4ドアスポーツカーという新カテゴリー開拓。最高出力は639psの超ド級
メルセデスAMGオリジナルモデルとしてSLS、GTに次ぐ第3弾となったGT・4ドアクーペは、メルセデス乗用車グループのプラットフォームを使う。具体的には、EクラスのAMGとの共通項が多い。「GTの顔を付けたEクラスの5ドアハッチバック」といわれても、否定する言葉が見つからない。
とはいえ、試乗すると走り味ははっきりと違う。GTのキャラクターを色濃く感じる。これはスポーツセダンではない。4ドアのスポーツカーという新しいカテゴリーを開拓したというほうが正しい。
「最新モデル試乗」メルセデスのフラッグシップSUVが刷新。高価でもお買い得と感じるスーパーな実力とは!?
試乗車は最高峰の63S・4マチック+。AMGパフォーマンスパッケージやAMGカーボンパッケージといった高額オプションを装着した贅沢な仕様だった。他に43や53といったISG付きグレードも用意されている。
GT63Sのボディサイズは全長×全幅×全高5050×1955×1445mm。E63S(同4995×1905×1460mm)と比べると、やや長く、ワイドで、少し低い。直接の競合車と思われるポルシェパナメーラとほぼ同等。不在となったCLSシューティングブレークのポジションを埋める、新たな実用スポーツカーをアピールするディメンションだ。
注目は4リッターV8ツインターボのパワースペックだ。E63S比で出力が27ps、トルクは50Nm増強され、639ps/900Nmを誇る。組み合わせるトランスミッションは9速のAMGスピードシフトMCT。
注目度抜群。走りをニュルブルクリンクで鍛えた本格派
それにしても街中でよく目立つ。GTライクなマスクとリア回り、なだらかな弧を描く特徴的なルーフライン、5m超級の大柄なサイズが、街行く人たちの視線を集める。立ち止まって見つめる人も少なからずいた。
街中でのライドフィールはGTばりに剛直である。鍛造21インチホイールや専用バケットシートを装備するだけあって固くフラット、毎日気軽に乗りたい優しさとは、ほど遠い。MCTは相変わらず発進時に特有のショックを感じた。
速度を上げていくにつれ、走り味は好転する。固さは薄まり、フラット感だけを強調する快適なGTへと変貌した。EクラスやCLSクラスのテイストを残しつつ、いっそう豪華に仕立てられたダッシュボードを視界の一部に収めながら、上質な時間が流れる。
もちろん,その気になってドライブモードをS+にセットし、強力なエンジンスペックを解放すれば、開発陣がGTの名を使った理由がわかる。ワイドトレッド&ロングホイールベースゆえ、車体の挙動が掴みやすく、滑りやすい路面を強引に駆け上っても、車体を絶妙にコントロールできる。ハンドリングは十分にスポーツカーといっていい。E63Sのマスク違いでないことは確か。さすがはニュルブルクリンク育ちである。
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