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海外でもバイクに乗りたい!「国際運転免許証」は即日でも発行可能?

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海外でもバイクに乗りたい!「国際運転免許証」は即日でも発行可能?

国際運転免許証、発行するのにかかる日数は?どこで、どうやって申請するの?

 海外でツーリングを楽しむ場合、日本で使用している運転免許証だけではバイクを運転することができません。

日本は16歳から取得できるけど…海外だとバイク免許は何歳から取得可能?

 運転免許証以外にもう一つ必要なのが、「国際運転免許証」と呼ばれるもの。いざ海外へ出発する際に、直前で慌てないために事前に手続き場所や方法、発行までにかかる日数など把握しておくと安心です。

 国際運転免許証は、最寄りの運転免許センターまたは警察署で発行することができます。申請に必要なのは申請者本人の運転免許証、申請用の証明写真、パスポート、申請書類など。

 パスポートの原本が必要であったり、パスポート全ページのコピーが必要であったりと都道府県によって必要書類が異なる場合もあるので、申請に行く前に確お住いの都道府県のHPを確認するようにしましょう。

 申請書類は運転免許センターや警察署に置いてあり、申請方法はクルマの国際運転免許証と同様。そして有効期限は発行日から1年間で、期間内に日本の運転免許証が失効した場合は国際運転免許証も失効するので注意してください。

 その他注意する点としては、大型特殊や小型特殊、原動機付き自転車のみの免許の場合は国際免許を発行する事はできません。また、免許停止処分中であったり失効予定の場合も発行されないので注意してください。

 では、国際運転免許証は即日発行することも可能なのでしょうか。

 結論から言うと、必要書類がそろっていれば、運転免許センターで手続きをする事で、即日発行可能です。土日祝日でも対応しているところが多いようですが、土日祝日は完全予約制度を設けている場合があるので確認してから足を運ぶようにしましょう。

 なお警察署で申請した場合は2週間ほどかかるので、急ぎの場合は運転免許センターで手続きするようにしましょう。またどちらの場所で申請する場合でも、2350円の交付手数料がかかるので覚えておいてください。

 ちなみに国際運転免許証を取得して海外へ行くと、普通二輪免許で大型二輪も運転できるようになります。日本では排気量によって区別されていますが、海外では重量によって運転できる車両が変わる国が多いため、普通二輪免許でも大型二輪が運転できるようになるという訳です。

 また、国際運転免許証にはAT限定免許の区分の記載がないので、AT限定免許であってもマニュアル車に乗る事が可能。しかし国や地域によってはAT限定区分を設けているところもあるので、マニュアル車に乗れたとしても日本の免許に従って運転する車種を選択しておく方が無難です。

海外でバイクを運転するには、国際運転免許証以外にも方法はある

 国際運転免許証を申請する以外にも、海外で運転をする方法はあります。それは、日本の運転免許証を行き先の国のものに切り替える方法。

 国際運転免許は有効期限が一年なので、一年以上使用する予定がある場合は有効期間内にもう一度国際運転免許証を申請するか、海外の免許に切り替える手続きが必要となります。

 切り替え手続きに必要な条件や手続き方法は、国によって異なる為、各国の大使館へ相談してください。

 なお国際運転免許証を持っていても、使用できる国が限られていることは忘れてはいけません。

 運転できるようになる国は「ジュネーブ条約締約国」のみとなっており、中にはジュネーブ条約締約国であっても国際運転免許証では運転できない国もあります。

 ちなみに、ジュネーブ条約締約国でなくても運転できる国もあるほか、国際運転免許証を発行しなくても日本の免許証で運転できる国もあるなど、国によって基準は様々。

 運転できる国については警視庁のホームページなどに掲載されていますが、国際運転免許証を申請する前に、渡航先が国際運転免許証を使用できる国かどうかを必ず確認するようにしましょう。

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みんなのコメント

2件
  • s_l********
    国・地域によっては国際運転免許証では通用しない例があるので注意が必要。
    台湾は条約未加盟なので免許証の翻訳を持参することになっている。翻訳できるところは普通にネット検索で出てくるよ。
    ハワイは過去の経験から、国際免許の二輪カテゴリ表示だけでは不可で、400cc超(ほとんどそうなるんだけど)の車両をレンタルするときには日本の免許証で大型二輪の表示がないとレンタル拒否になることが基本という話がある。
    海外旅行の渡航先でバイク、という人は、事前に念入りな調査を忘れずに。
  • dar********
    昭和時代に自動二輪中型限定の人が海外に行くと免許制度の違いから単なる自動二輪免許になってしまうので、日本国内では大型二輪に乗れない人が海外で乗るのが流行った。国際免許を出す時に窓口で「海外に行っても400cc以上の二輪には乗らないで下さい」と注意していたが守る人はいなかったという。あと、海外では免許の試験が日本に比べて非常に簡単で費用も安かったので海外で免許を取ってそれを日本に持ち帰り国際免許の扱いで乗る人が多くて、警察が法律を変えて事実上国際免許が使えないようにしてしまった。
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