F1イギリスGPの予選を15番手で終えていたバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)だが、後に失格という裁定が下った。
ボッタスは予選Q1終盤、コース上でストップ。無線では“ノーパワー”を訴えていた。ただQ1突破に十分なタイムをマークしていたため、Q2に進出。Q2を走ることは叶わなかったものの、15番手で予選を終えた。
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しかしセッション終了後、ボッタスのマシンにはサンプル採取のために必要な1リットルの燃料が不足していることが発覚。これはレギュレーション違反であり、予選失格となった。なお昨年のオーストラリアGPでも、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンが同様の違反で失格となっている。
今回ボッタスのケースでは、コース上にストップして予選を終えているが、FIAはボッタスがピットに戻るために必要だった燃料の量も計算し、その上で1リットル以上残せていたかどうかを判断する。FIAテクニカルデレゲートのジョー・バウアーは次のように記した。
「予選後に77号車(ボッタス車)をチェックしたところ、0.090リットルの燃料サンプルを採取することは可能だった。自走でガレージにマシンを戻し、なおかつ1リットルのサンプルを提出するのに必要な燃料量は2.39リットルと計算されたため、この件はスチュワードに委ねる」
そしてスチュワードは、ボッタス車から十分な燃料サンプルが提供できなかったことについて、罰則を緩和すべき状況はなかったと判断。これによりボッタスは予選結果から除外されることとなったのだ。
決勝レースを最後尾からスタートすることになるボッタス。予選で起きた問題についてmotorsport.comに尋ねられると、なぜマシンが止まってしまったのか分からないと語った。
「(原因を)見つける必要がある。エンジンが止まってしまう原因には色々あるから、まだ分からない。残念だけど、僕にできることはあまりない」
「Q2の最終タイムを見られていないので、カットオフ(Q3進出のボーダーライン)からどのくらい差があったのかは分からないけど、少なくとも今回はQ2に進出できたし、非常に接戦だった」
「だから昨日(金曜日)よりは前進できたと思う。ペースに関しては明日になってみないとだね」
またボッタスは、最新のアップグレードパッケージが改善につながったと語った。
「間違いなくステップを踏んだと思うし、今日はセットアップの面でもなんとか力を引き出せたと思う。車高含めてあらゆるセットアップで異なるものが必要だった」
「今は確かに進歩を感じている。低速域でのパフォーマンスに影響を与えることなく、高速域での負荷が増えたような印象だ」
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