の非電動・非ターボの水平対向6気筒…ポルシェ『911 GT3 RS』をスクープ!
最後の非電動・非ターボの水平対向6気筒…ポルシェ『911 GT3 RS』をスクープ!
レスポンス
半世紀前の名車バイクの走行距離がなんと“60km”!? 極上のホンダ「CB500Four」をイタリアで発見 気になる価格とは
半世紀前の名車バイクの走行距離がなんと“60km”!? 極上のホンダ「CB500Four」をイタリアで発見 気になる価格とは
VAGUE
全長3.9m! ダイハツの「コンパクトSUV」は“一文字テール”が未来的! パワフルな「1200cc×ハイブリッド」やターボ搭載した「トレック」とは!
全長3.9m! ダイハツの「コンパクトSUV」は“一文字テール”が未来的! パワフルな「1200cc×ハイブリッド」やターボ搭載した「トレック」とは!
くるまのニュース
 専用品がない旧車や緊急時の味方!!「液体ガスケット」とは?【バイク用語辞典】
専用品がない旧車や緊急時の味方!!「液体ガスケット」とは?【バイク用語辞典】
バイクのニュース
「支払は今度で……」なんていまだ人情話もある日本の路線バスもシッカリ経営に! キャッシュレス化がもたらすメリットとは
「支払は今度で……」なんていまだ人情話もある日本の路線バスもシッカリ経営に! キャッシュレス化がもたらすメリットとは
WEB CARTOP
【KTM 990RC R発表】RC8シリーズ以来の大排気量スーパースポーツRC・公道へ再降臨!デビューは2025年春以降
【KTM 990RC R発表】RC8シリーズ以来の大排気量スーパースポーツRC・公道へ再降臨!デビューは2025年春以降
モーサイ
悔しい予選に終わったノリス。王者争いには悟りの境地「最初の6戦で決着していた」今は打倒フェラーリに集中
悔しい予選に終わったノリス。王者争いには悟りの境地「最初の6戦で決着していた」今は打倒フェラーリに集中
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

1件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村