ええぇ!?? もう予約注文開始!??? 三菱新型デリカミニ180万～225万円で受付スタート!!

　2022年1月13日（金）、三菱自動車は本年5月発売予定の新型軽スーパーハイトワゴン（SUV風）「デリカミニ」の予約注文を、本日より受付開始すると発表した。また、本日より幕張メッセで開催される東京オートサロン2023にも実車が展示される。以下、概要をお届けします。

文／ベストカーWeb編集部、写真／池之平昌信

■「デリカ」ファミリーに新たな仲間が登場!!

　2023年1月13日（金）～15日（日）、幕張メッセ（千葉県）で開催される東京オートサロン2023にて、三菱自動車は両側スライドドアを持つSUV風軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」を出展。その初日にサプライズとして、全国の三菱販売店にて早くも予約注文を開始することも発表された。

メインカラーはグリーン（アッシュグリーンメタリック）とブラックマイカのツートン仕様(有料色)。6種類のツートン＋6種類の単色で、ボディカラーは12種類から選べる

　新型デリカミニのグレード構成は以下のとおり。

T Premium（2WD／4WD）（3気筒ターボ／NA）
T（2WD／4WD）（3気筒ターボ／NA）
G Premium（2WD／4WD）（3気筒ターボ／NA）
G（2WD／4WD）（3気筒ターボ／NA）

　グレードごとの詳細な価格は未公表だが、約180万～約225万円（消費税込）と価格帯は公開された。軽自動車の中ではややハイクラス（高額）だが、ライバルとなる（同じSUV風軽スーパーハイトワゴンである）スズキのスペーシアギアやダイハツのタントファンクロスなどと比べると、ほぼ互角。むしろここまで本格的に手を入れて、よく価格を抑えたなというイメージ。

「SUVらしい武骨なデザイン」と「軽自動車らしいキュートさ」の両立を目指したデリカミニ。マジで成功しているのでぜひ実車を見てみてほしい

　デリカミニの最大の特徴は、やはり個性的なデザイン。「デイリーアドベンチャー」をデザインテーマとした内外装を持ち、新解釈された「ダイナミックシールド」は往年のクロカン風グリルガードを思わせるフロントマスクを持つ。

　リアシートは320mmとクラス最大のスライド量を誇り、現在日本で一番売れているカテゴリー「軽スーパーハイトワゴン」の中でも際立った個性を誇る。ちなみに両側スライドドアの開口幅は、これまたクラストップレベルの650mm。普段使いのお買い物やお子さんの送り迎えにも最適で、キックセンサーで開閉できるため乗降性もばっちり。

後席を倒すと思いのほかフラットな荷室が現れる。簡単に汚れをふき取ることができる素材のラゲッジボードと後席シートバックを採用しているのも、アウトドア派には嬉しい装備

　4WD車には大径タイヤ（165/60R15）を装着しており、リアサスは専用チューニング。リフトアップされており、近頃流行りの「SUV風」に留まらず、「デリカ」ファミリーの一員として新たに加わるだけあって、きっちり悪路走破性にも気を配っている。

　三菱自慢の先進運転支援機能「マイパイロット」と「三菱 e-Assist」も設定されており、安心安全も抜かりなし。

東京オートサロンではデリカと並んで「スノーサバイバー仕様」が展示される。比べてみると、デリカファミリーの一員だと実感できます

　東京オートサロンには純正パーツや、リアラダー、ルーフラックなどさらにアウトドア感を増すアイテムを装着した仕様のデリカミニも参考出品されているので、ぜひ実物を一目見てほしい。実車に乗り込むこともできるので、ガチで狙っている人、お薦めです。

　なお発売は上述のとおり今年5月を予定。発売日前日までに注文すると、（１）コールマン×DELICA MINIコラボLEDランタン、（２）サイドアンダーデカール（ディーラーオプション）、（３）選べるディーラーオプション５万円分（消費税込）のいずれかをプレゼントしてくれるそう。ううーーーん、売れそう。

Comments

三菱らしいデザイン！
価格は高いですが、売れそうですね。

デリカの名を付けるだけのアウトドア性能に、軽に欲しい機能も全て付いていて普段使いもオッケーとくれば、売れないわけがない。
事前情報の段階では、三菱ならパジェロミニだろと思ってたし、デリカらしさをもっと追求すべきとも思ってたけど、軽というジャンルを考えたときにこれはこれで素晴らしい出来に仕上がったと思う。