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三菱「新型デリカD:5」発表! 6年ぶり復活の「シャモニー」設定! タフ感高めの“迷彩仕様”も用意で455万円から

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三菱「新型デリカD:5」発表! 6年ぶり復活の「シャモニー」設定! タフ感高めの“迷彩仕様”も用意で455万円から

■三菱「デリカD:5」にシャモニー復活

 2023年11月24日、三菱は、SUVミニバンの「デリカD:5」に、特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)」を設定するとともに一部改良を施し、同日に発売しました。
 
 シャモニーは、これまでのデリカシリーズにも設定されてきた特別仕様車ですが、2017年を最後に設定されていませんでした。今回の設定により、約6年ぶりの復活となります。

【画像】超カッコいい! 雪仕様な新型「デリカD:5 シャモニー」を画像で見る(18枚)

 デリカシリーズは、1968年に登場した「デリカ トラック」や1969年登場の「デリカ バン」(商用バン)、「デリカ コーチ」(乗用ワゴン)から始まり、現在のデリカD:5まで続く、長い歴史を持つブランドです。

 現行モデルのデリカD:5は、2007年に登場。名称につけられた“5”は5代目を意味すると登場当時、説明されていました。2019年には大幅なデザイン変更をともなうビッグマイナーチェンジを受けてイメージを一新、現在の姿となっています。

 ボディサイズは、全長4800mm×全幅1795mm×全高1875mm、最低地上高は185mm。スライドドアを備えるミニバンとしてはかなり高めに設定され、日本市場では“SUVミニバン”と言う唯一無二の立ち位置をキープしています。

 エクステリアは、メッキ輝くダイナミックシールドと、シャープなデイランプが特徴的なタフかつ先進的なデザイン。インテリアは、高級感が高められた上質な仕上がりで、乗員全員が快適に過ごせる室内空間を備えます。

 パワートレインは、登場当初設定されていたガソリンエンジンモデルが廃され、現在は最高出力145馬力・最大トルク380Nmを発揮する2.3リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンのみ。これに組み合わされるトランスミッションは8速ATです。

 今回の一部改良では、後退時の安全性を高めるため、マルチアラウンドモニターと自動防眩ルームミラー(マルチアラウンドモニター付)を全車標準装備。さらに、「P」グレードにアルミペダルを標準装備しました。

 また、一部改良とともに、特別仕様車シャモニーを追加しました。

 シャモニーは、これまで度々デリカシリーズに設定されてきた冬季向け特別仕様車ですが、今回のシャモニーは2023年の東京オートサロンや大阪オートメッセで展示したコンセプトカー「SNOW SURVIVOR」をイメージしたといいます。

 最上級のPグレードをベースに専用の内外装デザインを施し、アウトドアアクティビティをより快適に楽しめる特別仕様車に仕上げています。

 エクステリアはフロントグリル、ポジションランプガーニッシュ、フォグランプベゼル、ドアミラーカバー、アウタードアハンドルをブラックマイカで統一、前後のスキッドプレートはチタニウムグレーメタリックとし、精悍なスタイリングとしています。

 また18インチアルミホイールをブラック塗装とするなど足元を引き締め力強い印象を高めています。

 テールゲートに配した「CHAMONIX」の専用デカールには雪山に生える針葉樹をイメージした専用色のグリーンを採用、フロントフェンダーにはカモフラージュ柄をベースにグリーンの車名ロゴを載せたデカールを配し、アウトドアシーンに映えるデザインになっています。

 ボディカラーは「ホワイトダイヤモンド×ブラックマイカ」と「ブラックダイヤモンド×ブラックマイカ」の専用色2色に加え、「グラファイトグレーメタリック×ブラックマイカ」の3色展開です。

 インテリアでは、アウトドアでの使い勝手が考慮された専用コンビネーション生地を採用した専用シートを装備。

 雪や水滴のついたウェアのままでも気軽に乗り込めるように撥水機能を付加したスエード調素材と合成皮革を採用したほか、心地よい手触り、滑りにくい立体的なボーダーキルティング形状にシルバーステッチを施すなど、機能性だけでなくデザイン性にもこだわったとしています。

 インストルメントパネルやドアトリムにはシートと同様にシルバーステッチをあしらい、統一感のあるインテリアデザインに。このほか、ルーフビームガーニッシュの天井照明を専用のホワイトとし、オーナメントパネルとアクセントパネルには木目調バール杢を採用するなど、インテリアの質感を向上させています。

 一部改良が施された新たなデリカD:5の価格は415万6900から462万2200円(消費税込)。シャモニーの価格は455万7300円から465万6300円(消費税込)です。

 なお、専用色のグリーンを採用したドアミラーカバーやエンジンフードエンブレムなどに加え、カモフラージュ柄のボディサイドデカールなど、「SNOW SURVIVOR」を想起させる専用アクセサリーを組み合わせた「CHAMONIXコンプリートパッケージ」もオプション設定。価格は26万370円(消費税込)です。

※ ※ ※ 

 なお、デリカD:5 シャモニーの発表とともに、軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」にもディーラーオプションとして「CHAMONIXパッケージ」が設定されました。

 こちらもデリカD:5と同様に、コンセプトカー「SNOW SURVIVOR」をイメージしたディーラーオプションのパッケージです。価格は17万9190円(消費税込)。発売は2024年2月8日を予定しています。

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みんなのコメント

17件
  • hem********
    全幅1,800㎜未満は貴重
  • ope********
    全幅を1800mm以内に収めたことは賞賛に値する。
    モデルチェンジの度にどんどんサイズをデカくして車格を上げるフリをしてとんでもない値上げを繰り返すメーカーが多い中、マンションの立体駐車場組にとっては車幅は死活問題。
    ここをちゃんと理解してるのはスバルと三菱だけ。
    トヨタはクラウンもフルモデルチェンジで1800mmの壁を超え、レクサスのNXもついに1850mmを超えてしまった。その時点で購入対象からサヨナラです。道路の幅は変わらないのに何でデカくするかな?値上げ対策だけだろ?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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