i3の販売は「世界的に成功」
text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)
【画像】駆け抜ける喜びと環境性能の両立【BMWの電動モデル3選】 全120枚
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
BMW i3の英国仕様が改定され、政府のEV助成金を除いて3万9690ポンド(585万円)からとなった。3665ポンド(54万円)の値上がりである。
欧州での発売から8年を迎えるi3は、少なくとも2024年まで生産されることになっている。モデルライフにおけるデザインの変更は最小限だが、2017年にパフォーマンス重視のi3sが追加され、1年後にはレンジエクステンダーのオプションが廃止された。
i3sは標準モデルよりも出力が13ps、トルクが2kg-mアップしたほか、サスペンションの改良によりダイナミクスを向上させ、4万2220ポンド(622万円)からとなっている。新型フォルクスワーゲンID.4の最上位モデルよりもわずかに高い。
価格上昇の正確な理由は明らかにされていないが、広報担当者はAUTOCARに対し、供給の制限やモデルライフに変更があったわけではないと述べた。
「英国でのi3の生産計画や供給計画に変更はありませんでした。BMW i3の生産は、一般的なモデルのライフサイクルをはるかに超えて、少なくとも2024年までの生産が確定しています。これは、2013年の発売以来、世界的な販売の成功が続いていることによるものです」
昨年まで、i3はBMWの電動モデル第一陣として、ハイブリッド・スポーツカーのi8と並んで販売されていた。
i8の販売が終了したことで、i3は、中型電動SUVのiX3とともに販売されることになった。iX3の価格は限定プレミア・エディションで5万8850ポンド(867万円)からだが、より安価なモデルも用意されている。
i3は生産期間が2024年まで確保されているが、今後BMWのラインナップの中でのポジションは特別なものではなっていくだろう。BMWは、2025年までに9車種の新しいEVを発売する計画を立て、電動モデルのラインナップを急速に拡大させている。
4シリーズ、5シリーズ、7シリーズ、X1など、ブランドの中核となる内燃機関搭載モデルのほとんどが、今後数年のうちに完全電動化される予定だ。また、3シリーズ・セダンのEV仕様も計画されており、「i3」という名称を採用する可能性があった。しかし、同モデルの発売時には現行のi3がまだ販売されているため、この可能性は極めて低くなっている。
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