シルフィ・ゼロ・エミッションとは? 画像10枚
日産自動車株式会社の中国における合弁会社、東風汽車有限公司(DFL)の乗用車部門である東風日産乗用車公司(東風日産)は、ニッサンブランドとして初めて中国市場に投入する電気自動車「シルフィ・ゼロ・エミッション」の生産を開始した。
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「シルフィ ゼロ・エミッション」は、中国市場で最も多く販売されている日産ブランドのセダンである「シルフィ」に、世界で最も多く販売されている電気自動車「日産リーフ」の最先端技術を織り込み開発された電気自動車だ。
「シルフィ・ゼロ・エミッション」を生産する東風日産花都工場で実施したオフラインセレモニーで、日産自動車CEOの西川廣人は、「中国市場での成長は、日産の中期計画、NISSAN M.O.V.E to 2022のなかでも、大変大きなミッション、目標です。中国は既に世界最大の市場ですが、規模だけでなく、EVやコネクテッドといった新技術の面でも、非常に早いペースで進化が始まり、特にEVの普及・拡大において、今後、世界をリードしていくとみています」とコメント。
「本日オフラインした “シルフィ・ゼロ・エミッション” は、その中国で初めてのニッサンブランドのEVとして、EV市場のメインプレーヤーとなり、中国市場で日産インテリジェントモビリティ戦略の牽引車となる、という大きな役割を担うことになります」と述べている。
EVを5車種投入へ 来年度までに
さらに、「今後2019年度までに、インフィニティやベヌーシア、東風ブランド含め、新型EV5車種の投入を予定しており、中国の様々なお客様へ、積極的に、魅力あるEVをご提供していきます」と付け加えた。
また、東風日産は、創業以来、累計生産台数1000万台もあわせて達成。日産の工場の中でも生産性が最も高い工場のひとつである東風日産の花都工場は、DFLの創立以降、15年間一貫して、重要な役割を担ってきた。本日、「シルフィ・ゼロ・エミッション」の生産を開始した花都工場は、東風日産の次の生産台数1000万台に向けても重要な役割を担い続け、今後も中国のカスタマーに高品質で魅力的なクルマを届けていくとしている。
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