第一印象はエクストレイルの弟分。室内は広く、快適
NEWSポイント
1:エンジンで発電、モーターで走るeパワー
2:先進安全装備プロパイロット標準
日産が第3世代の新型ローグを米国市場で10月下旬に発売するとアナウンス
キックスの第一印象は「エクストレイルの弟分」といったイメージ。シャープな薄型LEDヘッドランプと立体的なVモーショングリルと相まって、「スポーティ」さと「先進性」、そして適度な「いい物感」が備わる。
ボディサイズは全長×全幅×全高4290×1760×1610mm。全長はトヨタ・ヤリスクロス(同4180×1765×1590mm)と、C-HR(同4385×1795×1550mm)の中間。取り回し性に優れた設定だ。
室内の特徴は、視界のよさと開放感。Aピラーはどちらかといえば太め。しかしフロントガラスのワイドな見開き角、低いウエストラインと突起の少ないインパネなど、各部の工夫が利いている。後席も広い。優れた居住性はエクステリアからは想像できないほど。身長170cmのパッセンジャーが座ると、足元、頭上ともこぶし1個以上の余裕が残る。シートの高さや角度設定も適切だ。ラゲッジスペースも実用的。Mサイズのスーツケースが4個積める。
パワートレーンは「エンジンで発電、モーターで走る」日産自慢のeパワー。発電用エンジン(直列3気筒1.2リッター)、モーター、インバーター、バッテリーなど基本システムはノートと共通。キックス用はノート比でエンジン出力が5%、バッテリー出力は14%アップしており、モーター最高出力は129ps(19%増)、最大トルクは260Nm(2%増)を発揮する。
パフォーマンス優秀。静粛性ハイレベル。完成度は高い
アクセルひと踏みで「スッと発進」、「スムーズな加速」を披露するレスポンスのよさは、ノートやセレナのeパワー車と同様。ただしキックスは、よりダイレクト&スポーティなノートeパワーNISMOに近い。走りは、1350kgの車重ながら「おっ、速い」と感じさせる。
高い静粛性も魅力。ノートはエンジンが始動すると騒音が一気に高まり、EV走行時とのギャップが興ざめだった。キックスは遮音材の追加とガラス厚の見直し、車速に応じたエンジン回転数の制御、発電タイミング(充電量重視→車速重視)の変更で、定常走行時はエンジンが始動しても気にならない。アクセルをグッと踏み込むと3気筒らしい軽めのエンジン音が聞こえてくるが、耳障りではない。
快適性は車重を活かした落ち着きある足の動きと、優れたショック吸収性、粗い路面でのザラザラした振動の少なさがポイント。SACHSダンパーを採用したエクストレイルAUTECHに近い動的質感を備える。
キックスの完成度は高い。激戦のコンパクトクロスオーバーSUV市場で「台風の目」になる可能性を備えている。
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みんなのコメント
このキックスは4WDの設定も無くキレイに舗装された道を走る車。
全くジャンルが違う。
本当に買ってる人居るの???